冬でもクーラー修理! スズキスイフト 整備情報190
おはようございます
2月に入り、プロ野球やJリーグ、またアマチュアスポーツまで
さまざまなジャンルのチームや選手のみなさんが本格的に
キャンプイン
ということで県内かなりの盛り上がりです。
140万県民、毎日晴れますように
ウガンしています。
選手の皆さん頑張ってください
さて今回は、
スズキスイフトの
エアコン修理事例を紹介します。
年式H14年 型式LA-HT51S M13A 走行距離151,790km
『クーラーが冷えないので調べて欲しい』
この真冬の時期に と思いますが、
沖縄の場合、冬でも太陽が出ると20℃まで一気に気温は上昇
ということで、
クーラーが必要になる日も多々あり、
また、雨の日などに
フロントガラスの曇りを取る作業を、
ヒーターではなく
クーラーで行う方が多いので、
クーラーが無いととても困る ということになるようです。
※ ちなみに
ヒーターが壊れてもそのままにする方多し、氷点下になる本土では死活問題でしょうが、亜熱帯沖縄では冬越せます。
ということで調べてみると、
エバポレーターからの
ガス漏れが原因でした。
エンジンルームの画像、
クーラー
高圧パイプと
低圧パイプがエンジンルームから室内につながる箇所、
エキスパンションバルブと接続するボルトを外し
クーラーパイプ2本を取外します。
エバポレーターは助手席の前
ダッシュボードの奥にある
エアコンユニットに内臓されてます。
画像は
グローブボックスを外したところ、(
エアコンユニットは外した後)
寄った画像、奥に
エアコンユニットがありますが、黄色い線から2分割になってます。
その
エアコンユニットの左側を、黄色円2箇所と、隠れてますが上の辺りに1箇所の10mmボルトを外して引き抜きます。
左側を外した後の右側の画像
中に送風を起こす
ブロワファンモーターが納まっています。
①は内・外気を切替えるワイヤーで、②は送風箇所(顔・足元など)を切り替えるワイヤーです。
赤枠は室内から見た
クーラーパイプ
取り外した
エアコンユニット
エンジンルームから見た角度になっています。
別角度から
カバーの中に
エアコンフィルターが内臓されています。
エアコンフィルターとカバー
エアーガンでブローして済ませました。
エアコンユニットの外周のピンをマイナスドライバーではねて外すと、
このように
エバポレーターが顔を出します。
下に排水用のホースが付いていて、室外へ排出します。
クーラーをかけているときに地面を見ると水がチョンチョン垂れているアレです。
外したガス漏れしていた
エバポレーター
上に付いているのが
エキスパンションバルブ
エキスパンションバルブとは
膨張弁の事で、
液状の
クーラーガスがこの
エキスパンションバルブの微小なノズル穴から
エバポレーター内へ噴射され一気に気化し、
気化した
クーラーガスがこの
エバポレーターで冷やされ
ファンモーターで冷風となり室内に送られます。
※ わかりやすい → 『
エアコンの原理と仕組み』 からの引用です。
裏に付いているのが
サーミスタ
サーミスタとは
→
エバポレーターが冷えすぎると
霜がはって凍り付いてしまい破損を招くので、
ある一定の温度まではスイッチON、冷えすぎたらOFFと言う制御をしている
温度スイッチ
新品の
エバポレーターです。
割安な
社外品の設定が無かったので
純正新品ですが、
エキパンバルブが付いて13,000円くらいですので安いかと思います。
交換して
クーラーの冷え良好
クーラーは色々な構成部品で出来ていますので、他の箇所も故障する可能性があります。
もう故障しないようにウガンします(御願・お祈り)
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
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