しばらくするとクーラー冷えなくなる!? MRワゴン 整備情報200
こんばんは
スズキMRワゴンの
エアコン修理事例を紹介します。
年式H14年4月 型式UA-MF21S K6Aエンジン 走行距離92,900km
症状は
クーラーかけると、最初は冷えているが時間が経つとまったく効かなくなる との事
K6Aエンジンに良く見られる
クーラーコンプレッサーの
マグネットクラッチの不具合が原因
以前、同じエンジン型式の
ワゴンRが同じ症状で修理した際には
リビルトコンプレッサーに丸ごと交換した事例でしたが、
過去記事 ⇒
整備情報102『しばらくするとクーラーが冷えなくなる』
今回は、故障した
マグネットクラッチの部分を交換した事例を紹介します。
クーラーコンプレッサーは円内のあたりにあります。
エンジン上からの画像
枠内が
クーラーコンプレッサー
作業スペースが狭いので、
エンジンから取り外して
マグネットクラッチを交換します。
その過程で
フロントバンパーを外すんですが、その際に注意するのが、
フロントバンパーを外す際に
ヘッドランプも外さなければならないことと
ヘッドライトを外す際に枠内のハメ込み箇所が固くて外れにくいので要注意です。
フロントバンパーを外した画像(ピンボケですが)
低圧・高圧
ホース2本と、下の支柱になる方と上のベルトを張らす側の
ボルト2個を外します。
ラベルの製造番号でどの
メーカー製か判断します。
K6Aエンジンの
クーラーコンプレッサーは、
デンソー・
セイコー・
パナソニックの3種類あるようですが、
パナソニック製が良く壊れるようです。
外した
クーラーコンプレッサー
枠内が
マグネットクラッチになります。
マグネットクラッチは3つの部品で構成されています。
上の
クラッチを外すために円内の六角ボルトを外します。
次に
プーリーを外すために
スナップリングを抜いて
最後に
コイルを外すため
スナップリングを外します。
マグネットクラッチを完全に外したあとの
クーラーコンプレッサーです
マグネットクラッチと
ワッシャー・スナップリングのセットの画像
マグネットクラッチはこのように3分割します。
クーラーをかけていない時は
クーラーベルトは
プーリーのみ駆動していますが、
クーラーをかけると
コイルに電流が流れ、
クラッチを引っ張り
コンプレッサーが作動します。
取り付けは外した逆の手順に行っていきますが、注意する点は
クラッチプレートを付ける時
新旧
クラッチプレートの裏側の画像です
古い
クラッチには
プーリーと接触して削れた後があります。
プーリーと
クラッチの間にこちらの
ワッシャーをはさんで、
くっつきすぎず離れすぎずいいぐらいの隙間を作ります。
取付完了した
マグネットクラッチの画像
エンジンに取付後の
クーラーコンプレッサーの画像
ホースを接続する際に
Oリングは交換、
オイルを適量注入し、真空引きして
エアコンガスを注入して作業終了です
沖縄県与那原町で
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