2010年08月12日
悪路で『ゴトゴト』という異音 スズキワゴンR 整備情報105
おはようございます
今回はスズキワゴンRの走行中の足回りからの異音の修理事例を紹介します。

※ 同車種イメージ画像です。
年式H16年4月 CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離89,500km
走行中に悪路を通過する際に前輪足回りの方から『ゴトゴト』という異音(振動?)が発生する
という症状
原因はパワーステアリング機構のギヤボックスという部品の左側の根元部分にガタが発生していました。
同じケースで入庫したのは2台目ですが、MH系のワゴンRはこの部分が弱いのでしょうか

外した古いギヤボックスASSY(ハンドルボックス)ですが、左車輪側、円内の箇所にガタがありました。
四角い枠、タイロッドといいます。単体部品で設定されていますが、
ギヤボックスASSYですと画像のように一式の部品となります。
左車輪側から見た画像です。
ステアリングブーツを外したギヤボックス根元の部分です。
また、ステアリングの左右のガタは、今回のようにギヤボックス本体のガタか、
画像の四角い枠内の部分、タイロッドの根元にも発生することがあるので、
どちらにガタがあるかをしっかり確認します。
タイロッドにガタがある場合は、根元の部分がナットなっているので緩めて外し交換します。
※ タイロッドのガタの修理事例はコチラ

斜めっていてわかりづらいですが
、ハンドル回りをフットペダル側から見た画像です。
ハンドルを回すとステアリングシャフトからユニバーサルジョイントそしてギヤボックスのシャフトへと動力が伝わります。

アップ画像

新しいギヤボックスの画像です。
前・後は車の向きです。
ハンドルを右に回すとシャフトが右へ回転し
、左に回すと左へ回転します。

新しいギヤボックスの全体画です。
今回はリビルト品(2年2万キロ保証付き)を使用しました。
新品なら部品価格4~5万円するのが、リビルト品なら2~3万円くらいですみます。
ギヤ機構が作動し、タイロッド部分が縮んだり伸びたりしてタイヤが左右に動く仕組みになっています。

新しいギヤボックスを車両に取り付け、後方から見た画像です。

ギヤボックスのシャフト部分の画像です。

後方から見た左側の画像です。

右車輪後方から見た画像です。
足回りの部品を交換するとタイヤの向きが狂ってしまうので、サイドスリップを測定して、調整します。
まず、タイロッドとタイロッドエンドを固定しているナットを緩めます。

タイロッドの6角部分を、矢印の方向に回転して調整します。
タイヤが外向きに基準オーバーなら、タイロッドを左回転
、
内向きに基準オーバーなら右回転
と、タイロッドを短くしたり長くしたりして向きを調整します。
※ちなみに、この車両はタイロットが、タイヤの後方にあるので、タイロッドがタイヤの前方にある車両の場合は回転は逆になります。(わかりにくいかな
)
内向きにずれていたのを、ハンドルのセンター合わせをしながら調整して、最後にロックナットを締め付けて作業終了です。




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回はスズキワゴンRの走行中の足回りからの異音の修理事例を紹介します。

※ 同車種イメージ画像です。
年式H16年4月 CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離89,500km
走行中に悪路を通過する際に前輪足回りの方から『ゴトゴト』という異音(振動?)が発生する

という症状

原因はパワーステアリング機構のギヤボックスという部品の左側の根元部分にガタが発生していました。

同じケースで入庫したのは2台目ですが、MH系のワゴンRはこの部分が弱いのでしょうか

外した古いギヤボックスASSY(ハンドルボックス)ですが、左車輪側、円内の箇所にガタがありました。

四角い枠、タイロッドといいます。単体部品で設定されていますが、
ギヤボックスASSYですと画像のように一式の部品となります。
左車輪側から見た画像です。

ステアリングブーツを外したギヤボックス根元の部分です。
また、ステアリングの左右のガタは、今回のようにギヤボックス本体のガタか、
画像の四角い枠内の部分、タイロッドの根元にも発生することがあるので、
どちらにガタがあるかをしっかり確認します。

タイロッドにガタがある場合は、根元の部分がナットなっているので緩めて外し交換します。
※ タイロッドのガタの修理事例はコチラ
斜めっていてわかりづらいですが

ハンドルを回すとステアリングシャフトからユニバーサルジョイントそしてギヤボックスのシャフトへと動力が伝わります。

アップ画像

新しいギヤボックスの画像です。

前・後は車の向きです。
ハンドルを右に回すとシャフトが右へ回転し


新しいギヤボックスの全体画です。

今回はリビルト品(2年2万キロ保証付き)を使用しました。
新品なら部品価格4~5万円するのが、リビルト品なら2~3万円くらいですみます。

ギヤ機構が作動し、タイロッド部分が縮んだり伸びたりしてタイヤが左右に動く仕組みになっています。
新しいギヤボックスを車両に取り付け、後方から見た画像です。

ギヤボックスのシャフト部分の画像です。
後方から見た左側の画像です。
右車輪後方から見た画像です。
足回りの部品を交換するとタイヤの向きが狂ってしまうので、サイドスリップを測定して、調整します。
まず、タイロッドとタイロッドエンドを固定しているナットを緩めます。
タイロッドの6角部分を、矢印の方向に回転して調整します。
タイヤが外向きに基準オーバーなら、タイロッドを左回転

内向きに基準オーバーなら右回転

※ちなみに、この車両はタイロットが、タイヤの後方にあるので、タイロッドがタイヤの前方にある車両の場合は回転は逆になります。(わかりにくいかな

内向きにずれていたのを、ハンドルのセンター合わせをしながら調整して、最後にロックナットを締め付けて作業終了です。





























沖縄県与那原町で
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仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185




























Posted by 仲松自動車 at 07:29
│【サスペンション・足回り】
この記事へのコメント
自分のも似たような症状なんですが、この修理だと工賃入れていくらぐらいですか?
Posted by ゴールドバタフライ at 2012年01月13日 17:57
ゴールドバタフライさんコメントありがとうございます。
おおよそですが、工賃・部品代(リビルトギヤボックス・パワステフルード)で5万円くらいでしょうか。
おおよそですが、工賃・部品代(リビルトギヤボックス・パワステフルード)で5万円くらいでしょうか。
Posted by りょーべー
at 2012年01月13日 19:04

悪路でのゴトコト音はまずロアアームブッシュだろ
それをわざわざ交換不要なラックアンドピニオンアッセンブリー交換。
ぼったくり整備だな。
それをわざわざ交換不要なラックアンドピニオンアッセンブリー交換。
ぼったくり整備だな。
Posted by 整備協会 at 2015年06月23日 14:33