2010年02月17日
充電警告灯点灯 ダイハツハイゼット 整備日誌28
与那原のH社さまの営業車 ダイハツハイゼットです。

年式H12年 型式GD-S200V EF-SEエンジン 走行距離150.803km
『充電警告灯が点灯したので調べて欲しい』ということで入庫しました。
充電警告灯と言うのは・・・

上の、コンビネーションメーターの画像の、白枠のバッテリーの形をした警告灯のことです
充電系統に異常がある時に点灯するようになっています。(画像はイグニッションスイッチをONしたところですが、実際には、充電警告灯だけ点灯していました。)
オルタネーター(ダイナモ・充電機)に不具合が発生した場合か、オルタネーター(ファン)ベルトが切れた時に大体点灯します。(バッテリーに異常があるのとは違います。)
エンジンを確認してみると、
ファンベルトがこんな状態に

エンジンについている状態で見せたかったのですが、撮り損ねたので外したベルトです。
ベルトの破損で、緩んでオルタネーターが充電不足になり警告灯が点灯したのか
と、思ったのですが、実は、クランクプーリーが・・・

上の画像がクランクプーリーです。普通に見えますが・・・

内側と外側が分離してます。
クランクプーリーは、エンジンが回転すると、回りますが、前後の振動を吸収するために、内側と外側の間が、樹脂製のラバーになっていて経年劣化で切れることがあるのです。
このせいで、ベルトは緩くなり充電不調になり、警告灯が点灯したわけです。

上の画像は、エンジンを前から見たところで、白枠の部分にクランクプーリーが付いています
画像は、全部のベルトと、クランクプーリーを外したところです。
新品のクランクプーリーと、ファンベルトそして、クーラーベルト・パワステベルトを取り付けて

1が新品のクランクプーリー、2がパワーステアリングポンプ、3がクーラーコンプレッサー、4がウォーターポンププーリー、5がオルタネーターです。
ちなみに、1と3にかかっているベルトをクーラーベルト、2と4にかかっているベルトをパワステベルト、1と4と5にかかっているベルトをファンベルト、またはオルタネーターベルトと呼びます。
以前にも書きましたが、クーラーベルトが切れると、クーラーが冷えなくなり、パワステベルトが切れると、ハンドルが重くなり、ファンベルトが切れると、充電不良になり、走行中にバッテリーが上がりエンストしたり、ウォーターポンプが回せなくなり、オーバーヒートしたりします。
特に、ファンベルトの破損は要注意ですね。
取付けると、警告灯も点灯しなくなりました。念のため充電系統とバッテリーを調べましたが、良好でしたので無事作業終了です。
H社様、どうもありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい。
見積り無料です!!

鈑金・塗装の無料メール見積りはこちらから
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185






























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充電警告灯と言うのは・・・


上の、コンビネーションメーターの画像の、白枠のバッテリーの形をした警告灯のことです
充電系統に異常がある時に点灯するようになっています。(画像はイグニッションスイッチをONしたところですが、実際には、充電警告灯だけ点灯していました。)
オルタネーター(ダイナモ・充電機)に不具合が発生した場合か、オルタネーター(ファン)ベルトが切れた時に大体点灯します。(バッテリーに異常があるのとは違います。)
エンジンを確認してみると、

ファンベルトがこんな状態に


エンジンについている状態で見せたかったのですが、撮り損ねたので外したベルトです。

ベルトの破損で、緩んでオルタネーターが充電不足になり警告灯が点灯したのか

と、思ったのですが、実は、クランクプーリーが・・・

上の画像がクランクプーリーです。普通に見えますが・・・

内側と外側が分離してます。

クランクプーリーは、エンジンが回転すると、回りますが、前後の振動を吸収するために、内側と外側の間が、樹脂製のラバーになっていて経年劣化で切れることがあるのです。
このせいで、ベルトは緩くなり充電不調になり、警告灯が点灯したわけです。

上の画像は、エンジンを前から見たところで、白枠の部分にクランクプーリーが付いています
画像は、全部のベルトと、クランクプーリーを外したところです。
新品のクランクプーリーと、ファンベルトそして、クーラーベルト・パワステベルトを取り付けて

1が新品のクランクプーリー、2がパワーステアリングポンプ、3がクーラーコンプレッサー、4がウォーターポンププーリー、5がオルタネーターです。
ちなみに、1と3にかかっているベルトをクーラーベルト、2と4にかかっているベルトをパワステベルト、1と4と5にかかっているベルトをファンベルト、またはオルタネーターベルトと呼びます。
以前にも書きましたが、クーラーベルトが切れると、クーラーが冷えなくなり、パワステベルトが切れると、ハンドルが重くなり、ファンベルトが切れると、充電不良になり、走行中にバッテリーが上がりエンストしたり、ウォーターポンプが回せなくなり、オーバーヒートしたりします。
特に、ファンベルトの破損は要注意ですね。

取付けると、警告灯も点灯しなくなりました。念のため充電系統とバッテリーを調べましたが、良好でしたので無事作業終了です。

H社様、どうもありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。

沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
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営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
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Posted by 仲松自動車 at 21:09
│【電気系統】