しばらくするとクーラー冷えなくなる!? MRワゴン 整備情報200

仲松自動車

2012年05月01日 22:22

こんばんは

スズキMRワゴンエアコン修理事例を紹介します。



年式H14年4月   型式UA-MF21S   K6Aエンジン   走行距離92,900km

症状は


クーラーかけると、最初は冷えているが時間が経つとまったく効かなくなる との事


K6Aエンジンに良く見られるクーラーコンプレッサーマグネットクラッチの不具合が原因


以前、同じエンジン型式のワゴンRが同じ症状で修理した際にはリビルトコンプレッサーに丸ごと交換した事例でしたが、

過去記事 ⇒ 整備情報102『しばらくするとクーラーが冷えなくなる』

今回は、故障したマグネットクラッチの部分を交換した事例を紹介します。






クーラーコンプレッサーは円内のあたりにあります。







エンジン上からの画像

枠内がクーラーコンプレッサー

作業スペースが狭いので、エンジンから取り外してマグネットクラッチを交換します。


その過程でフロントバンパーを外すんですが、その際に注意するのが、







フロントバンパーを外す際にヘッドランプも外さなければならないことと

ヘッドライトを外す際に枠内のハメ込み箇所が固くて外れにくいので要注意です。







フロントバンパーを外した画像(ピンボケですが)

低圧・高圧ホース2本と、下の支柱になる方と上のベルトを張らす側のボルト2個を外します。







ラベルの製造番号でどのメーカー製か判断します。


K6Aエンジンのクーラーコンプレッサーは、

デンソーセイコーパナソニックの3種類あるようですが、

パナソニック製が良く壊れるようです。






外したクーラーコンプレッサー

枠内がマグネットクラッチになります。







マグネットクラッチは3つの部品で構成されています。

上のクラッチを外すために円内の六角ボルトを外します。







次にプーリーを外すためにスナップリングを抜いて






最後にコイルを外すためスナップリングを外します。







マグネットクラッチを完全に外したあとのクーラーコンプレッサーです







マグネットクラッチワッシャー・スナップリングのセットの画像







マグネットクラッチはこのように3分割します。

クーラーをかけていない時はクーラーベルトプーリーのみ駆動していますが、

クーラーをかけるとコイルに電流が流れ、クラッチを引っ張りコンプレッサーが作動します。


取り付けは外した逆の手順に行っていきますが、注意する点はクラッチプレートを付ける時







新旧クラッチプレートの裏側の画像です

古いクラッチにはプーリーと接触して削れた後があります。






プーリークラッチの間にこちらのワッシャーをはさんで、

くっつきすぎず離れすぎずいいぐらいの隙間を作ります。






取付完了したマグネットクラッチの画像







エンジンに取付後のクーラーコンプレッサーの画像








ホースを接続する際にOリングは交換、

オイルを適量注入し、真空引きしてエアコンガスを注入して作業終了です









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