2010年07月21日
エンジンからガラガラと異音! ライトエースノア 整備情報96
おはようございます
今回はトヨタライトエースノアのウォーターポンプの故障事例を紹介します。
年式H12年3月 型式GF-SR40G 3Sエンジン 走行距離150,200km
『走行中にエンジンからガラガラという激しい異音が!!』ということで、引き取り調べたところ
原因はウォーターポンプのガタでした。
壊れたウォーターポンプを外して、前方から見た画像です。
シャフトにガタがありました。
裏側はウォーターパイプにつながっています。
ウォーターポンプは、補機類のベルト(ファンベルトなど)で駆動されるタイプと、
タイミングベルトで駆動されるタイプがありますが、この車両はタイミングベルトで駆動されています。
上の画像のように2分割されます。分割タイプは前側だけ交換できる場合もありますが、
この車両の新品部品の設定は丸ごと(アッセンブリー)交換となっていました。部品価格は1万円ちょっとでした。前側だけの取れる場合はおよそ半額くらいです。
プロペラ(インペラー)が回転して、シリンダブロック内の冷却液が循環します。
さて、タイミングベルトを外すと見えてくるのは、ウォータポンプ以外にもう一つオイルポンプがあります。
上の画像、黄色い枠内の部品です。
オイルポンプと、ブロック側との間にパッキンが付いていてそれも同時に交換しようと思ったのですが・・・
こちらがオイルポンプパッキン(ガスケット)です。
このパッキンが劣化するとエンジンオイルが漏れの原因になるのでできれば交換したほうが良いのですが、オイルパンを外さねばならず、作業の難易度が高くなり工賃も高くなるために断念しました。(パッキンは返品しました。)
黄色いラインに沿ってオイルパンを外す作業ですね。
ところで外せなかったオイルポンプの内部ですが、
上は、オートバイのトロコイド式オイルポンプの画像です。※Wikipediaから引用
左円のインナーローターと右円のアウターローターがかみ合い回転する矢印にできるすき間を利用してエンジンオイルが循環します。
タイミングカバー内からのエンジンオイル漏れの場合は、
カムシャフトとクランクシャフトのフロントオイルシールや、オイルポンプシールなどからだけではなく、
オイルポンプのパッキンからの漏れのケースもたまにあるので注意です。(自分も以前トヨタスターレットのオイル漏れがこのケースで二度手間した事があります。)
新品のウォーターポンプです。
この車両は、10万キロでタイミングベルトとテンショナー、オイルシールまでは交換したんですが、15万キロでウォーターポンプが壊れてしまいました。
タイミングベルトを交換する際は、同時にウォーターポンプまで交換することをおすすめします。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回はトヨタライトエースノアのウォーターポンプの故障事例を紹介します。
年式H12年3月 型式GF-SR40G 3Sエンジン 走行距離150,200km
『走行中にエンジンからガラガラという激しい異音が!!』ということで、引き取り調べたところ
原因はウォーターポンプのガタでした。
壊れたウォーターポンプを外して、前方から見た画像です。
シャフトにガタがありました。
裏側はウォーターパイプにつながっています。
ウォーターポンプは、補機類のベルト(ファンベルトなど)で駆動されるタイプと、
タイミングベルトで駆動されるタイプがありますが、この車両はタイミングベルトで駆動されています。
上の画像のように2分割されます。分割タイプは前側だけ交換できる場合もありますが、
この車両の新品部品の設定は丸ごと(アッセンブリー)交換となっていました。部品価格は1万円ちょっとでした。前側だけの取れる場合はおよそ半額くらいです。
プロペラ(インペラー)が回転して、シリンダブロック内の冷却液が循環します。
さて、タイミングベルトを外すと見えてくるのは、ウォータポンプ以外にもう一つオイルポンプがあります。
上の画像、黄色い枠内の部品です。
オイルポンプと、ブロック側との間にパッキンが付いていてそれも同時に交換しようと思ったのですが・・・
こちらがオイルポンプパッキン(ガスケット)です。
このパッキンが劣化するとエンジンオイルが漏れの原因になるのでできれば交換したほうが良いのですが、オイルパンを外さねばならず、作業の難易度が高くなり工賃も高くなるために断念しました。(パッキンは返品しました。)
黄色いラインに沿ってオイルパンを外す作業ですね。
ところで外せなかったオイルポンプの内部ですが、
上は、オートバイのトロコイド式オイルポンプの画像です。※Wikipediaから引用
左円のインナーローターと右円のアウターローターがかみ合い回転する矢印にできるすき間を利用してエンジンオイルが循環します。
タイミングカバー内からのエンジンオイル漏れの場合は、
カムシャフトとクランクシャフトのフロントオイルシールや、オイルポンプシールなどからだけではなく、
オイルポンプのパッキンからの漏れのケースもたまにあるので注意です。(自分も以前トヨタスターレットのオイル漏れがこのケースで二度手間した事があります。)
新品のウォーターポンプです。
この車両は、10万キロでタイミングベルトとテンショナー、オイルシールまでは交換したんですが、15万キロでウォーターポンプが壊れてしまいました。
タイミングベルトを交換する際は、同時にウォーターポンプまで交換することをおすすめします。
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Posted by 仲松自動車 at 07:37
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