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与那原町のT様の愛車　ダイハツムーブエアロダウンカスタムXXです。



年式H10年　型式E-L602S　JB-JLターボエンジン　4気筒　走行距離97.800ｋｍ

電話で、『今朝エンジンかけると音がうるさくて、パワーが無い』ということで、引き取りにいきました

エンジンをかけてみると、エンジンの回転が安定していない

4気筒エンジンですが、1気筒が機能していない感じ

こういう場合は、スパークプラグの発火にいたる点火系統か、インジェクターにいたる燃料噴射系統か、
圧縮不良といったところですが、雨が降った後という事もあり、一番怪しい箇所の点火系統から調べます。


下の画像はボンネットを開けて上からエンジンをのぞいた所

白い四角い枠のカバーの下にコイルと、スパークプラグがあります



今回は、カバーを取り外した写真を写し忘れたのですが、中に水が溜まっていました。

そのせいで、コイルが失火して、点火がうまく出来なかったようです。

水気を取って、コイルを乾かせて抵抗と、亀裂が無いかを点検して、プラグも洗浄して、すき間を調整して、取り付けるとエンジンの調子も良くなりました。

プラグは2年前に交換されているようでしたが、コイルが未交換のようなので、お客様に交換するか確認すると、『交換は、次回調子が悪くなってからでいい』でいう事で作業終了して納車いたしました。（ちなみに新品部品代は、コイル2個で24000円でした。）


今回と同様のケースは良くあって、メーカーや車種に限らず、ターボ車の場合、ボンネットについているエアーダクトから雨天時に雨が浸入してこうなるようです。



エアーダクトをふさぐ事は出来ないので、自分の場合は、カバーに両面テープを貼り付けて水が浸入しないようにしています。

T様初めて入庫していただきましてありがとうございました。またよろしくお願いいたします。






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