異音の原因は? ダイハツムーヴ・スズキエブリィ 整備情報223

仲松自動車

2014年05月03日 11:23

おはようございます

今回は小ネタを2つ

まずはダイハツムーヴエンジン付近の異音修理事例について





型式CBA-L150S   年式H17年4月   EF-DETターボ   走行距離75,850km


症状は

エンジン始動から10分くらい経つと、エンジンルームの辺りから、

ベルトの鳴きのような『キリキリ』といった異音が






ベルトの状態を調べてみると、

鳴きやすいファンベルトは、去年他の工場さんで交換されているので、

未交換のクーラーベルトが今回の音の原因かなと思ったのですが、

ファン・クーラーベルト2本とも、張りはしっかりしている事と、

ベルトの異音の場合だと、時間が経ってからよりは、

エンジンかけ始めの方が音が鳴りやすいので、しばらくチェックしてみると、






10分くらい経って異音が・・・

注意して耳を傾けると、どうやら枠内の辺りから聞こえてくるような・・・

ナンバープレートを外して覗いて見ると、






エンジンの下(矢印の辺り)、オイルパン付近から異音は発生しているような・・・

リフトアップして確認すると、






エキゾーストマニホールドの下、⇒の辺りから聞こえてきます。

ボルトを外してみると。






⇒の辺りの部品、エキゾーストマニホールドガスケットといいます。

エキマニパイプの間に入って密着し、排気漏れを防ぐ役割をしますが、

この部品が劣化して,エキマニパイプの間に隙間が出来た事が異音発生の原因でした。


冷間時はエンジン回転が高いので大丈夫なのですが、

エンジンが暖気すると回転数も落ちてくるのでエンジンの振動が大きくなり、

マフラーに伝わり異音が発生し始めるといったところです。


交換すると異音ピタリと止みました。






続いてスズキエブリィワゴン足回りの異音修理事例について



型式ABA-DA64W   年式H19年6月   K6Aターボエンジン   走行距離74,245km

症状は

走行時、特に路面が悪い箇所にさしかかると、右前輪付近から『コンコン』と異音が







ジャッキアップして前輪にガタがあるか確認したが大丈夫そう







右前輪後ろ側からの画像

各部をチェックしてみると、なぜかスタビライザーリンクの下側②のナットが緩んでいる

実は以前にも同じように緩んで異音が発生していた同じ型のエブリィーの例があり、

今回もナットを締め付けると異音もピタリと止みました。

通常、自然に緩んでくるはず無いのですが不思議です。






参考に右前輪の前側からの画像です。

結局原因は不明ですが、部品交換に至らずお客様もホッと一安心 といったケースでした。






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