2010年08月27日
異音や振動には要注意!! スズキワゴンR 整備情報108
今回はスズキワゴンRの足回りの修理を紹介します。
年式H9年 型式E-CT51S K6Aターボエンジン 走行距離119,000km
徐行時に、突然走行不能になりレッカー車で搬入されました。
走行不能の原因は、右前の足回りの部品が外れたからです
その部品はボールジョイントといい、下回りの部品ロアアームとハブナックルを連結する部品です。
ボールジョイントのベアリング部を保護するブーツをボールジョイントブーツ(またはカバー)といいます。
ボールジョイントがロアアームから抜けて走行不能になったんです。
※ 別の車種の画像です
画像は外した左のロアアームです。
こちらのボールジョイントもブーツが切れてかなりのガタがありました。
これがボールジョイントです。
中のボール部分が削れて抜けてしまったんです。
ボールジョイントブーツが破損して中にゴミが浸入すると、ボール部分が削れていきガタが大きくなりしまいには抜けてしまうんです。
こちらがボールジョイントが抜けた右のロアアーム
スポッと抜けています。
抜けると、ロアアームで支えていたハブナックルが下にずれ落ち、
ドライブシャフトも抜けるのでタイヤも回転しなくなるという怖いことに・・・
左右とも新品部品に交換します。(このように壊れやすい部品なので中古はおすすめできないです)
ちなみに、この車両のロアアームは社外新品の設定があり、純正部品より安くなります。
こちらが古いロアアームです。
そして社外新品のロアアーム
スタビライザーブッシュ2個もセットとなります。
交換途中の左のロアアーム
スタビライザーを外さないと交換できません。
取付後の右のロアアームです。
後方から見た画像
前方から見た右のロアアーム
しっかりとハブナックルに連結されこれで走行可能になります。
さて、今回は低速時ということと、駐車場内で起きた単独の事故だったので大事には至らなかったのですが、
これが、速度を出している時に起きたとしたら、大変な事故につながる恐れがあります
また、こうなる前に『異音』や『振動』などの前兆があります。
このお客様も、話を聞いてみると『前からゴトゴトという音がしていた』と話していました。
車の発生する音や振動には、十分注意が必要です。
現在県も高速道路無料化実験中ということもあり、さまざまな車両が利用するようになり必然的に事故の確率も高くなってきています。
道路運行の安全性と、危険を回避するために、愛車のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
※ 同じくロワアーム交換の過去記事はコチラ
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
年式H9年 型式E-CT51S K6Aターボエンジン 走行距離119,000km
徐行時に、突然走行不能になりレッカー車で搬入されました。
走行不能の原因は、右前の足回りの部品が外れたからです
その部品はボールジョイントといい、下回りの部品ロアアームとハブナックルを連結する部品です。
ボールジョイントのベアリング部を保護するブーツをボールジョイントブーツ(またはカバー)といいます。
ボールジョイントがロアアームから抜けて走行不能になったんです。
※ 別の車種の画像です
画像は外した左のロアアームです。
こちらのボールジョイントもブーツが切れてかなりのガタがありました。
これがボールジョイントです。
中のボール部分が削れて抜けてしまったんです。
ボールジョイントブーツが破損して中にゴミが浸入すると、ボール部分が削れていきガタが大きくなりしまいには抜けてしまうんです。
こちらがボールジョイントが抜けた右のロアアーム
スポッと抜けています。
抜けると、ロアアームで支えていたハブナックルが下にずれ落ち、
ドライブシャフトも抜けるのでタイヤも回転しなくなるという怖いことに・・・
左右とも新品部品に交換します。(このように壊れやすい部品なので中古はおすすめできないです)
ちなみに、この車両のロアアームは社外新品の設定があり、純正部品より安くなります。
こちらが古いロアアームです。
そして社外新品のロアアーム
スタビライザーブッシュ2個もセットとなります。
交換途中の左のロアアーム
スタビライザーを外さないと交換できません。
取付後の右のロアアームです。
後方から見た画像
前方から見た右のロアアーム
しっかりとハブナックルに連結されこれで走行可能になります。
さて、今回は低速時ということと、駐車場内で起きた単独の事故だったので大事には至らなかったのですが、
これが、速度を出している時に起きたとしたら、大変な事故につながる恐れがあります
また、こうなる前に『異音』や『振動』などの前兆があります。
このお客様も、話を聞いてみると『前からゴトゴトという音がしていた』と話していました。
車の発生する音や振動には、十分注意が必要です。
現在県も高速道路無料化実験中ということもあり、さまざまな車両が利用するようになり必然的に事故の確率も高くなってきています。
道路運行の安全性と、危険を回避するために、愛車のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
※ 同じくロワアーム交換の過去記事はコチラ
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
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〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at
21:23
│【サスペンション・足回り】