充電警告灯点灯! 日産キューブ 整備情報194
おはようございます
今日は
日産キューブの電気系統の
修理事例を紹介します
型式UA-BZ11 年式H14年11月 CR14エンジン 走行距離89,400km
症状は
メーターパネル内の
充電警告灯が点灯
オルタネーター不良でした。
リビルト品か
中古部品で提案したところ
お客様のご予算の都合で、保証は無いですが安い
中古部品への交換で済ますことに
エンジンルーム内の画像
向かって左側(右前タイヤ近く)がエンジンフロント部分
円内の位置に
オルタネーターはあります。
アップ画像
オルタネーターの端子を外して
オイルチェックゲージを引き抜き、→の
ステーが邪魔なので外します。
オルタネーターを留めているボルト(赤丸)を外し、
この→の
ステーも邪魔なので外します。
外したステー類2つ
エンジン前面下側から見た画像
補機類の配置はこのようになっています。
この画像には写っていませんが赤枠の箇所に
ファン・エアコンベルトを張らすための
テンショナーが付いています。
外したあとの
ベルトテンショナー
円内のボルトを回す事で⇔方向に動き、
ベルトを張らしたり緩めたりします。
テンショナーを外して
オルタネーターの下側を留めているボルトを外しますが、
ボルトが長くて、このようにボディー側のパネルにかかって抜けない
と思いきや、エンジン側にボルトの太さの大きさの
スリットが切り込まれているので、
このように横にスライドさせて外す事が出来ます。
ちなみに赤円は
テンショナーを留めているボルト穴
ボルトを外したあと
オルタネーターを上に抜き出しますが、
黒いカバーの円内の突起部分が邪魔なので念のためにカバーも外します。
配線とエンジン、ボディーのすき間から
オルタネーター取り出し成功
オルタネーターを外したあとのエンジン側の画像
クーラーコンプレッサーが見えるスペースが生まれました。
ちなみにこちらは、作業中に発見した
フロントクロスメンバーの腐食による穴
前の型の
キューブにも2.3台このような腐食が見られる車両が入庫した事がありましたが、
【初代キューブ】
モデルチェンジしたあともこの部分弱いようです。
オルタネーターを交換すると充電警告灯も消え、正常に充電するようになりました。
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