2011年01月06日
ベルトが削れて充電不良に! スズキワゴンRターボ 整備情報145
おそくなりましたが、
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
今回はスズキワゴンRターボの充電系統の修理事例を紹介します。
年式H12年 GF-MC11S F6Aターボエンジン 走行距離110,300km
『ベルトの異音がありバッテリーがすぐにあがる』という症状で入庫しました
原因は、ファンベルトの削れおよびオルタネーターの発電不良でした。
エンジンルーム上から見た画像です。
オルタネーターは円内の位置辺りにあります。
右前から見た画像です。
取り外したあとですが、黄色い円内にオルタネーターは付いています。
外したオルタネーターです。
オルタネータープーリーが腐食により段差が出て変形していて、
そのせいでファンベルトが削れてゆるくなって異音が発生していました。
オルタネーター本体も発電できなくなっていたので分解・修理か交換になりますが、ウォーターポンププーリーもクランクプーリーにも段差が出て変形している。
このエンジンはベルトが削れやすいことで有名で、V型ベルトから、削れにくいエッジベルトに変換するための対策キットが出ています。
※ ワゴンRの対策キットについてのくわしい過去記事はこちら→整備情報111
ワゴンRターボのオルタネーター交換の過去記事はこちら→整備情報128
お客様と相談し、対策キット付きリビルトオルタネーターセットで対応することに決定
段差が出て変形していたウォーターポンププーリーとクランクプーリー、そして対策キットに変換するために外した部品3点です。
Vベルトとエッジベルトでは横幅が違うためにブラケット類を交換して、ずれを合わせるように工夫しています。
取り付ける、新品リビルトオルタネーターです。
一応Vベルト用のプーリーも付いています。
リビルトオルタネーターを前から見た画像と、
後から見た画像です。
対策キットの部品です。
これを付けると、Vベルトからエッジベルトへ変換し、簡単にベルトが削れないようになります。
取付後、上から見た画像
下から見た画像です。
これで充電不良も、ベルトの削れも解消できました。
対策キット付きリビルトオルタネーターセットは、2万円台という、かなりお安い価格設定で提供することができるので
手薄な上に、また壊れるかもしれないと不安な中古オルタネーターや、ベルトの削れも同時に解消できるので絶対こちらの方がお得だと思います。
さて今回は、実はこれだけではなく、走行距離が11万キロ超えているのにタイミングベルトの交換がまだでしたのでお客様と相談してタイミングベルトも同時に交換していました。
F6Aエンジンのタイミングベルト交換は比較的簡単な方なんですが、ターボエンジンは枠内のターボ関連の部品が邪魔で、それをずらさないとタイミングカバーが外せないことがチェックポイントでしょうか
なんとかターボ本体やステー類を完全には外さなくても一部を外しずらすことでタイミングカバーを外すことができます。
タイミングベルトを外した上から見たエンジンの画像です。
交換したタイミングベルト関連の部品です。
ウォーターポンプやオイルシールまで交換したので安心ですよ。
ブログからお越しいただいたH様どうもありがとうございました。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけで見積りいたします!!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
今回はスズキワゴンRターボの充電系統の修理事例を紹介します。
年式H12年 GF-MC11S F6Aターボエンジン 走行距離110,300km
『ベルトの異音がありバッテリーがすぐにあがる』という症状で入庫しました
原因は、ファンベルトの削れおよびオルタネーターの発電不良でした。
エンジンルーム上から見た画像です。
オルタネーターは円内の位置辺りにあります。
右前から見た画像です。
取り外したあとですが、黄色い円内にオルタネーターは付いています。
外したオルタネーターです。
オルタネータープーリーが腐食により段差が出て変形していて、
そのせいでファンベルトが削れてゆるくなって異音が発生していました。
オルタネーター本体も発電できなくなっていたので分解・修理か交換になりますが、ウォーターポンププーリーもクランクプーリーにも段差が出て変形している。
このエンジンはベルトが削れやすいことで有名で、V型ベルトから、削れにくいエッジベルトに変換するための対策キットが出ています。
※ ワゴンRの対策キットについてのくわしい過去記事はこちら→整備情報111
ワゴンRターボのオルタネーター交換の過去記事はこちら→整備情報128
お客様と相談し、対策キット付きリビルトオルタネーターセットで対応することに決定
段差が出て変形していたウォーターポンププーリーとクランクプーリー、そして対策キットに変換するために外した部品3点です。
Vベルトとエッジベルトでは横幅が違うためにブラケット類を交換して、ずれを合わせるように工夫しています。
取り付ける、新品リビルトオルタネーターです。
一応Vベルト用のプーリーも付いています。
リビルトオルタネーターを前から見た画像と、
後から見た画像です。
対策キットの部品です。
これを付けると、Vベルトからエッジベルトへ変換し、簡単にベルトが削れないようになります。
取付後、上から見た画像
下から見た画像です。
これで充電不良も、ベルトの削れも解消できました。
対策キット付きリビルトオルタネーターセットは、2万円台という、かなりお安い価格設定で提供することができるので
手薄な上に、また壊れるかもしれないと不安な中古オルタネーターや、ベルトの削れも同時に解消できるので絶対こちらの方がお得だと思います。
さて今回は、実はこれだけではなく、走行距離が11万キロ超えているのにタイミングベルトの交換がまだでしたのでお客様と相談してタイミングベルトも同時に交換していました。
F6Aエンジンのタイミングベルト交換は比較的簡単な方なんですが、ターボエンジンは枠内のターボ関連の部品が邪魔で、それをずらさないとタイミングカバーが外せないことがチェックポイントでしょうか
なんとかターボ本体やステー類を完全には外さなくても一部を外しずらすことでタイミングカバーを外すことができます。
タイミングベルトを外した上から見たエンジンの画像です。
交換したタイミングベルト関連の部品です。
ウォーターポンプやオイルシールまで交換したので安心ですよ。
ブログからお越しいただいたH様どうもありがとうございました。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけで見積りいたします!!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 07:49
│【エンジン】