こんばんは~
今回は、
スバルプレオの
イグニッションキー交換を紹介します。
年式H14年9月 型式TA-RA1 EN07Sエンジン 走行距離94,310km
『エンジンをかけようとキーを回しても、音もせずエンジンかからない』という症状
この症状、
スバルプレオの場合は、
かなりの確率で
イグニッション系統の不具合が疑われます。
イグニッションは、エンジンをかける際にキーを挿すところ一帯です。
キーを右方向に回転すると、
OFF → ACC(アクセサリー)→ ON → START → エンジンかかる
となりますが、
キーシリンダーや
イグニッションスイッチのガタが大きくなって、STARTの位置まで届かなくなってる事が原因です。
そういう時の応急処置は、
キーシリンダーの下のカバーを外すと、
キーシリンダー全体が見えてきます。
キーシリンダーの奥の部分(円内)が
イグニッションスイッチになります。
イグニッションスイッチに付いている
配線コネクターをつかんで、エンジンキーを回す方向とは逆の、左方向にずらしながら、
エンジンキーを回すとおそらくエンジン始動します。
エンジンかけてそのまま工場へ
引き続き工場で点検します。
まず
イグニッションスイッチに付いている
コネクターを外して
キーシリンダーに付いている
イグニッションスイッチを抜き取ります。
作業スペースが狭いので、小さなビットドライバーを使って2本のビスを外せばOKです。
外した
イグニッションスイッチ、配線コネクターが付く側の画像です。
キーシリンダー側の
イグニッションスイッチの画像です。
エンジンキーを回すとT字型の部分が回りますが、この部分にガタがあり、それが原因だろうと判断して
イグニッションスイッチを注文。
しかし
届いた新品
イグニッションスイッチを取り付けてエンジンキーを回すと・・・
症状変わらず うんともすんとも言いません
原因は
キーシリンダーの方か
こんどは
キーシリンダーを外して確認することに、
キーシリンダーは、
ハンドルやエアバッグなどはそのままで外せます。(エアバッグが開かないように念のためバッテリーのマイナス端子は外して)
まず、
キーシリンダーに付いている
ワイヤーを外します。
ステアリングシャフトを下から見た画像です。
4箇所の黄色い円内のボルトを外すと
ステアリングシャフトが垂れ下がってきますので作業スペースが確保できます。
キーシリンダーが
ステアリングシャフトに付いているのが見えます。
キーシリンダーは、
ステアリングシャフトに2本のボルトで付いていますが、ボルトの頭はまっさら
ドライバーやソケットでは緩めることはできません。
自分は
タガネで切込みを入れて緩めました。
外した古い
キーシリンダーです。
左の円内のギヤ部分にガタがありました。
そのガタが大きいので
イグニッションスイッチを十分に回せなかったようです。
改めて、新品の
キーシリンダーASSYを注文
キーシリンダーASSYに
イグニッションスイッチは付いているので、
最初注文した
イグニッションスイッチは、部品屋さんにお願いして返品してもらいました。(部品屋さんありがとうございます。)
ここで、
イグニッションスイッチのみ
単品で交換するか?(2500円くらい)
キーシリンダーASSYで
まるごと交換するか?(14000円くらい)
悩むところですが、そういえば以前・・・
イグニッションスイッチのみの交換で直った車両が、3ヵ月後また同じ症状になり結局、キーシリンダーASSYまで交換したケースをその時になって思い出しました。
やはり、壊れやすい部品のようなので
丸ごと交換が良さそうです。
ちなみに、右の突起部分が
ハンドルロック(キーをACCまで回さないとハンドルが動かないシステム)の役割をします。
ハンドルロック、正面からの画像です。
キーを回すと、上のシャフトとの
ハンドルロックが解除するようになっています。
新しく取り付けた新品の
キーシリンダーASSY
円内2箇所に、
ステアリングシャフトに取付るボルト2本ありますが、六角の8mmボルトになっていて
それを締め付けて
ロックした後も、さらに回し続けると、
6角の頭の部分が折れるようになっています。
エンジンキー側からの画像です。
キーは2つ付いてきます。
ということでエンジンをかけるときはこの
キーを使って(1個はスペア)
今までの
キーは、ドアーを開け閉めする時に使うことになります。
使い分けがちょいと面倒になります。
キーシリンダーを交換して直りました。良かった~
さて取付時に、他に注意するのが、
シフトレバーと
エンジンキーの作動点検
エンジンキーは、シフトレバーがP(パーキング)以外の位置では抜けないようになっている
ロック機能が、
シフトレバーは、エンジンキーがONの状態で、さらにブレーキペダルを踏まないとPからRへと動かないようになっている
ロック機能が付いているので、
ブレーキペダルの上の位置(矢印の箇所)に、
ペダルを踏むと引っ張るようになっている2本のワイヤーが付いていて
ロック・解除をします。
シフトレバーの仕組みは、
シフトレバーは、
コラムタイプですがレバーの根元の箇所
シフトレバーの根元の部分です。四角い枠内の部分を
ロックしています。
エンジンキーを
ONにして、ブレーキペダルを踏むとワイヤーが引っ張ってロックが
解除されます。
エンジンキーの仕組みは、
ブレーキを踏んでシフトレバーをPに移動すると、→の位置にあるロックを、
ワイヤーが引っ張ってロックが
解除されて、エンジンキーを抜くことが出来ます。
スムースに作動することを確認して作業終了です。
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