走行中にエンジンストップ!? スバルプレオ 整備情報170
おはようございます
今回は
スバルプレオの
一般整備事例を紹介します
型式YA-RA1 年式H12年 EN07スーパーチャージャーエンジン 走行距離54,500km
症状は
高速道路を走行して一般道路に下りてる途中、
エンジンの調子が悪くなってきたと思ったらしばらくして
エンスト
セルを回して再始動を試みるがクランキング(ブルルルル・・)はするがエンジンかからない
しかし、しばらくすると
エンジンかかったのでそのまま工場入庫 といった経緯
とりあえず
外部診断器を接続してみると
クランク角センサー系統の不具合を表示
お客様の話では、エンジンが
『ボトボトボト・・』と次第に調子が悪くなった。
といった事でしたが、以前記事にも書いた症状と酷似。
カムポジションセンサー故障の過去記事 →
走行中に突然エンスト! 整備情報83
※ ちなみに
カムポジションセンサーの特性不良の場合は
『スー』と静かにエンストするようです。
クランクポジションセンサーの故障と断定し交換する事に
画像はエンジン前方からの画像(右前輪の辺り)
クランクポジションセンサーは、
クランクプーリーと
クーラーコンプレッサーの間に挟まるように付いていて、保護用のカバーで覆われています。
スペースが狭く、クーラーコンプレッサーをずらさないと抜けないのでは
と思えますが、外さなくても大丈夫でした。
まず
クランクポジションセンサーに付いているカバーを外してみます。
カバーを外した
クランクポジションセンサーの接近画像
確かに
クランクプーリーと
クーラーコンプレッサーの間、スペースあまり無いです。
次に、
クーラー・オルタネーターベルトの調整テンショナーを緩めベルトを外し、
クランクプーリーを抜き取ります。
プレオのベルト交換の過去記事を参考に →
クーラーかけるとキリキリと異音が!整備情報95
ベルトを外して
クランクプーリーを外し
クランクポジションセンサーのソケットを抜いた画像
クランクポジションセンサーは10mmのボルト1個で取付されているのですが、
このように、
メガネ・スパナレンチ(ショート)を使えば、狭いスペースの中ボルトを抜き取れます。
ボルトを外し
クランクポジションセンサーを浮かしている画像
この後、抜き取る画像は撮りわすれましたが、ずらしながら前へ抜き取る事が出来ます。
新品の
クランクポジションセンサーに交換します。
※ ちなみに
カムポジションセンサーも同じ部品です。(沖縄価格で約3,000円)
ポジションセンサーが両方とも付いている車両は、2個とも交換した方が無難です。
最後に、
外部診断器でデータを消去して作業終了です。
沖縄県与那原町で
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