2010年03月15日
ABS警告灯点灯 ホンダ キャパ 整備日誌48
こんばんは
最近年度末で、忙しくて
ちょっとバテ気味ですが
忙しいことがとってもありがたいです
年間通して、さらに忙しくなるようにがんばりま~す
それでは、与那原町のY様の愛車ホンダキャパの修理の報告です。
※ 同車種のイメージ画像です
年式H11年12月 型式GF-GA4 D15Bエンジン 走行距離152.441km
『ABS警告灯の点灯』で入庫しました。
下の画像のメーターパネルの右側です。
FINES(インターネット情報提供サービス)で修理のマニュアルを取り寄せようとおもったのですが、情報が無い
それではと、沖縄県整備振興会の整備相談に問い合わせると、
ホンダ車は、振興会でも、データーが無い場合がたまにあり、キャパも持っていないとの事
以前出した整備技術の本に自己診断の仕方が載っているのでそれを参考に自己診断を行ってみては?
とのこと
本を見ながら、自己診断をすることに・・・
自己診断用のコネクターは、助手席ダッシュパネル下の方にあります。
上の画像の緑色のコネクターです。
コネクターの中にカプラーが2個収納されており、そのうちの2本線の青いカプラーがABSの自己診断用カプラーです。
それを短絡させて、イグニッションスイッチをONにすると、ABS警告灯が点滅して不具合箇所を知らせます。
今回は、15 16 18 のコードを表示
しかし古いからか?本に載っていないので、直接一日橋のホンダさんに問い合わせてみると、いずれのコードも、後ろの車輪の速度センサー(リヤホイールセンサー、ABSセンサーとも呼ぶ)系統の故障をあらわし、速度を検出できないために、特に、下り坂でのペダルへの違和感(キックバック)や、ABSの役割を果たせなくなる恐れがあるそうです。
このケースの不具合は、リヤホイールセンサーの不良がほとんどとのことなので、センサーを単体点検します。
リヤホイールセンサーのコネクターは、リヤシートを取り外さないと見えてこないので、
シートを外しました。
抵抗値を測定してみると、
基準値は1.4~2kΩなのですが、右リヤホイールセンサーの不具合でした。
新品に交換することに
センサー部分は、右後輪に付いているので、後ろをジャッキアップして、タイヤを外します。
ドラムを外します。
上は外した画像です。黄色い枠内にホイールセンサーが見えます。
下は、枠内のホイールセンサーのアップ画像です。
念のためにホイールセンサーのゴミを取って点検しましたが、やはり、センサー不良だったので、新品を注文して
下は、届いた新品のリヤホイールセンサー
袋から取り出して
取り付けます。
新しいホイールセンサーのアップです。
取付後、ABS警告灯が点灯したままだったのですが、走行してしばらくすると消えました。
しかし、念のためにもう一度、自己診断で、確認すると、作業前と同じように 15 16 18 コードを表示
ブレーキ関係のフューズや、リレーを数秒取り外しても、コードを消去できないので、またホンダさんに、問い合わせると、ホンダでリセットしなければ消えないとのこと
直接出向き、無料でリセットしていただきました。(約10分程度)
ただ、自分としては、ABS警告灯の点灯よりも気になった箇所があって・・・
エンジン始動して、発進するためにアクセルを吹かして加速する瞬間に、『ガックン』と、前輪当たりから、ボディーへ振動と、異音が発生する。
エンジンマウントのへたりか、ミッションの変速ショックかと思い、リフトアップして調べたところ
右タイヤの辺り、ミッションマウントが付くボディー側のパネルが腐食して穴が開いている。
黒い箇所が、ミッションマウント、その下がミッションです。左のボディーのパネルが赤くサビしています
下が、アップの画像です。
この穴が原因で、パネルの強度が落ちて、加速して負荷がかかると、ミッション側の振動がボディーに伝わっていたと思われます。
幸いにも、ミッションマウントが付く部分からは少しそれていますが、このままでは、ミッションの取り付け部分がずれて落ちる危険性がありますので、パネルの補強加工をおすすめします。
Y様おまたせいたしました。 ご利用いただきどうもありがとうございました。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい。
鈑金・塗装の無料メール見積りはこちらから
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
最近年度末で、忙しくて
ちょっとバテ気味ですが
忙しいことがとってもありがたいです
年間通して、さらに忙しくなるようにがんばりま~す
それでは、与那原町のY様の愛車ホンダキャパの修理の報告です。
※ 同車種のイメージ画像です
年式H11年12月 型式GF-GA4 D15Bエンジン 走行距離152.441km
『ABS警告灯の点灯』で入庫しました。
下の画像のメーターパネルの右側です。
FINES(インターネット情報提供サービス)で修理のマニュアルを取り寄せようとおもったのですが、情報が無い
それではと、沖縄県整備振興会の整備相談に問い合わせると、
ホンダ車は、振興会でも、データーが無い場合がたまにあり、キャパも持っていないとの事
以前出した整備技術の本に自己診断の仕方が載っているのでそれを参考に自己診断を行ってみては?
