2010年01月29日
ドライブシャフトの鳴き修理 スズキワゴンR 整備日誌14
平成15年式 スズキワゴンR グレードFA K6Aエンジン 走行距離101.900km
画像はイメージです
おとといの続き(ABS警告灯点灯修理)がまとまっていないので別の記事を・・
与那原町のTさんの愛車スズキワゴンRです
『カーブ曲がるとき左の前輪あたりから音がする』ということで入庫しました
ロードテストしてみると
左に曲がるときも右に曲がるときも、左前の車輪の方から「カチャカチャ」という異音が
ドライブシャフトのジョイントの異音でしょう 間違いない
リフトアップして調べてみることに
ドライブシャフトを確認すると、ブーツは大丈ですね~破れてません
普通はブーツが破れて中のグリースが流出してジョイントが破損するはずだが
とパソコンでTさんの整備の過去歴を調べてみると
1年前の車検の時に、ドライブシャフトのアウターブーツ切れて交換してました
おそらくジョイントベアリングその時すでに痛んでて徐々に異音出てきたと思われます
そのことを説明して社外品のアウタージョイントへの交換見積もりを提案しましたが、Tさん、「予算が少ないのでもっと安く出来ないか?」とのこと
それでも、中古部品はというと、まだ高年式で在庫が少なく、タイミングよくあったとしても本土中古だったりして社外品の金額と変わらないか、もしくはそっちのほうが高くついたりします
もう一つの手段として、ジョイントベアリングの損傷が少なければ鳴き止め添加剤で止める方法(将来また再発する可能性が少しありますが・・・)を提案すると『それでいいよ』との事なので添加剤を注文し、作業を進めることに
これがドライブシャフトのアウタージョイント部分です
タイヤ側から見たところ
ナットを外してハブナックルからアウタージョイントを抜きます
ショックハンマーを使って引っ張って抜きます
外したアウタージョイントを内側から見るとこんな感じです(接写がピンボケになってしまう)
分解するとこうなります
異音が発生しているアウタージョイントはベアリングなどの部品が削れたり傷がついています
ピンボケで損傷がよくわからないですね
しっかり塗りこみ組み付けます
そしてシャフト(棒部分)のギヤに合わせて挿入し、リングを押さえてアウタージョイントの先端ナットを付けている箇所をハンマーで叩いてシャフトに取付けます(リングが開いてロックします)
仕上げに2つのブーツバンドをブーツバンドカッターで締め付け切断して元通りハブナット・ローターを着けて作業終了です
さてロードテストしてみると
異音は完全に消えてます 良かった 良かった
このまま何年も乗り切れるように祈りましょう
今回はアウタージョイントを外しましたが参考に、ドライブシャフト全体の写真です
内側のジョイント(インナージョイント)とシャフトとアウタージョイントで構成されています。
車種によってはアウタージョイントだけでは外せず、ドライブシャフトごとでしか外せない場合もありますがその場合は工賃がアップします
ちなみにアウターブーツの破損の交換は自社ではアウタージョイントを外して社外品のブーツに交換しています
割れブーツは部品が高いので4WD車のときに使っています
伸びるブーツは作業時間が短縮できるらしいですが、まだ使用したことが無いです
アウタージョイントの脱着に慣れると結構早くできるもので・・・
割れブーツ・純正ブーツ・伸びるブーツ・社外ブーツの違いはどうなんでしょうか?
素材の違いで持ちがぜんぜん変わるよというならそれに変えないといけないですね
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい。
鈑金・塗装の無料メール見積りはこちらから
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
画像はイメージです
おとといの続き(ABS警告灯点灯修理)がまとまっていないので別の記事を・・
与那原町のTさんの愛車スズキワゴンRです
『カーブ曲がるとき左の前輪あたりから音がする』ということで入庫しました
ロードテストしてみると
左に曲がるときも右に曲がるときも、左前の車輪の方から「カチャカチャ」という異音が
ドライブシャフトのジョイントの異音でしょう 間違いない
リフトアップして調べてみることに
ドライブシャフトを確認すると、ブーツは大丈ですね~破れてません
普通はブーツが破れて中のグリースが流出してジョイントが破損するはずだが
とパソコンでTさんの整備の過去歴を調べてみると
1年前の車検の時に、ドライブシャフトのアウターブーツ切れて交換してました
おそらくジョイントベアリングその時すでに痛んでて徐々に異音出てきたと思われます
そのことを説明して社外品のアウタージョイントへの交換見積もりを提案しましたが、Tさん、「予算が少ないのでもっと安く出来ないか?」とのこと
それでも、中古部品はというと、まだ高年式で在庫が少なく、タイミングよくあったとしても本土中古だったりして社外品の金額と変わらないか、もしくはそっちのほうが高くついたりします
もう一つの手段として、ジョイントベアリングの損傷が少なければ鳴き止め添加剤で止める方法(将来また再発する可能性が少しありますが・・・)を提案すると『それでいいよ』との事なので添加剤を注文し、作業を進めることに
これがドライブシャフトのアウタージョイント部分です
タイヤ側から見たところ
ナットを外してハブナックルからアウタージョイントを抜きます
ショックハンマーを使って引っ張って抜きます
外したアウタージョイントを内側から見るとこんな感じです(接写がピンボケになってしまう)
分解するとこうなります
異音が発生しているアウタージョイントはベアリングなどの部品が削れたり傷がついています
ピンボケで損傷がよくわからないですね
しっかり塗りこみ組み付けます
そしてシャフト(棒部分)のギヤに合わせて挿入し、リングを押さえてアウタージョイントの先端ナットを付けている箇所をハンマーで叩いてシャフトに取付けます(リングが開いてロックします)
仕上げに2つのブーツバンドをブーツバンドカッターで締め付け切断して元通りハブナット・ローターを着けて作業終了です
さてロードテストしてみると
異音は完全に消えてます 良かった 良かった
このまま何年も乗り切れるように祈りましょう
今回はアウタージョイントを外しましたが参考に、ドライブシャフト全体の写真です
内側のジョイント(インナージョイント)とシャフトとアウタージョイントで構成されています。
車種によってはアウタージョイントだけでは外せず、ドライブシャフトごとでしか外せない場合もありますがその場合は工賃がアップします
ちなみにアウターブーツの破損の交換は自社ではアウタージョイントを外して社外品のブーツに交換しています
割れブーツは部品が高いので4WD車のときに使っています
伸びるブーツは作業時間が短縮できるらしいですが、まだ使用したことが無いです
アウタージョイントの脱着に慣れると結構早くできるもので・・・
割れブーツ・純正ブーツ・伸びるブーツ・社外ブーツの違いはどうなんでしょうか?
素材の違いで持ちがぜんぜん変わるよというならそれに変えないといけないですね
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい。
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代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
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Posted by 仲松自動車 at
21:51
│【サスペンション・足回り】