しばらくするとクーラーが冷えなくなる ワゴンR 整備情報102
こんにちは。
今回は
スズキワゴンR FX-Sリミテッドの
クーラー修理事例を紹介します。
※ 同車種イメージ画像です
年式H17年11月 CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離53,147km
症状は
『エンジンかけてしばらくするとクーラーが冷えなくなる』
(ブログを見て那覇市から来ていただきましたS様ありがとうございました。)
工場に来た時点ではクーラーは冷えていて、
チャージングホースを接続して、
ゲージマニホールドを見ると正常値を指している。
そこで、しばらく試運転をすると
30分くらいすると冷えなくなってきたので再度調べてみると
フロントバンパーを外した画像です。
最初は正常に作動しているのですが、走行してしばらくすると、四角い枠以内の
クーラーコンプレッサーの
マグネットクラッチが止まってしまいます。
クーラーコンプレッサーの
マグネットクラッチの不良が原因でした。
熱を持つと
ショート(短絡)気味になるようです。(なじみの電機屋さん情報)
このケースでは、料金が安い順に、
①
県内中古の
クーラーコンプレッサーに交換
②
本土中古の
クーラーコンプレッサーに交換
③
新品の
マグネットクラッチに交換
④
リビルトクーラーコンプレッサーに交換
⑤
新品の
クーラーコンプレッサーに交換
といったパターンになります。
⑤は予算オーバーで却下
①の、
県内中古を探したのですが、この
クーラーコンプレッサーはかなり壊れやすいらしく全然見つからず。
お客様に②・③・④のパターンを提案
この時点で、中古部品がかなり壊れやすいということで
本土中古も除外
③か④ということになりましたが
マグネットクラッチを交換しても、後から本体の異常が発生するよりは、
④の
リビルトコンプレッサーの交換ということで決定しました。
お客様は、『3万以内の修理で済めば・・・』という希望でしたが、
コンプレッサーの不具合と言う時点で厳しくなってしまいました。
以下の修理ケースなら予算内だったのですが、
※
ワゴンRのクーラー修理事例の過去記事、整備日誌99
コチラから
整備日誌49は
コチラから
こちらが古い
コンプレッサーです。
左円内の部分が
マグネットクラッチです。
クーラーをかけないときは外側の
プーリー部分のみ回転して、
クーラーをかけると
プーリーと共に
マグネットクラッチが回転します。
リビルトコンプレッサーを注文する際には、同じ型式・エンジンのコンプレッサーは
3種類あるそうで、右枠内の記号が情報として必要になります。
届いた
リビルトクーラーコンプレッサーです。
パイプとの接合部分のパッキン(Oリング)も一緒についています。
取り付けて、真空引きをしてガス2本注入して作業終了です。
作動も良好です。
コンプレッサーを交換する場合は、
レシーバータンク(リキッドタンク上の画像参照)も一緒に交換が必須ではありますが、
今回は
コンプレッサー本体ではなく
マグネットクラッチが原因と言うことで、料金をおさえるために交換しませんでした。
しかし、
コンプレッサーの固着などの故障の場合は、
レシーバータンクはもちろんのこと、
サイクル内にゴミが混入している恐れがあるので、
サイクル内の洗浄が必要となり料金も高くなります。
古い
コンプレッサーは新しい
リビルトコンプレッサーとして生まれ変わるのでメーカーさんに返却します。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
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(担当:仲松良一)
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