2010年03月02日
フロアマットに浸水 ダイハツハイゼット 整備日誌36
南城市のT様の愛車ダイハツハイゼットカーゴです。
年式H11年 型式GD-S200V EF-SEエンジン 走行距離150.000km
同じ南城市のM様の紹介で、ご来場いただきました。
『助手席の床下に水が溜まる』ということですが、
雨・晴れ関係なく水が溜まるとのこと
まずは、雨の日を想定してボディーにホースで水道水をかけてみると、フロアマット前奥、上の辺りから流れてくる。
画像は、別の車両ですが、白い矢印に沿って流れてきました。
流れてくる箇所から察して、まずカウルトップパネルのカバーを外して調べてみると
上は、ワイパーを外して、カウルトップパネルのカバーを外した画像ですがカウルトップパネルが腐食して穴が開いていました。
真ん中よりやや左の方に1箇所
右のワイパーの軸付近に1箇所
この2箇所の穴から室内に浸入していました。
本来ならば、腐食は、フロントガラスに近いので、ガラスを取り外し、パネルの錆を十分に取り、穴が開いた箇所を切り継ぎ、といった作業が最適なのでしょうが・・・
お客様の予算に応じてエコノミーコースで・・・
ガラスは外さずに、出来るだけ錆をとり、穴の大きさに合わせたファイバーグラスを貼り付け、パネルの内側から防錆をして、最後にもう一度放水して浸水が無いことを確認して終了です。
もう一つの『晴れの日でも浸水する』の方は、『ラジエターの水も少なくなる』という言葉で、ほぼ原因は確定できます。
エアコンユニットの奥に付いているヒーターコアーという部品が破損して水が漏れているようです。
下が、ヒーターコアです。冷却水の温水を利用して、温風に変えるための部品です。
ただし、グローブボックスを外して見えるエアコンユニットの更に奥に付いているために、ダッシュパネルも外さないとならず、ヒーターコア本体は15000円~20000円くらいなのですが、工賃がかなり高くなります。
※『ヒーターコア交換』で検索すれば、いろんな方が作業工程の画像をアップしているのでその大変さがわかります。わかりやすい作業工程の画像がモーターマガジン社のリペアナビというサイトにアップされているのでコチラから
ダッシュパネル奥に付いているヒーターコアーの二つのパイプがボディー外に出て下の画像の2箇所のホースにつながっています。(画像は別の車両です)
エンジン内で循環している冷却液(温水)をヒーター切替つまみを回すと、下の画像のバルブのワイヤーを引っ張って、ヒーターコア内に冷却液が回ってくるようにでき、冷風から温風に切り替えます。
黄色い円内が切替のバルブです。
お客様の要望でこの修理もエコノミーコースで・・・
それは、エンジンからヒーターに向かっているホースをつなぎ合わせヒーター側に行かなくする方法(応急処置)です。
下の画像ヒーターホースから出ているホース同士がつながっています。
エンジンからヒーター側へ行くホース同士もつなげエンジン内だけで循環するようにして水漏れしているヒーターコアーまで水が行かないようにするやり方です。
本土の場合は、冬は氷点下まで気温が下がるので、車内にヒーターは必要不可欠ですが、冬でも10度以下がめったにない沖縄の場合は、ヒーターコア交換せずにこのような応急処置でいいという方多いです。
以上で作業完了です。Tさま初めてご入庫いただきありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
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『助手席の床下に水が溜まる』ということですが、
雨・晴れ関係なく水が溜まるとのこと
まずは、雨の日を想定してボディーにホースで水道水をかけてみると、フロアマット前奥、上の辺りから流れてくる。
画像は、別の車両ですが、白い矢印に沿って流れてきました。
流れてくる箇所から察して、まずカウルトップパネルのカバーを外して調べてみると
上は、ワイパーを外して、カウルトップパネルのカバーを外した画像ですがカウルトップパネルが腐食して穴が開いていました。
真ん中よりやや左の方に1箇所
右のワイパーの軸付近に1箇所
この2箇所の穴から室内に浸入していました。
本来ならば、腐食は、フロントガラスに近いので、ガラスを取り外し、パネルの錆を十分に取り、穴が開いた箇所を切り継ぎ、といった作業が最適なのでしょうが・・・
お客様の予算に応じてエコノミーコースで・・・
ガラスは外さずに、出来るだけ錆をとり、穴の大きさに合わせたファイバーグラスを貼り付け、パネルの内側から防錆をして、最後にもう一度放水して浸水が無いことを確認して終了です。
もう一つの『晴れの日でも浸水する』の方は、『ラジエターの水も少なくなる』という言葉で、ほぼ原因は確定できます。
エアコンユニットの奥に付いているヒーターコアーという部品が破損して水が漏れているようです。
下が、ヒーターコアです。冷却水の温水を利用して、温風に変えるための部品です。
ただし、グローブボックスを外して見えるエアコンユニットの更に奥に付いているために、ダッシュパネルも外さないとならず、ヒーターコア本体は15000円~20000円くらいなのですが、工賃がかなり高くなります。
※『ヒーターコア交換』で検索すれば、いろんな方が作業工程の画像をアップしているのでその大変さがわかります。わかりやすい作業工程の画像がモーターマガジン社のリペアナビというサイトにアップされているのでコチラから
ダッシュパネル奥に付いているヒーターコアーの二つのパイプがボディー外に出て下の画像の2箇所のホースにつながっています。(画像は別の車両です)
エンジン内で循環している冷却液(温水)をヒーター切替つまみを回すと、下の画像のバルブのワイヤーを引っ張って、ヒーターコア内に冷却液が回ってくるようにでき、冷風から温風に切り替えます。
黄色い円内が切替のバルブです。
お客様の要望でこの修理もエコノミーコースで・・・
それは、エンジンからヒーターに向かっているホースをつなぎ合わせヒーター側に行かなくする方法(応急処置)です。
下の画像ヒーターホースから出ているホース同士がつながっています。
エンジンからヒーター側へ行くホース同士もつなげエンジン内だけで循環するようにして水漏れしているヒーターコアーまで水が行かないようにするやり方です。
本土の場合は、冬は氷点下まで気温が下がるので、車内にヒーターは必要不可欠ですが、冬でも10度以下がめったにない沖縄の場合は、ヒーターコア交換せずにこのような応急処置でいいという方多いです。
以上で作業完了です。Tさま初めてご入庫いただきありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします。
沖縄県与那原町で
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定休日 日曜日・祝祭日
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Posted by 仲松自動車 at 08:43
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