2010年11月12日
タイミングベルトについて 三菱ミニキャブ 整備情報131
おはようございます
今回は三菱ミニキャブトラックのタイミングベルト交換です
型式GDU61TP 年式H14年11月 3G83エンジン 走行距離92,990km
タイミングベルトは、走行距離が10万キロになったら交換を!
とメーカーさんは推奨していますが、
ユーザーさんの車の使用状況によってベルトの持ちが違ってくるんです。
こまめにメンテナンスを行っていて(エンジンオイルや冷却液プラグなど定期的に交換しているなど)、
車に負担の少ない運転(低速・一定の速度を保つ・暖気するなど)を心がけているユーザーさんの場合タイミングベルトは比較的持ちが良いですが、
メンテナンスをしない、車に負担のかかる(高速回転・急発進・急ブレーキ・など)運転をしているユーザーさんの場合は、タイミングベルトの持ちがかなり悪くなってきます。
ということで、劣化して切れたりする症状は、早いケースで6万キロから、
遅いケースで、15万キロくらい
と、かなりの差が出てきたりします。※メンテナンスをすれば15万キロまで持つというわけではありません。
自分の場合は、8万キロくらいから交換をおすすめしています。
なぜなら、10万キロくらいから車の交換を考え始める方が多いために、お金がかかるタイミングベルト交換を躊躇しはじめるからです。
しかし、結局車検を入れて乗り続けるうちに12万キロくらいになるといよいよ、
『車検を入れて乗り続けたいが、タイミングベルトが切れると心配・・・でも古くなった車にお金をかけたくないし』ということになりさらに悩むという結果になってきます。
ですのでタイミングベルト交換は必要経費と考えて、8万~10万キロくらいでスパッと交換する計画を立てると良いと思います。
提案としては、車検の時には結構お金がかかってしまうためにタイミングベルトを交換するとさらに出費がかさんで大変ですので、
8万キロ超えての車検から、次の車検までの間にタイミングベルト交換をする計画を立てるといいのではないかと思います。
今回のお客様も、8万キロくらいから『タイミングベルトの交換時期ですよ』と声をかけていたのですが、
前回車検を終えて1年後の、今回の12ヶ月点検でタイミングベルト交換をすることになりました。
上の画像は、そのミニキャブトラックのタイミングベルトの画像
メンテナンスを良くしていたせいかまだ使えそうな状態ではありますが、交換しておいた方が良い理由がもう一つ、
この3G83エンジンは、タイミングベルトが走行中に切れると、バルブがピストンと当たって曲がってしまうからです。
タイミングベルトとテンショナーベアリングを外した画像ですが、
上のカムシャフトとクランクシャフトが、タイミングベルトが切れると連動しなくなりバルブとピストンが当たってしまうんです。
そうなると、シリンダーヘッド(エンジンの上半分)を外してバルブやバルブシールを交換
というタイミングベルト交換の何倍もの金額がかかる修理が必要になってきます。
こういうエンジンを干渉型といいますが、なおさら早期のタイミングベルト交換が必要になるわけです。
また、現在はタイミングベルトではなくタイミングチェーンになっているエンジンが増えてきていますが、
切れないチェーンタイプだからといってメンテナンスを怠っていると伸びて異音が発生したり、エンジンがかからなくなったりすることもあるので要注意です
チェーン交換はベルトタイプより何倍もお金がかかってしまうので、
チェーンタイプのエンジンなら即、大丈夫、安心というわけではないですよ。
特に、中古車を選ぶ際には、前のユーザーさんがメンテナンスをしっかりしていたかのチェックがかなり重要になります。
さて、このエンジンのタイミングベルト交換の注意点は、
①クランクシャフトのスプロケット付近にクランク角センサーが付いているのでこれを外して元通り取り付けることと、
②オイルポンププーリーも合わせ位置が決まっているのでしっかり合わせる、という2つでしょうか。
リフトアップして下からほとんど済ませられ簡単なタイプだと思います。
タイミングベルトとテンショナーベアリング
カムシャフトとクランクシャフトのオイルシールを交換して作業終了です。
ウォーターポンプはそのままでした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
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今回は三菱ミニキャブトラックのタイミングベルト交換です
型式GDU61TP 年式H14年11月 3G83エンジン 走行距離92,990km
タイミングベルトは、走行距離が10万キロになったら交換を!
