2013年04月08日
エンジンオイル漏れの原因は? ダイハツムーヴ 整備情報216
おはようございます
久しぶりの記事は小ネタで・・
ダイハツムーヴのエンジンオイル漏れ事例を紹介します。
年式H11年9月 型式GF-L900S EF-VEエンジン 走行距離195,700km
※ 画像はターボ車ですが、ノーマルエンジンです。
エンジンを上から見た画像です。
エアークリーナーケースやダクトを外します。
以前エンジンオイル漏れが見られた時はシリンダヘッドカバーガスケットを交換したのですが
今回もエンジン上部からの様子で・・・
黒いカバーを外します。
するとこんな感じ、
点火系統の部品、ダイレクトイグニッションコイルが3個付いていますが、
その隣にある部品、オイルコントロールバルブ
今回はそのパッキン(Oリング)の交換を行いました。
ちなみに前回漏れていた箇所はエンジン上部から前面あたり、
シリンダヘッドカバーとエンジンブロックの間黄色い線に挟まっているシリンダヘッドカバーガスケットの交換と、
オイルフィルターが付くベースと、シリンダブロックとの間のパッキン(Oリング)を交換したのですが、
今回はエンジンの後方からトランスミッションの辺りにかけてかなりのオイルにじみが
右前輪の辺りから補機ベルトなどの画像
円内に若干オイルにじみがありますが、11万kmでタイミングベルトやオイルシールは交換済みのようで、
良くあるオイルシールからの漏れでは無さそう
エンジン後方をエンジン・ミッション全体を写した画像
円内全体的にオイルにじみが見られます。
エンジンオイルパンも全体的ににじんでいます。
そしてトランスミッション側も。
ここにオイルにじみがあると、リヤクランクシャフトオイルシールの可能性も考えられますが、
エンジン後方を上にたどって調べてみると、オイルの流れた跡が、
シリンダヘッドカバーガスケットは交換して大丈夫なようなので、
オイルコントロールバルブのOリングから漏れているだろうと推測
オイルコントロールバルブです。
⇒の箇所にエンジン側と密着させるためのOリングが付いています。
実は、このOリングのみの設定が無く、オイルコントロールバルブ本体での設定になっていて、
それで注文すると6千円くらいかかってしまうので、
似た形状のOリングを注文し対応しています。
接近した画像
ややボケていますが、ふくらみが足りない感じ、取り外す時もスッと抜けました。
新旧Oリング比較画像
古いほうは外す際に硬化していてパキッと割れてしまいました。
新品Oリング取付後の画像
古いほうよりふくらみがありますね。
新品になった分エンジンへの挿入がしづらいので、Oリングにオイルを塗布して、
オイルコントロールバルブを回しながら行うと徐々に入っていきます。
装着完了
エンジン上部からのエンジンオイル漏れの場合は、タベットパッキンと共に交換しておいた方が良さそうです。
ロードテスト~漏れチェックを行い作業終了です。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
車検・一般整備などのお問い合わせはこちらから
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
久しぶりの記事は小ネタで・・
ダイハツムーヴのエンジンオイル漏れ事例を紹介します。
年式H11年9月 型式GF-L900S EF-VEエンジン 走行距離195,700km
※ 画像はターボ車ですが、ノーマルエンジンです。
エンジンを上から見た画像です。
エアークリーナーケースやダクトを外します。
以前エンジンオイル漏れが見られた時はシリンダヘッドカバーガスケットを交換したのですが
今回もエンジン上部からの様子で・・・
黒いカバーを外します。
するとこんな感じ、
点火系統の部品、ダイレクトイグニッションコイルが3個付いていますが、
その隣にある部品、オイルコントロールバルブ
今回はそのパッキン(Oリング)の交換を行いました。
ちなみに前回漏れていた箇所はエンジン上部から前面あたり、
シリンダヘッドカバーとエンジンブロックの間黄色い線に挟まっているシリンダヘッドカバーガスケットの交換と、
オイルフィルターが付くベースと、シリンダブロックとの間のパッキン(Oリング)を交換したのですが、
今回はエンジンの後方からトランスミッションの辺りにかけてかなりのオイルにじみが
右前輪の辺りから補機ベルトなどの画像
円内に若干オイルにじみがありますが、11万kmでタイミングベルトやオイルシールは交換済みのようで、
良くあるオイルシールからの漏れでは無さそう
エンジン後方をエンジン・ミッション全体を写した画像
円内全体的にオイルにじみが見られます。
エンジンオイルパンも全体的ににじんでいます。
そしてトランスミッション側も。
ここにオイルにじみがあると、リヤクランクシャフトオイルシールの可能性も考えられますが、
エンジン後方を上にたどって調べてみると、オイルの流れた跡が、
シリンダヘッドカバーガスケットは交換して大丈夫なようなので、
オイルコントロールバルブのOリングから漏れているだろうと推測
オイルコントロールバルブです。
⇒の箇所にエンジン側と密着させるためのOリングが付いています。
実は、このOリングのみの設定が無く、オイルコントロールバルブ本体での設定になっていて、
それで注文すると6千円くらいかかってしまうので、
似た形状のOリングを注文し対応しています。
接近した画像
ややボケていますが、ふくらみが足りない感じ、取り外す時もスッと抜けました。
新旧Oリング比較画像
古いほうは外す際に硬化していてパキッと割れてしまいました。
新品Oリング取付後の画像
古いほうよりふくらみがありますね。
新品になった分エンジンへの挿入がしづらいので、Oリングにオイルを塗布して、
オイルコントロールバルブを回しながら行うと徐々に入っていきます。
装着完了
エンジン上部からのエンジンオイル漏れの場合は、タベットパッキンと共に交換しておいた方が良さそうです。
ロードテスト~漏れチェックを行い作業終了です。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
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(担当:仲松良一)
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与那原町字板良敷1365番地
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Posted by 仲松自動車 at 08:37
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