おはようございます
今回は
ダイハツテリオスキッドの
一般整備事例を紹介します
年式H13年 型式GF-J131G EF-VEエンジン 走行距離57,092km
友人G君の愛車ですが、昨年末からベルトが『キー』という異音を発生していて、早めに修理をしなければと思いながらも、お互いに忙しく都合がつかないままに乗り続け、ついに先日・・・
ベルトが破損して走行中ファンベルトが切れてしまいました。
(なんとか工場まで来れて良かった~)
上の画像は、破損した
ファンベルト(オルタネーターベルト)です。
経年劣化のせいもありますが、オルタネーター(ダイナモ)のプーリーが腐食してベルトが徐々に削られたようです。
腐食していた
オルタネータープーリーです。
さわってみると
ザラザラしています。
こういうケースは
湿度の高い沖縄ではよくあるケースです。
オルタネーターのプーリーと、ファンベルトはもちろんですが、もう1箇所の
ウォーターポンププーリーも同時に交換しました。
3,000円くらいの部品ですので、また削れないように念のために交換です。
他のベルト類も交換しました。上の画像は
クーラーベルトです。
経年劣化で、側面が削れてるうえに、伸びてしまって、いっぱいに調整しても緩かったので交換しました。
もう1本の
パワーステアリングベルトも、亀裂が入っていたために交換しました。
両方とも1,000円くらいの安い部品ですので、この機会に交換したほうが良いです。
交換した後のエンジン前面から写した
プーリー・ベルトと
補機類の画像です。
これで安心です
※ ベルト・補機類にくわしい過去記事は
コチラから
そのまま作業終了して納車と思っていたのですが、
車両のエンジン下に、なにやら黒い汚れが・・・
上の画像がそれです。エンジンオイルが漏れていました。
オイルゲージで確認するとゲージ内に達していない
この車両のオイル容量は
32.6リットルですが、半分
の1.5リットル近く漏れて少なくなってました。
補給して様子を見るよりは修理した方が良いだろうと判断し、漏れている箇所を点検してみることに
上の画像は、エンジン上部を前から見たところですが、(ごちゃごちゃしてわかりにくいですが)
作業灯で照らしている箇所(エンジンの左側面)あたりから漏れていました。
上の画像は、左側面から見たところですが、黄色い円内の箇所です。
エキゾーストマニホールドに隠れてまったく見えません。
下にもぐって写した画像です。円内に上から漏れたエンジンオイルの汚れが付着しています。
右のパイプは、エキゾーストパイプ(フロントマフラー)です。
エンジンアンダーカバーもごらんのようにオイル漏れで汚れていました。
さて、どこから漏れていたかと言うと
上の画像の、オイルエレメントが付く
オイルクーラーから漏れていました。
※ 間違いです、コメント欄のテリオスのりさんのコメントにあるようにオイルクーラーではありません。
以下のオイルクーラーに関する文章間違いです。
↓ ↓ ↓
オイルクーラーとは、冷却水を利用してオイルラインを冷やす部品です。(特にターボチャージャー車に装着しています。)
オイルエレメントを外した画像です。
オイルクーラーは隠れていて外しにくかったです。
取り外した
オイルクーラーです。
矢印にパッキン(ガスケット)が付いてるんですが、硬化して密着性がなくなりすき間から
エンジンオイルが漏れていました。
裏側です。矢印の箇所に
ウォーターパイプが付いて冷却液がオイルクーラー内を循環して冷やす構造です。
オイルが循環しています
取り付けて作業完了しました。
オイルクーラーオイルフィルター付近からのオイル漏れ修理にくわしい過去記事は
コチラから
こういった部品の劣化も、
オイル交換を怠ることにより発生しやすいので、
エンジンオイル交換は、
半年・5,000キロごとの定期的な交換を心がけましょう
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