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今回はトヨタエスティマエミーナのウォーターポンプ交換を紹介します。





年式Ｈ6年6月　型式Ｅ-ＴＣＲ20Ｇ　2ＴＺエンジン　走行距離153,827ｋｍ




上の画像は、前のボンネットを開けた見たところです。

→の箇所にラジエターがあり、上にリザーバータンクが付いていて（黄色い枠内）ラジエターキャップを外して冷却液を補給します。


お客様から、『ヒートゲージが上がったので見ると、水が漏れているみたい』と言うことで調べてみると、ウォーターポンプから水漏れしていました。




取り外したウォーターポンプの画像です。




反対側の画像です。

ウォーターポンプは、一般的にファンベルトやタイミングベルトで駆動されて回転するんですが、このエンジンは、丸い円内のギヤがカムシャフト？にかみ込み、駆動されて回転しているようです。

それでディストリビューターの形に似ています





ウォーターポンプを分割した画像です。

真っ赤に汚れているところが水管理の悪さを証明しています。




分割したもう一方の画像

このプロペラが、回転して冷却液を循環させています。





取り付けたウォーターポンプと周辺の画像です。

エスティマは、前のラジエター付近にオルタネーターやパワステポンプ、クーラーコンプレッサーの補機類が付いていて、そこからエンジンまでエクイップメントシャフトを介してクランクシャフトを駆動しています。

それを、直接つないだのでは、衝撃が大きいので、間にカップリングをはさみ衝撃を和らげています。

しかしそれが壊れやすく、矢印の部分のラバーが切れてカタカタ異音を発生することが頻繁にあります。




ウォーターポンプのアップ画像です。

隣の黒い丸い部品は、オイルエレメントです。

冷却液を利用して冷やしているんでしょうね










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