異音がしてクーラー冷えなくなる!? スズキキャリィ 整備情報219

仲松自動車

2013年09月13日 08:36

おはようございます

スズキキャリィトラック整備事例を紹介します。



型式GD-DA52T   年式H12年   F6Aエンジン   走行距離119390km   


症状は

クーラーをかけしばらくすると、異音がして冷えが悪くなる

点検してみると


確かにエンジンかけてクーラーを付けると、冷えは良好

しかし、5分くらいたつとエンジンルーム辺りからカチャカチャ異音がして、

しばらくするとそれも無くなり冷風は生暖かい風に・・・


エンジンルームを確認すると、






キャリィエンジンルームは左右運転席のシートを上げると見えます。

運転席シートを上げたところ、円内にクーラーコンプレッサーがありますが、







クーラーコンプレッサーに寄った画像

クーラーをつけると作動するマグネットクラッチが停止するので冷えなくなっていたようです。

マニホールドゲージを接続して確認します。







この画像のゲージは正常な位置をさしていますが、(低圧側がちょっと高めですが)

時間が経つと高圧側のゲージがどんどん上がり、黄色い位置まで上昇

異常を検出したセンサーが働きコンプレッサーが停止 といった次第でした。







その原因はコチラ

クーラーコンデンサーを冷やすファンが回っていませんでした。

点検するとモーターの故障でした。






コンデンサーに近づいた画像

コンデンサーからファン・モーターのみはずせるか確認した所、枠の箇所が邪魔になるので、







フロントバンパーの取り外しが必要になります。

フロントバンパーの両端の取付ボルトがヘッドライトに隠れているので、

左右のヘッドライトの取り外しも必要です。


バンパーを外した画像はありませんが、

ボディー側への取付ボルトを外しただけではクーラーパイプが邪魔で

コンデンサーは前に寄らずファン・モーターが抜けないので、







コンデンサーの円内の箇所のパイプと、
(⇒は取付ボルトが付く箇所です)






こちら、レシーバータンクに付いているパイプを取り外し、コンデンサーを前へ寄せます。







ボディーからコンデンサーを前へずらした画像、

これでようやくファン・モーターコンデンサーから分離出来ます。






ちなみにこちら、コンデンサーを外したボディー側の画像






寄った画像






ボディー側から下の画像







さて、クーラーコンデンサーから外したファン&モーター&シュラウドですが、







こちらは裏側

中心のナットを外しファンを抜取った後、3個のビスを外しシュラウドからモーターを外します。






壊れていたモーターです。






なるべく安くとのご依頼だったので、ちょっと形状は違いますが、

以前スズキエブリィから取り置きしてた中古が合ったので取付けて作業終了です。







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