とメーカーさんは推奨していますが、
ユーザーさんの車の使用状況によってベルトの持ちが違ってくるんです。
こまめにメンテナンスを行っていて(エンジンオイルや冷却液プラグなど定期的に交換しているなど)、
車に負担の少ない運転(低速・一定の速度を保つ・暖気するなど)を心がけているユーザーさんの場合タイミングベルトは比較的持ちが良いですが、
メンテナンスをしない、車に負担のかかる(高速回転・急発進・急ブレーキ・など)運転をしているユーザーさんの場合は、タイミングベルトの持ちがかなり悪くなってきます。
ということで、劣化して切れたりする症状は、早いケースで6万キロから、
遅いケースで、15万キロくらい
と、かなりの差が出てきたりします。※メンテナンスをすれば15万キロまで持つというわけではありません。
自分の場合は、8万キロくらいから交換をおすすめしています。
なぜなら、10万キロくらいから車の交換を考え始める方が多いために、お金がかかるタイミングベルト交換を躊躇しはじめるからです。
しかし、結局車検を入れて乗り続けるうちに12万キロくらいになるといよいよ、
『車検を入れて乗り続けたいが、タイミングベルトが切れると心配・・・でも古くなった車にお金をかけたくないし』ということになりさらに悩むという結果になってきます。
ですのでタイミングベルト交換は必要経費と考えて、8万~10万キロくらいでスパッと交換する計画を立てると良いと思います。
提案としては、車検の時には結構お金がかかってしまうためにタイミングベルトを交換するとさらに出費がかさんで大変ですので、
8万キロ超えての車検から、次の車検までの間にタイミングベルト交換をする計画を立てるといいのではないかと思います。
今回のお客様も、8万キロくらいから『タイミングベルトの交換時期ですよ』と声をかけていたのですが、
前回車検を終えて1年後の、今回の12ヶ月点検でタイミングベルト交換をすることになりました。
上の画像は、そのミニキャブトラックのタイミングベルトの画像
メンテナンスを良くしていたせいかまだ使えそうな状態ではありますが、交換しておいた方が良い理由がもう一つ、
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タイミングベルトとテンショナーベアリングを外した画像ですが、
上のカムシャフトとクランクシャフトが、タイミングベルトが切れると連動しなくなりバルブとピストンが当たってしまうんです。
そうなると、シリンダーヘッド(エンジンの上半分)を外してバルブやバルブシールを交換
というタイミングベルト交換の何倍もの金額がかかる修理が必要になってきます。
こういうエンジンを干渉型といいますが、なおさら早期のタイミングベルト交換が必要になるわけです。
また、現在はタイミングベルトではなくタイミングチェーンになっているエンジンが増えてきていますが、
切れないチェーンタイプだからといってメンテナンスを怠っていると伸びて異音が発生したり、エンジンがかからなくなったりすることもあるので要注意です
チェーン交換はベルトタイプより何倍もお金がかかってしまうので、
チェーンタイプのエンジンなら即、大丈夫、安心というわけではないですよ。
特に、中古車を選ぶ際には、前のユーザーさんがメンテナンスをしっかりしていたかのチェックがかなり重要になります。
さて、このエンジンのタイミングベルト交換の注意点は、
①クランクシャフトのスプロケット付近にクランク角センサーが付いているのでこれを外して元通り取り付けることと、
②オイルポンププーリーも合わせ位置が決まっているのでしっかり合わせる、という2つでしょうか。
リフトアップして下からほとんど済ませられ簡単なタイプだと思います。
タイミングベルトとテンショナーベアリング
カムシャフトとクランクシャフトのオイルシールを交換して作業終了です。
ウォーターポンプはそのままでした。
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Posted by 仲松自動車 at 08:12
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