とのこと
本を見ながら、自己診断をすることに・・・
自己診断用のコネクターは、助手席ダッシュパネル下の方にあります。
上の画像の緑色のコネクターです。
コネクターの中にカプラーが2個収納されており、そのうちの2本線の青いカプラーがABSの自己診断用カプラーです。
それを短絡させて、イグニッションスイッチをONにすると、ABS警告灯が点滅して不具合箇所を知らせます。
今回は、15 16 18 のコードを表示
しかし古いからか?本に載っていないので、直接一日橋のホンダさんに問い合わせてみると、いずれのコードも、後ろの車輪の速度センサー(リヤホイールセンサー、ABSセンサーとも呼ぶ)系統の故障をあらわし、速度を検出できないために、特に、下り坂でのペダルへの違和感(キックバック)や、ABSの役割を果たせなくなる恐れがあるそうです。
このケースの不具合は、リヤホイールセンサーの不良がほとんどとのことなので、センサーを単体点検します。
リヤホイールセンサーのコネクターは、リヤシートを取り外さないと見えてこないので、
シートを外しました。
抵抗値を測定してみると、
基準値は1.4~2kΩなのですが、右リヤホイールセンサーの不具合でした。
新品に交換することに
センサー部分は、右後輪に付いているので、後ろをジャッキアップして、タイヤを外します。
ドラムを外します。
上は外した画像です。黄色い枠内にホイールセンサーが見えます。
下は、枠内のホイールセンサーのアップ画像です。
念のためにホイールセンサーのゴミを取って点検しましたが、やはり、センサー不良だったので、新品を注文して
下は、届いた新品のリヤホイールセンサー
袋から取り出して
取り付けます。
新しいホイールセンサーのアップです。
取付後、ABS警告灯が点灯したままだったのですが、走行してしばらくすると消えました。
しかし、念のためにもう一度、自己診断で、確認すると、作業前と同じように 15 16 18 コードを表示
ブレーキ関係のフューズや、リレーを数秒取り外しても、コードを消去できないので、またホンダさんに、問い合わせると、ホンダでリセットしなければ消えないとのこと
直接出向き、無料でリセットしていただきました。(約10分程度)
ただ、自分としては、ABS警告灯の点灯よりも気になった箇所があって・・・
エンジン始動して、発進するためにアクセルを吹かして加速する瞬間に、『ガックン』と、前輪当たりから、ボディーへ振動と、異音が発生する。
エンジンマウントのへたりか、ミッションの変速ショックかと思い、リフトアップして調べたところ
右タイヤの辺り、ミッションマウントが付くボディー側のパネルが腐食して穴が開いている。
黒い箇所が、ミッションマウント、その下がミッションです。左のボディーのパネルが赤くサビしています
下が、アップの画像です。
この穴が原因で、パネルの強度が落ちて、加速して負荷がかかると、ミッション側の振動がボディーに伝わっていたと思われます。
幸いにも、ミッションマウントが付く部分からは少しそれていますが、このままでは、ミッションの取り付け部分がずれて落ちる危険性がありますので、パネルの補強加工をおすすめします。
Y様おまたせいたしました。 ご利用いただきどうもありがとうございました。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
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Posted by 仲松自動車 at 22:49
│【電気系統】