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こんにちは

日産モコのエンジン修理事例を紹介します。



年式H14年　　　型式TA-MG21S　　　K6Aエンジン　　　走行距離91,420km

症状は

エンジンが『ボトボトボト』と言った感じで安定せず、

坂道登ったり加速する際のパワーも弱い

点火系統から調べます。









ターボ車で、エンジン上部にインタークーラーが付いているのでそれを外します。








インタークーラーを外して、上のカバーを外すとダイレクトイグニッションコイルが見えてきます。

左から順番に3気筒エンジンです。







ダイレクトイグニッションコイルを浮かせたところ

筒の奥にスパークプラグが付いていますが、









外した3本のスパークプラグ

このようにエンジンオイルまみれに・・

原因はというと、









シリンダヘッドカバーを外した画像

プラグホールシールという部品が劣化して、エンジンオイルが筒の中に浸入

エンジンオイルで濡れたスパークプラグの着火が悪くなりエンジン不調におちいったと言うケースでした。







スパークプラグを外したソケットもエンジンオイルでベタベタです。

ちなみにツインカム・タイミングチェーン式エンジン

タイミングベルトのように交換の必要が無いタイミングチェーンですが、

エンジンオイル交換を怠ると、伸びて異音を発生する事が要注意

インジェクターは燃料を噴射する装置です。









取り外したタベットパッキンとプラグホールシール

硬化してカチカチです。








新品は柔軟性があります。








点火系統の部品、ダイレクトイグニッションコイルやスパークプラグは正常でしたが、

これまでスパークプラグを交換した事が無いようでしたので、高性能なイリジウムスパークプラグを取り付けました。


こういった、プラグホール内へのエンジンオイル浸入は、

このK6Aエンジンと、ホンダさんのE07Zエンジン（ライフなど）に良く発生するようです。

ホンダライフ修理事例








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