2013年01月10日
キー無くすとエンジンかからない! 三菱グランディス 整備情報212
おはようございます
今回は三菱グランディスの故障事例です
年式H15年6月 型式UA-NA4W 4G69エンジン 走行距離112,540km
症状は
愛車のキーを紛失してしまったお客様、
鍵屋さんに出張してもらい合鍵を作成、
ドアーを開き、愛車に乗り込み、エンジンキーを差込み、セルを回す・・・
ここまではOKですが、なぜかエンジンがかからない
バッテリーが弱いからか と思い新品に交換したもののやっぱりエンジンかからない
という経過です。
お隣南城市大里まで出張点検へ
基本のエンジンオイル・冷却液・バッテリーなど点検するが異常無し、
そこでセルを回すとクランキング(ブルル・・)も勢いよくする
ただ、燃料・点火が正常にされていないような印象
前日まで異常が見られない車両が急にエンジンがかからなくなる
という事を考慮するとやっぱりエンジンキーが変わった事が怪しいか
ということでスキャンツール(外部診断器)で点検すると、
黄色い枠内の2箇所
P0513イモビライザー・11TPリードエラー といったコードを検出
検出される条件は右側の表示のように、コンピューターや配線などの原因も考えられますが、
今回はマスターキーが合鍵に変わったことでエンジンがかからないと判断
ここで、イモビライザーとは
自動車盗難を防ぐための電子装置。鍵に組み込まれたIDコードと車両のIDコードが一致しないとエンジンを始動できないようにしたもの。合い鍵などで自動車に侵入されても、エンジンを動かせないので盗まれにくい (Yahoo!辞書より)
という事で、イモビライザー付き車両だから合鍵じゃエンジンかからなかったんですね~
合鍵作らせたという事は、必然的にイモビ付きのスペアキーも無いと言う事になるわけで、
この場合、ディーラーさんに車を持ち込み、
(今回は琉球三菱さんにお願いしました)
キーを購入して登録する作業が必要になります。
(出張作業は出来ないようです)
もちろんエンジンかからないので動かない車をキャリアカーに運搬して、
ディーラーさんまで届けるという作業も発生するわけで、かなり費用もかかってしまいます。
ちなみに、今回の車両を運搬する直前の画像
(D自動車さんへの外注作業、いつもお世話になります)
細くて見えませんが円内にワイヤーが車両に引っ掛けてあり、
それをウインチで巻き取り、矢印方向に引っ張ってキャリアカーに運搬します。
画像からわかるように、この作業を行うにはこのようにスペースのある事が条件になります。
今回は幸いにスペースがありこの作業が出来たのですが、前後にスペースが無い場合はキャリアカーへの運搬が難しくディーラーさんへの持ち込みもかなり厳しい状況になります。
また、車種によっては合鍵も作成できない場合もあるようで・・・
その時は、今回のようにウインチで引っ張って運搬する事もできないので、
条件によって、修理工場さん・鍵屋さん・ディーラーさんと相談して対応しなければならないようです。
キーの紛失が、このように大変な事態になってしまうので、
イモビライザー付き車両をお持ちの方は必ずスペアキーを確保しましょう
ちなみにネット検索すると、本土の業者さんのホームページで出張整備が出来ることが掲載されていました。
(イモビライザーの構造もわかりやすく説明しています。)
⇒ Heart Lockさんのイモビライザーのページ
あと、イモビライザーの故障事例でもう一つ
トヨタブレビス
年式H14年2月 型式TA-JCG10 1JZ-FSEエンジン 走行距離89,000km
症状は、同じくセルを回してもクランキングはするがエンジンかからない
スキャンツールで診断すると、
P2798イモビライザー系統を検出
この場合は、お客様がスペアキーを持っていて、それでセル回すとエンジンかかりました。
最初からスペアキーでエンジンかけてみれば大丈夫だったんですね~
キャリアカーでの運搬代が余計に発生した形です。
以上、イモビライザーに関する修理事例の報告でした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
車検・一般整備などのお問い合わせはこちらから
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回は三菱グランディスの故障事例です
