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こんにちは～

今回はスズキMRワゴンのボンネット交換を紹介します。



型式UA-MF21S　　　H16年式　　　K6Aエンジン　　　走行距離92,000km


なぜ交換したかというと

原因はズバリ　ボンネットの腐食　






ボンネット交換前の画像

この画像では、モール（ガード？）で隠れていてよくわからないですが、

先端箇所がサビでボロボロに・・・

サビがバンパーに赤く流れている様子もわかります。

右ヘッドライト付近にはテープで覆っている様子も・・・

ボンネットを上げて見ると






ボンネット裏側の画像

サビで先端が赤くなっているのがわかります。






アップ画像

シーラーも剥がれてぶら下がっています。







さらに寄ってみます。

シーラーどころかパネルも剥がれてエンジンルームへポロポロと落ちていました。


海に囲まれ台風被害も大きいでは、

車にとっての大敵は塩害です。

それを防ぐためにほとんどの車が防錆施工をするんですが、それでもこの有様です。

これでは修理はちょっと無理ですので交換となりますが、

予算を抑えるために、新品ではなく中古で、

しかも塗装代金を抑えるために同じ色で、

とのリクエストでとりあえず探してみます。







エンジンルームの画像

同色のボンネットを探すために必要な情報がカラー番号

黄色い枠内の辺りにあります。

また、ワイパーアームの根っこの辺りをカウルトップパネルといいますが、

その裏側も良く錆びます。赤枠の辺りですが・・






このように穴が開いていました。

カラー番号の方はというと、







こちらです、コーションプレートといって車体番号など情報が記されています。

カラー番号はZ2J

※　カラー番号の下には、重要情報のモデル記号（車検証が無い時助かります。）

このカラー番号を元に同色の中古ボンネットを探すのですが、

この型式のMRワゴンは、ボンネット先端は水はけが悪いのかかなりサビしやすく、

県内の解体屋さんでは、同色どころかサビしていないボンネット自体探すのが困難

という事で本土中古を探してみると、

たまたま同じ色のボンネットがあり、予算は上がるがお客様に了解を得て注文







航空便で届いた本土中古同色ボンネット







裏側の画像

小さいサビ一箇所、小さいくぼみ一箇所ありますが、色も冷めてない良い中古品がゲット出来ました。

しかし、本土物ってつくづくサビ少ないな～　って思います。






取付後のボンネット裏側







画像では良くわかりませんが、かなりグリースコートしています。（先端部は特に）







仕上がりはこんな感じ。

バンパーのサビ跡も磨き、ついでにヘッドランプのくすみもピカールで簡易磨き　

無くなっていたスズキのSマークをサービスで取付て作業終了です。






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