2010年07月30日
しばらくするとクーラーが冷えなくなる ワゴンR 整備情報102
こんにちは。
今回はスズキワゴンR FX-Sリミテッドのクーラー修理事例を紹介します。

※ 同車種イメージ画像です
年式H17年11月 CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離53,147km
症状は
『エンジンかけてしばらくするとクーラーが冷えなくなる
』
(ブログを見て那覇市から来ていただきましたS様ありがとうございました。
)
工場に来た時点ではクーラーは冷えていて、チャージングホースを接続して、ゲージマニホールドを見ると正常値を指している。
そこで、しばらく試運転をすると

30分くらいすると冷えなくなってきたので再度調べてみると

フロントバンパーを外した画像です。
最初は正常に作動しているのですが、走行してしばらくすると、四角い枠以内のクーラーコンプレッサーのマグネットクラッチが止まってしまいます。
クーラーコンプレッサーのマグネットクラッチの不良が原因でした。
熱を持つとショート(短絡)気味になるようです。(なじみの電機屋さん情報)
このケースでは、料金が安い順に、
① 県内中古のクーラーコンプレッサーに交換
② 本土中古のクーラーコンプレッサーに交換
③ 新品のマグネットクラッチに交換
④ リビルトクーラーコンプレッサーに交換
⑤ 新品のクーラーコンプレッサーに交換
といったパターンになります。
⑤は予算オーバーで却下
①の、県内中古を探したのですが、このクーラーコンプレッサーはかなり壊れやすいらしく全然見つからず。
お客様に②・③・④のパターンを提案
この時点で、中古部品がかなり壊れやすいということで本土中古も除外
③か④ということになりましたがマグネットクラッチを交換しても、後から本体の異常が発生するよりは、
④のリビルトコンプレッサーの交換ということで決定しました。
お客様は、『3万以内の修理で済めば・・・』という希望でしたが、コンプレッサーの不具合と言う時点で厳しくなってしまいました。
以下の修理ケースなら予算内だったのですが、
※ ワゴンRのクーラー修理事例の過去記事、整備日誌99コチラから
整備日誌49はコチラから

こちらが古いコンプレッサーです。
左円内の部分がマグネットクラッチです。
クーラーをかけないときは外側のプーリー部分のみ回転して、
クーラーをかけるとプーリーと共にマグネットクラッチが回転します。
リビルトコンプレッサーを注文する際には、同じ型式・エンジンのコンプレッサーは3種類あるそうで、右枠内の記号が情報として必要になります。

届いたリビルトクーラーコンプレッサーです。

パイプとの接合部分のパッキン(Oリング)も一緒についています。

取り付けて、真空引きをしてガス2本注入して作業終了です。
作動も良好です。
コンプレッサーを交換する場合は、レシーバータンク(リキッドタンク上の画像参照)も一緒に交換が必須ではありますが、
今回はコンプレッサー本体ではなくマグネットクラッチが原因と言うことで、料金をおさえるために交換しませんでした。
しかし、コンプレッサーの固着などの故障の場合は、レシーバータンクはもちろんのこと、
サイクル内にゴミが混入している恐れがあるので、サイクル内の洗浄が必要となり料金も高くなります。

古いコンプレッサーは新しいリビルトコンプレッサーとして生まれ変わるのでメーカーさんに返却します。




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回はスズキワゴンR FX-Sリミテッドのクーラー修理事例を紹介します。

※ 同車種イメージ画像です
年式H17年11月 CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離53,147km
症状は

『エンジンかけてしばらくするとクーラーが冷えなくなる

(ブログを見て那覇市から来ていただきましたS様ありがとうございました。

工場に来た時点ではクーラーは冷えていて、チャージングホースを接続して、ゲージマニホールドを見ると正常値を指している。

そこで、しばらく試運転をすると


30分くらいすると冷えなくなってきたので再度調べてみると

フロントバンパーを外した画像です。
最初は正常に作動しているのですが、走行してしばらくすると、四角い枠以内のクーラーコンプレッサーのマグネットクラッチが止まってしまいます。

クーラーコンプレッサーのマグネットクラッチの不良が原因でした。

熱を持つとショート(短絡)気味になるようです。(なじみの電機屋さん情報)
このケースでは、料金が安い順に、
① 県内中古のクーラーコンプレッサーに交換
② 本土中古のクーラーコンプレッサーに交換
③ 新品のマグネットクラッチに交換
④ リビルトクーラーコンプレッサーに交換
⑤ 新品のクーラーコンプレッサーに交換
といったパターンになります。

⑤は予算オーバーで却下

①の、県内中古を探したのですが、このクーラーコンプレッサーはかなり壊れやすいらしく全然見つからず。
お客様に②・③・④のパターンを提案
この時点で、中古部品がかなり壊れやすいということで本土中古も除外
③か④ということになりましたがマグネットクラッチを交換しても、後から本体の異常が発生するよりは、
④のリビルトコンプレッサーの交換ということで決定しました。

お客様は、『3万以内の修理で済めば・・・』という希望でしたが、コンプレッサーの不具合と言う時点で厳しくなってしまいました。
以下の修理ケースなら予算内だったのですが、

※ ワゴンRのクーラー修理事例の過去記事、整備日誌99コチラから
整備日誌49はコチラから
こちらが古いコンプレッサーです。
左円内の部分がマグネットクラッチです。
クーラーをかけないときは外側のプーリー部分のみ回転して、
クーラーをかけるとプーリーと共にマグネットクラッチが回転します。
リビルトコンプレッサーを注文する際には、同じ型式・エンジンのコンプレッサーは3種類あるそうで、右枠内の記号が情報として必要になります。
届いたリビルトクーラーコンプレッサーです。

パイプとの接合部分のパッキン(Oリング)も一緒についています。
取り付けて、真空引きをしてガス2本注入して作業終了です。

作動も良好です。

コンプレッサーを交換する場合は、レシーバータンク(リキッドタンク上の画像参照)も一緒に交換が必須ではありますが、
今回はコンプレッサー本体ではなくマグネットクラッチが原因と言うことで、料金をおさえるために交換しませんでした。
しかし、コンプレッサーの固着などの故障の場合は、レシーバータンクはもちろんのこと、
サイクル内にゴミが混入している恐れがあるので、サイクル内の洗浄が必要となり料金も高くなります。

古いコンプレッサーは新しいリビルトコンプレッサーとして生まれ変わるのでメーカーさんに返却します。





























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
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弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
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お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
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Posted by 仲松自動車 at 18:47
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