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こんにちは

今回はスズキスイフトのクーラー修理事例を紹介します。



年式Ｈ14年6月　　　型式ＬＡ-ＨＴ51Ｓ　　　Ｍ13Ａエンジン　　　走行距離129,326ｋｍ


『クーラーの冷えが悪い』ということで調べてみると、ガス量が不足していました。

ガス漏れを点検してみると、




フロントバンパーを外して前から見た画像です。

黄色と赤の2箇所からガス漏れがありました。






まず1つ目は、エンジンルーム奥のエキスパンションバルブ付近からの漏れ

高圧（細い方）と低圧のパイプを外して、エキパンバルブを交換します。







パイプを外したエキパンバルブの画像です。

2本のボルトを六角レンチで外すと抜けます。


このエキパンバルブ、ほとんどの車両はダッシュパネル内のエバポレーターに付いているので外すのが大変ですが、

このタイプは簡単に外せるので助かります。







エキパンバルブを外した後の画像です。

これがエバポレーターです。







新品のエキパンバルブを取り付けます。






続いて2箇所目、クーラーコンプレッサー付近です。



下の円内、低圧ホースですが、漏れた後が黒く汚れています。

上の高圧ホース側からも漏れがありましたので、両方のホースを交換します。







高圧ホースは、パイプとホースのかしめている部分からの漏れでした。

このケースも多く見られます。







新品の低圧ホースです。








高圧ホースは沖縄に在庫が無く、中古で済ませました。







他には、コンデンサー側のパッキンもついでに交換します。






こちらと2箇所です。


パッキン類の安い部品は、後から漏れて修理するより今の内に交換した方が得策です。





ホースをコンプレッサーに取り付け、オイルを補充して真空引きを行い、ガスを注入して作業終了となります。




　





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