異音がしてクーラー冷えなくなる!? スズキキャリィ 整備情報219
おはようございます
スズキキャリィトラックの
整備事例を紹介します。
型式GD-DA52T 年式H12年 F6Aエンジン 走行距離119390km
症状は
クーラーをかけしばらくすると、異音がして冷えが悪くなる
点検してみると
確かに
エンジンかけて
クーラーを付けると、冷えは良好
しかし、5分くらいたつと
エンジンルーム辺りから
カチャカチャ異音がして、
しばらくするとそれも無くなり冷風は生暖かい風に・・・
エンジンルームを確認すると、
キャリィの
エンジンルームは左右運転席のシートを上げると見えます。
運転席シートを上げたところ、円内に
クーラーコンプレッサーがありますが、
クーラーコンプレッサーに寄った画像
クーラーをつけると作動する
マグネットクラッチが停止するので冷えなくなっていたようです。
マニホールドゲージを接続して確認します。
この画像の
ゲージは正常な位置をさしていますが、(低圧側がちょっと高めですが)
時間が経つと高圧側の
ゲージがどんどん上がり、黄色い位置まで上昇
異常を検出した
センサーが働き
コンプレッサーが停止 といった次第でした。
その原因はコチラ
クーラーコンデンサーを冷やす
ファンが回っていませんでした。
点検すると
モーターの故障でした。
コンデンサーに近づいた画像
コンデンサーから
ファン・モーターのみはずせるか確認した所、枠の箇所が邪魔になるので、
フロントバンパーの取り外しが必要になります。
フロントバンパーの両端の取付ボルトが
ヘッドライトに隠れているので、
左右の
ヘッドライトの取り外しも必要です。
バンパーを外した画像はありませんが、
ボディー側への取付ボルトを外しただけでは
クーラーパイプが邪魔で
コンデンサーは前に寄らず
ファン・モーターが抜けないので、
コンデンサーの円内の箇所のパイプと、
(⇒は取付ボルトが付く箇所です)
こちら、
レシーバータンクに付いているパイプを取り外し、
コンデンサーを前へ寄せます。
ボディーから
コンデンサーを前へずらした画像、
これでようやく
ファン・モーターを
コンデンサーから分離出来ます。
ちなみにこちら、
コンデンサーを外したボディー側の画像
寄った画像
ボディー側から下の画像
さて、
クーラーコンデンサーから外した
ファン&モーター&シュラウドですが、
こちらは裏側
中心の
ナットを外し
ファンを抜取った後、3個のビスを外し
シュラウドから
モーターを外します。
壊れていた
モーターです。
なるべく安くとのご依頼だったので、ちょっと形状は違いますが、
以前
スズキエブリィから取り置きしてた
中古が合ったので取付けて作業終了です。
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