2010年03月08日

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

与那原町のY様の愛車、日産ブルーバードシルフィがエンジン始動不能で入庫しました。sos

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

※同車種 参考画像です。

年式H14年5月 型式GH-TG10 QR20エンジン 走行距離62.000km

イグニッションスイッチを回すが、うんともすんとも言わないムカッ

バッテリーか?とエンジンスターターをバッテリーに取り付けてエンジン回してみるが、それでも反応が無い!?

バッテリーテスターで測定すると、バッテリーは良好OK

イグニッションスイッチからセルモーターまでに原因があると判断できます。僕ボクサー

一番怪しいセルモーターを調べてみることに、虫眼鏡


セルモーターは普通、エンジンのリングギヤに取り付けられますが、上から見てもセルモーターが確認できない。キョロキョロ

そういった場合、ミッションの下に、エンジンに向かって取り付けられていますが、外しにくいんです。ベー

参考のために、下の画像は、同時期に入庫していたダイハツミラですが、エンジンを上から見て、四角い枠内にセルモーターが付いているのが確認できます。

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

アップ画像です。このタイプの脱着は簡単ですシーサーメス

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41


ブルーバードの方は・・・

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

上の画像、左前輪側から見たところです。虫眼鏡

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

エアークリーナーケースなどを外した画像ですが、ミラのように、上には、セルモーターが付いていません。

※四角い黄色い枠は、セルモーターの上の取り付けボルトを外す、工具(エクステンション)です。


ということでジャッキアップして下から確認します。虫眼鏡

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

上の画像、下にもぐって写した写真ですが、枠内がセルモーターです。

エンジンに付いた状態では、隠れて写真撮れないので、少し引き出して撮った画像です。

セルモーターまで電圧がかかっていたので、ためしにイグニッションスイッチ回しながら、セルモーターに軽くショックを与えてみると『ガー』とクランキングはしますが明らかに異常音が。爆発

セルモーターの不良と判断して取り外します。ガッツポーズ

まず、セルモーター側の配線を外して、14mmのボルト2本を外して、抜き取ります。パンチ!

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

更に引きずり出して

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

下のスペースから抜くことが出来ました。簡単で助かりました。汗


下の画像は取り外したセルモーターです。

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41


セルモーターの修理は、料金が高い順に・・・UP

新品部品に交換する  工賃・部品総額 7~10万円

※②セルモーターを分解して、中の不良部品・消耗部品を交換するオーバーホール 3~7万円

リビルト部品に交換する。  3~4万円

中古部品に交換する。  2~3万円  

金額は参考価格です。注意※②は、中の不良部品が安い場合は③よりも安くなる場合あり

という方法がありますが、自社の場合、最近は在庫が効いていて、安くて信頼性が高いリビルト部品の交換をおすすめしています。

オーバーホールは中の部品が、在庫が無い場合も多く、また、中の不良部品の金額により安い、高いが開けて見積もりしないとわからないため、今では、商品の品揃えがしっかりしてきたリビルト品を発注する方がいいと判断しています。(納期は2~3日)


ここで、リビルト部品とは?

磨耗した箇所や欠損した部品等の修理、消耗部品の交換を行い再生された部品のこと

つまり②のオーバーホールと同じことではありますが、それを、保証書付きの(大体1年1万キロ)部品として販売している商品

中古より信頼性があり、新品より安価な部品です。

壊れた部品本体の引取りが条件となり、それをまた修理して商品として繰り返し使われることからリサイクルパーツとも呼ばれます。

セルモーターだけではなく、オルタネーター・クーラーコンプレッサー・パワステポンプなどさまざまな部品がリビルト品に対応しています。


届いたリビルトセルモーターです。

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

後から見た画像です。

セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

前(エンジンにつく側)から見た画像です。

枠内のギヤがピニオンギヤと言います。



セルモーター交換 日産ブルーバード 整備日誌41

上の画像は、セルモーターを外した後のエンジン側の画像ですが、枠内のギヤがリングギヤといいます。

イグニッションスイッチを回すことにより、セルモーターのピニオンギヤが飛び出して、リングギヤにかみ合い、クランクシャフトを回すことにより、エンジンを始動させるんです。コレ!

まれに、セルモーターが破損していても、原因はリングギヤの破損により、セルモーターも破損するというケースがありますのでリングギヤの破損に要注意です。注意




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Posted by 仲松自動車 at 21:54 │【エンジン】