ミッション交換 ワゴンR 整備日誌50
忙しさにかまけて放置していたのですが
親友の知念に、
『もうそろそろお願いしますよ~』と懇願され、重い腰をあげ最近仕上げた
スズキワゴンR のミッション交換の報告です。
年式H9年 型式E-CT51S K6Aエンジン 走行距離100.800km
『ミッションオイルが漏れている』
と言うことで調べてみると
上の画像は、左のドライブシャフトを抜いたミッション側、
デファレンシャルですが、ケースが割れています。
シフトチェンジの調子が悪いようだったので、それが影響したのかもしれませんが、こうなったらミッション交換しないとだめなので・・・
中古の
トランスミッションを探したのですが、
なかなか見つからない
と言うのも、型式の
E-CT51Sは、初代のワゴンRの後期タイプで、
エンジンが
タイミングベルト(F6Aエンジン)から
タイミングチェーン(K6Aエンジン)に変わったあとの、生産台数が少ないタイプで県内解体屋さんで見あたらなかったんです。
なかなか探せないので、ふと、台数の多いF6Aエンジンのミッションが、合わないか解体屋さんに聞いたところ
『合うはずよ~ 何台か売ったことあるよ~ 』とのこと
解体屋さん20店舗くらい電話で問い合わせしたのに、誰か教えてくれればいいのに
とも思いつつ、早速購入
上は、ワゴンRをリフトアップして下から見た画像です。
右が
エンジン、左が
トランスミッションです。
ミッションだけを外すのがスペース的に難しいので、
エンジンとミッションとメンバー(骨組み)ごと下に降ろします。
上の画像は、エンジンルーム開けて、上から見た
ミッションです。
取り外しの手順は、まずエンジンやミッションへの
電気配線のコネクターを切り離して、
クーラーコンプレッサーを外してどけておき、
エキゾーストパイプ(フロントマフラー)を外して(上の画像)
左右の
ドライブシャフトを外して、
そのまま下に降ろした
エンジンと
ミッションがこちら
上は、前(エンジン側)から見た画像です。
後ろ(ミッション側)からの画像がコチラ
上は、取り付けた、
型式CT21S F6Aエンジンの
オートマトランスミッション
どこが違うかと言うと
1つ目は、
上が解体屋さんから購入したミッションの、
トルクコンバーターと、
リングギヤーと間の
カバーです。
ボルトの取り付け箇所が
6箇所あります。
さらに、
中央の穴の直径が、小さく合わなかったです。(下の画像)
下は、壊れたミッションのトルクコンバーターが付く
リングギヤー
黄色い枠内が、トルコンの付くボルト箇所の穴ですが、
3箇所しかない
下は、壊れたミッションの
トルクコンバーターです。ボルト取付箇所は、
3箇所
リングギヤはもとのを使い、トルクコンバーターは、外してきたものを使い、新しいトルクコンバーターの6箇所の取付ボルトのうち3箇所だけ固定しました。(説明がゴチャゴチャしてきました
違う箇所2つ目は、
ミッションに
スピードセンサーが付いているか、否かのようです。
壊れたミッションには、センサーは付いてなかったのでスピードセンサー無しのミッションを購入してます。
ミッション取付後の
ロードテストでは、
シフトチェンジ(変速)もなめらかだったので、以前から
ミッションが調子が悪かったのかもしれませんね~。
前回の
ミッション修理にくわしい記事は
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