年式H15年6月 型式UA-NA4W 4G69エンジン 走行距離112,540km
症状は
愛車のキーを紛失してしまったお客様、
鍵屋さんに出張してもらい合鍵を作成、
ドアーを開き、愛車に乗り込み、エンジンキーを差込み、セルを回す・・・
ここまではOKですが、なぜかエンジンがかからない
バッテリーが弱いからか と思い新品に交換したもののやっぱりエンジンかからない
という経過です。
お隣南城市大里まで出張点検へ
基本のエンジンオイル・冷却液・バッテリーなど点検するが異常無し、
そこでセルを回すとクランキング(ブルル・・)も勢いよくする
ただ、燃料・点火が正常にされていないような印象
前日まで異常が見られない車両が急にエンジンがかからなくなる
という事を考慮するとやっぱりエンジンキーが変わった事が怪しいか
ということでスキャンツール(外部診断器)で点検すると、
黄色い枠内の2箇所
P0513イモビライザー・11TPリードエラー といったコードを検出
検出される条件は右側の表示のように、コンピューターや配線などの原因も考えられますが、
今回はマスターキーが合鍵に変わったことでエンジンがかからないと判断
ここで、イモビライザーとは
自動車盗難を防ぐための電子装置。鍵に組み込まれたIDコードと車両のIDコードが一致しないとエンジンを始動できないようにしたもの。合い鍵などで自動車に侵入されても、エンジンを動かせないので盗まれにくい (Yahoo!辞書より)
という事で、イモビライザー付き車両だから合鍵じゃエンジンかからなかったんですね~
合鍵作らせたという事は、必然的にイモビ付きのスペアキーも無いと言う事になるわけで、
この場合、ディーラーさんに車を持ち込み、
(今回は琉球三菱さんにお願いしました)
キーを購入して登録する作業が必要になります。
(出張作業は出来ないようです)
もちろんエンジンかからないので動かない車をキャリアカーに運搬して、
ディーラーさんまで届けるという作業も発生するわけで、かなり費用もかかってしまいます。
ちなみに、今回の車両を運搬する直前の画像
(D自動車さんへの外注作業、いつもお世話になります)
細くて見えませんが円内にワイヤーが車両に引っ掛けてあり、
それをウインチで巻き取り、矢印方向に引っ張ってキャリアカーに運搬します。
画像からわかるように、この作業を行うにはこのようにスペースのある事が条件になります。
今回は幸いにスペースがありこの作業が出来たのですが、前後にスペースが無い場合はキャリアカーへの運搬が難しくディーラーさんへの持ち込みもかなり厳しい状況になります。
また、車種によっては合鍵も作成できない場合もあるようで・・・
その時は、今回のようにウインチで引っ張って運搬する事もできないので、
条件によって、修理工場さん・鍵屋さん・ディーラーさんと相談して対応しなければならないようです。
キーの紛失が、このように大変な事態になってしまうので、
イモビライザー付き車両をお持ちの方は必ずスペアキーを確保しましょう
ちなみにネット検索すると、本土の業者さんのホームページで出張整備が出来ることが掲載されていました。
(イモビライザーの構造もわかりやすく説明しています。)
⇒ Heart Lockさんのイモビライザーのページ
あと、イモビライザーの故障事例でもう一つ
トヨタブレビス
年式H14年2月 型式TA-JCG10 1JZ-FSEエンジン 走行距離89,000km
症状は、同じくセルを回してもクランキングはするがエンジンかからない
スキャンツールで診断すると、
P2798イモビライザー系統を検出
この場合は、お客様がスペアキーを持っていて、それでセル回すとエンジンかかりました。
最初からスペアキーでエンジンかけてみれば大丈夫だったんですね~
キャリアカーでの運搬代が余計に発生した形です。
以上、イモビライザーに関する修理事例の報告でした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
車検・一般整備などのお問い合わせはこちらから
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
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与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 09:19
│【電気系統】