異音や振動には要注意!! スズキワゴンR 整備情報108
今回は
スズキワゴンRの足回りの修理を紹介します。
年式H9年 型式E-CT51S K6Aターボエンジン 走行距離119,000km
徐行時に、突然走行不能になりレッカー車で搬入されました。
走行不能の原因は、右前の足回りの部品が外れたからです
その部品は
ボールジョイントといい、下回りの部品
ロアアームと
ハブナックルを連結する部品です。
ボールジョイントのベアリング部を保護するブーツを
ボールジョイントブーツ(またはカバー)といいます。
ボールジョイントが
ロアアームから抜けて走行不能になったんです。
※ 別の車種の画像です
画像は外した左の
ロアアームです。
こちらの
ボールジョイントも
ブーツが切れてかなりの
ガタがありました。
これが
ボールジョイントです。
中のボール部分が削れて抜けてしまったんです。
ボールジョイントブーツが破損して中にゴミが浸入すると、ボール部分が削れていきガタが大きくなりしまいには抜けてしまうんです。
こちらが
ボールジョイントが抜けた右の
ロアアーム
スポッと抜けています。
抜けると、
ロアアームで支えていた
ハブナックルが下にずれ落ち、
ドライブシャフトも抜けるので
タイヤも回転しなくなるという怖いことに・・・
左右とも新品部品に交換します。(このように壊れやすい部品なので中古はおすすめできないです)
ちなみに、この車両の
ロアアームは社外新品の設定があり、純正部品より安くなります。
こちらが古い
ロアアームです。
そして社外新品の
ロアアーム
スタビライザーブッシュ2個もセットとなります。
交換途中の左の
ロアアーム
スタビライザーを外さないと交換できません。
取付後の右の
ロアアームです。
後方から見た画像
前方から見た右の
ロアアーム
しっかりと
ハブナックルに連結されこれで走行可能になります。
さて、今回は低速時ということと、駐車場内で起きた単独の事故だったので大事には至らなかったのですが、
これが、速度を出している時に起きたとしたら、大変な事故につながる恐れがあります
また、こうなる前に
『異音』や
『振動』などの前兆があります。
このお客様も、話を聞いてみると『前から
ゴトゴトという音がしていた』と話していました。
車の発生する音や振動には、十分注意が必要です。
現在県も
高速道路無料化実験中ということもあり、さまざまな車両が利用するようになり必然的に事故の確率も高くなってきています。
道路運行の安全性と、危険を回避するために、愛車のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
※ 同じく
ロワアーム交換の過去記事は
コチラ
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