バックドアーガラス破損 ダイハツムーブ 整備情報166

仲松自動車

2011年05月27日 09:28

おはようございます


今回はダイハツムーブバックドア破損の修理事例です



年式H11年   型式GF-L900S   EF-VEエンジン   走行距離122,000km






こちらが損傷画像


木の枝に気づかずぶつけてしまったそうです


プライバシーガラスで暗くて見えにくいためかこのケース結構多いです。


損傷状態は、バックドアーガラスの破損と、バックドアパネルの左側の凹み








左のテールランプも破損しています。



こういう場合、バックドアーの鈑金・塗装とバックドアガラステールランプの交換 


といった修理方法が通常のセオリーですが、


バックドアガラスは、社外品の設定が無いために純正品ではかなりの高額に


車両保険を付けていれば料金の心配もせずそのまま作業を進行できるのですが、


全額自己負担になるためにお客様からは出来るだけ安くという要望に。


となると、中古のバックドアパネル丸ごと交換する方法が安くつくので、


沖縄県内と本土に、同じ色のバックドアーパネルが無いか探します。








ボンネットを開けて、円内のコーションプレートから


ボディー色を表すカラーナンバーを確認します。







色はゴールドですが、正確な表示記号はS20となります。


車検証の情報とこのカラーナンバーをもとに同じ色の中古バックドアーパネルを探したところ、


沖縄県内では色違いしか見つからなかったのですが、


本土の方で同じ色が見つかり、状態もいいという事で、それを取り寄せという事に決定

(県内部品に比べ割高になりますが、塗装をするとそれよりも高くなるので)







届いた本土中古バックドアパネル


確かに状態もいい、沖縄なら気になるも無し







交換は、上下のヒンジを外し、


電気配線のコネクターをはずすために、ボディー右側の内張りを外します。








スペアタイヤ上のカバーがかぶっているのでそれも外します。


同時にスペアタイヤも外し、飛び散ったガラスの破片の掃除をします。








コネクターはこの位置に付いています。


分離してバックドアーを外します。










新しいバックドアーを取付け、コネクターを接続して作業終了となります。









仕上がりの画像です。


リサイクルパーツの活用は、資源の再利用ですのでエコ活動にもつながります。









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