2011年05月08日
エンジン回転低く時々エンスト トヨタヴィッツ 整備情報164
おはようございます
今日はトヨタヴィッツのアイドリング不調の修理事例を紹介します。
年式H13年10月 型式TA-SCP10 1SZ-FEエンジン 走行距離119,290km
症状は
『朝エンジンかけた時や、クーラーかけた時エンジン回転が低い』
おあずかりして調べてみると
確かに冷間時、アイドリング制御で回転数が高くならないといけないが、かなり低く感じる
(5~600回転くらい?タコメーターが付いていないので)
暖気後エンジン回転は落ち着いてくるが、クーラーをONすると回転数は上がらず逆にダウンする
どうやらアイドルアップ制御が出来ていないようです。
このヴィッツや、他にはファンカーゴ、プラッツなどの1SZや2NZエンジンに多い症状で、
スロットルバルブのローターの固着による事が多いです。
確認のため取り外します。
エンジンルームの画像
まず手前のエアクリーナーケースを取り外します
さらにもう一つのエアクリーナーケースを取り外します。
枠内は点火システム、ダイレクトイグニッションコイルが4本付いています。
ついでに、イリジウムスパークプラグの点検・清掃も行っておきます。
こちらのエアクリーナーケースには、エアフローメーターが付いていて、エンジンに送られる吸入空気量を測定しています。
取り外すとこのような感じ
黄色枠がスロットルボディーです。それを外します。
白枠のスロットルバルブのみ外しても作業は出来はするのですが、
ボルトが固着している事も多いし、作業もしやすいのでスロットルボディーごと取り外します
冷却ホース・アクセルワイヤー・センサー類のカプラーを外した画像
3ヶ所のボルトを外すとスロットルボディーが抜き取れます。
インテークマニホールドの中に何か落としたら大変ですのでウェスなどでふさいでおきましょう。
スロットルボディーとインテークマニホールドの間にはパッキンが付いていますので、
弾力性はあるか、切れていないかなど確認しておきます。
外したスロットルボディーです。
こちらとエアクリーナーケースとの間にもパッキン(Oリング)が付いているので、同じく弾力性など点検します。
その裏側の見た画像
インテークマニホールド側になります。
枠内がスロットルバルブになります。
スロットルボディーから外したスロットルバルブです。
空気の通路にスラッジがたまっているので洗浄します。
パッキンは新しい部品に交換します。
黒い部分がISCV、スロットルバルブからを外しますが、一般的な+ネジではなく、
この特殊なスター型(5角形)ヘキサゴンレンチが必要になります。
こちらがスロットルバルブのローターです。
矢印方向に軽く動くんですが、触ってみると少し固い。
強めに動かすと回りました。
やはりこの固着がアイドルアップしない原因だったようです。
清掃して取り付けると正常にアイドル制御を行いました。
結構良くある修理です。こちらの今月の実践!整備事例(2010年9月) の記事とほぼ同じ内容となっています。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今日はトヨタヴィッツのアイドリング不調の修理事例を紹介します。
年式H13年10月 型式TA-SCP10 1SZ-FEエンジン 走行距離119,290km
症状は
『朝エンジンかけた時や、クーラーかけた時エンジン回転が低い』
おあずかりして調べてみると
確かに冷間時、アイドリング制御で回転数が高くならないといけないが、かなり低く感じる
(5~600回転くらい?タコメーターが付いていないので)
暖気後エンジン回転は落ち着いてくるが、クーラーをONすると回転数は上がらず逆にダウンする
どうやらアイドルアップ制御が出来ていないようです。
このヴィッツや、他にはファンカーゴ、プラッツなどの1SZや2NZエンジンに多い症状で、
スロットルバルブのローターの固着による事が多いです。
確認のため取り外します。
エンジンルームの画像
まず手前のエアクリーナーケースを取り外します
さらにもう一つのエアクリーナーケースを取り外します。
枠内は点火システム、ダイレクトイグニッションコイルが4本付いています。
ついでに、イリジウムスパークプラグの点検・清掃も行っておきます。
こちらのエアクリーナーケースには、エアフローメーターが付いていて、エンジンに送られる吸入空気量を測定しています。
取り外すとこのような感じ
黄色枠がスロットルボディーです。それを外します。
白枠のスロットルバルブのみ外しても作業は出来はするのですが、
ボルトが固着している事も多いし、作業もしやすいのでスロットルボディーごと取り外します
冷却ホース・アクセルワイヤー・センサー類のカプラーを外した画像
3ヶ所のボルトを外すとスロットルボディーが抜き取れます。
インテークマニホールドの中に何か落としたら大変ですのでウェスなどでふさいでおきましょう。
スロットルボディーとインテークマニホールドの間にはパッキンが付いていますので、
弾力性はあるか、切れていないかなど確認しておきます。
外したスロットルボディーです。
こちらとエアクリーナーケースとの間にもパッキン(Oリング)が付いているので、同じく弾力性など点検します。
その裏側の見た画像
インテークマニホールド側になります。
枠内がスロットルバルブになります。
スロットルボディーから外したスロットルバルブです。
空気の通路にスラッジがたまっているので洗浄します。
パッキンは新しい部品に交換します。
黒い部分がISCV、スロットルバルブからを外しますが、一般的な+ネジではなく、
この特殊なスター型(5角形)ヘキサゴンレンチが必要になります。
こちらがスロットルバルブのローターです。
矢印方向に軽く動くんですが、触ってみると少し固い。
強めに動かすと回りました。
やはりこの固着がアイドルアップしない原因だったようです。
清掃して取り付けると正常にアイドル制御を行いました。
結構良くある修理です。こちらの今月の実践!整備事例(2010年9月) の記事とほぼ同じ内容となっています。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
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定休日 日曜日・祝祭日
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Posted by 仲松自動車 at 09:25
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