2010年04月29日
注意!整備不良 スズキワゴンR 整備情報69
おはようございます。
ついにゴールデンウィークに突入ですね~
もいい天気になりそうです
旅行 や、海 など、いろんなレジャーを楽しんで
充実した連休になるといいですね
自分は、今日は買い物のあと、飲み会です。
今回はスズキワゴンRの一般整備事例を紹介します。
年式H9年 型式E-CT51S K6Aエンジン 走行距離169,137km
『走行時に、前の足回りからカタカタ異音が発生している』
ということで調べてみると
上は、車両をリフトアップして下から見た右の車輪辺りの画像です。
白い枠内の部分、足回り(サスペンション)の部品でロワーアームといいます。(新品ロワアームに交換した後の画像)
根元はボディー部分に付いていて
上の画像、スタビライザーを挟み、先端(ボールジョイント部分)はハブナックルに付いています
取り外した古いロワーアームです。
黄色い円内の部分がボールジョイントと言いますが、そこにかなりのガタ(あそび)があり、ハンドルを切ったり、路面の衝撃でガタが影響して異音が発生していたんです。
ダストブーツを外したボールジョイント部分ですが、黄色い矢印の部分にガタがありました。
ボールジョイントを上に引っ張ったところです。
根っこの部分、ボールのように丸くなってます。そのボール部分が、①過走行や②ダストブーツの破損で中にゴミが入ってボールが削れて、しまいには矢印の方向に引っこ抜けてしまうんです。
新品のロワアームを取付けて異音も止まりました。
※ ちなみに、ワゴンRのロワアーム(ボールジョイント)は弱いので中古ではなく新品で交換しました。
さて、ボールジョイントが抜けると
ハブナックルから抜けて、タイヤが外にずれるので、ドライブシャフトもミッションから抜け、走行不能に陥ります。
この車両も危ないところでした。
ここで推測すると、ブーツは破れていないのに大きなガタがあったということは、以前に、破れているブーツのみ交換してボールジョイントのガタには気づかず取り付けたのでしょうか?
こんなにガタがあった状態で、よく1年前の車検に合格できたのかと疑問に思い、お客様に問い合わせたところ、
『ちょっと内容はわからない。安く済ますようにお願いしたからかな・・・』
と言う返事でした。
実際のところ、車検を通すだけなら、全国各地の陸運局(車検場)で、検査ラインさえ合格すれば簡単に通ります。
しかし、こういったガタがあることは、実際にリフトアップして、確認を行わないとわからないケースもよくあります。
高年式車(低走行)で点検をしっかりしている車両なら、まだ、検査ラインを通すだけでもいいかもしれませんが、(一歩ゆずって)
低年式車や、過走行の車は、しっかり整備を受けるべきだと思います。
近年の景気低迷により、家計は厳しく、車検代金もいかに安くすまそうかと、皆さんお考えかと思いますが
車検は、2年(貨物は1年)に1度の愛車を点検する機会です。
ぜひ、国から認可を受けた整備工場で車検整備を行いましょう
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
ついにゴールデンウィークに突入ですね~
もいい天気になりそうです
旅行 や、海 など、いろんなレジャーを楽しんで
充実した連休になるといいですね
自分は、今日は買い物のあと、飲み会です。
今回はスズキワゴンRの一般整備事例を紹介します。
年式H9年 型式E-CT51S K6Aエンジン 走行距離169,137km
『走行時に、前の足回りからカタカタ異音が発生している』
ということで調べてみると
上は、車両をリフトアップして下から見た右の車輪辺りの画像です。
白い枠内の部分、足回り(サスペンション)の部品でロワーアームといいます。(新品ロワアームに交換した後の画像)
根元はボディー部分に付いていて
上の画像、スタビライザーを挟み、先端(ボールジョイント部分)はハブナックルに付いています
取り外した古いロワーアームです。
黄色い円内の部分がボールジョイントと言いますが、そこにかなりのガタ(あそび)があり、ハンドルを切ったり、路面の衝撃でガタが影響して異音が発生していたんです。
ダストブーツを外したボールジョイント部分ですが、黄色い矢印の部分にガタがありました。
ボールジョイントを上に引っ張ったところです。
根っこの部分、ボールのように丸くなってます。そのボール部分が、①過走行や②ダストブーツの破損で中にゴミが入ってボールが削れて、しまいには矢印の方向に引っこ抜けてしまうんです。
新品のロワアームを取付けて異音も止まりました。
※ ちなみに、ワゴンRのロワアーム(ボールジョイント)は弱いので中古ではなく新品で交換しました。
さて、ボールジョイントが抜けると
ハブナックルから抜けて、タイヤが外にずれるので、ドライブシャフトもミッションから抜け、走行不能に陥ります。
この車両も危ないところでした。
ここで推測すると、ブーツは破れていないのに大きなガタがあったということは、以前に、破れているブーツのみ交換してボールジョイントのガタには気づかず取り付けたのでしょうか?
こんなにガタがあった状態で、よく1年前の車検に合格できたのかと疑問に思い、お客様に問い合わせたところ、
『ちょっと内容はわからない。安く済ますようにお願いしたからかな・・・』
と言う返事でした。
実際のところ、車検を通すだけなら、全国各地の陸運局(車検場)で、検査ラインさえ合格すれば簡単に通ります。
しかし、こういったガタがあることは、実際にリフトアップして、確認を行わないとわからないケースもよくあります。
高年式車(低走行)で点検をしっかりしている車両なら、まだ、検査ラインを通すだけでもいいかもしれませんが、(一歩ゆずって)
低年式車や、過走行の車は、しっかり整備を受けるべきだと思います。
近年の景気低迷により、家計は厳しく、車検代金もいかに安くすまそうかと、皆さんお考えかと思いますが
車検は、2年(貨物は1年)に1度の愛車を点検する機会です。
ぜひ、国から認可を受けた整備工場で車検整備を行いましょう
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at
10:09
│【サスペンション・足回り】