2010年09月03日
走行中にエンジンストップ! スズキワゴンR 整備情報111
おはようございます
今回はスズキワゴンRの故障事例を紹介します。
年式H12年 型式GF-MC11S F6Aターボエンジン 走行距離76,853km
走行中に突然エンジンがストップ、再始動しようとセルを回すがうんともすんとも言わない
という症状ですがその原因は
オルタネーター(充電器)の充電不足とバッテリーあがりでした。
オルタネーター本体に異常が発生したわけではなく、原因はファンベルト(オルタネーターベルトともジェネレーターベルトとも呼びます。)
ベルトが削れて細くなったせいで、
オルタネーターが回転してもベルトとプーリーがしっかりとグリップしないために・・・
発電量が下がってバッテリーの電気が無くなっていき、ついにはエンストしたという故障でした。
ボンネットを開けてフロントバンパーとグリルを外した画像です。
補機類とベルトは枠内の箇所にあります。
右車輪下側から見た画像です。
フロントバンパーに近い側にクーラーコンプレッサーがあります。
エンジン奥側にオルタネーター(ダイナモ)がありますが、→の箇所オルタネータープーリーとベルトですが、ベルトが削れて幅が細くなって滑って回転している状態でした。
ベルトを外したオルタネーターのアップ画像
ベルトが削れたカスが付いています。
あとプーリーもベルトが細くなって底付きして摩擦で焼けた跡が・・・
古いファンベルトです。(V型)
半年前に取り付けたのですが、摩擦で焼けたようで底の部分がボロボロ
この場合はファンベルトと、かかる全てのプーリーを交換しなければなりませんが、
このMC系ワゴンRのベルトは削れるケースが多発していて、
スズキさんから対策品としてVリブドベルトへの交換キットが出ています。
※セット料金7,000円くらい、単品で取ると1万くらいはかかるので安く設定しているとは思います。
Vリブドベルトとは
平ベルトの柔軟性とVベルトの強い摩擦力の利点を併せ持ち、高速での運用に耐える形態で製造には高い技術レベルが要求される。
近年の自動車の補機類の増加に対しても1本のベルトで対応できるもの
※ ウイキペディアから引用
最近はこのタイプが多くなっています。
削れたベルトはVベルトといって、
V字形(厳密には台形であるが)の断面を持つもので、外周にV字形の溝を持つプーリーと組み合わされる。
負荷をうけて強い張力が掛かった際、ベルトがプーリーの溝に楔のように食い込むことによって強い摩擦力が生じるため、細いベルトで比較的大きな動力を伝えることができる。
※ ウィキペディアから引用
といった特徴を持った2種類のベルトですが、Vベルトは削れやすいように思えます。
ということで対策品セットに交換することに
ベルトとプーリーなどをはずします。
コンプレッサー側の画像
取り外したVベルトセットです。
新しく取り付けるVリブドベルトセットです。
Vリブド用とVベルト用のプーリーの大きさが違うためにベルトにズレが出てくるので、ブラケットやボルトなどでその差を合わせます。
たとえばこれは、クーラーコンプレッサーのブラケットです。
もとのブラケットと数ミリ単位でずれていて、これを付けてコンプレッサーの位置を調整します。
削れにくいリブドタイプに交換して発電量もばっちりです。
コンプレッサーはそのままV型です。
コンプレッサーのプーリーはマグネットクラッチになっているので交換するとなるとかなりの費用になるからでしょうね。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回はスズキワゴンRの故障事例を紹介します。
年式H12年 型式GF-MC11S F6Aターボエンジン 走行距離76,853km
走行中に突然エンジンがストップ、再始動しようとセルを回すがうんともすんとも言わない
という症状ですがその原因は
オルタネーター(充電器)の充電不足とバッテリーあがりでした。
オルタネーター本体に異常が発生したわけではなく、原因はファンベルト(オルタネーターベルトともジェネレーターベルトとも呼びます。)
ベルトが削れて細くなったせいで、
オルタネーターが回転してもベルトとプーリーがしっかりとグリップしないために・・・
発電量が下がってバッテリーの電気が無くなっていき、ついにはエンストしたという故障でした。
ボンネットを開けてフロントバンパーとグリルを外した画像です。
補機類とベルトは枠内の箇所にあります。
右車輪下側から見た画像です。
フロントバンパーに近い側にクーラーコンプレッサーがあります。
エンジン奥側にオルタネーター(ダイナモ)がありますが、→の箇所オルタネータープーリーとベルトですが、ベルトが削れて幅が細くなって滑って回転している状態でした。
ベルトを外したオルタネーターのアップ画像
ベルトが削れたカスが付いています。
あとプーリーもベルトが細くなって底付きして摩擦で焼けた跡が・・・
古いファンベルトです。(V型)
半年前に取り付けたのですが、摩擦で焼けたようで底の部分がボロボロ
この場合はファンベルトと、かかる全てのプーリーを交換しなければなりませんが、
このMC系ワゴンRのベルトは削れるケースが多発していて、
スズキさんから対策品としてVリブドベルトへの交換キットが出ています。
※セット料金7,000円くらい、単品で取ると1万くらいはかかるので安く設定しているとは思います。
Vリブドベルトとは
平ベルトの柔軟性とVベルトの強い摩擦力の利点を併せ持ち、高速での運用に耐える形態で製造には高い技術レベルが要求される。
近年の自動車の補機類の増加に対しても1本のベルトで対応できるもの
※ ウイキペディアから引用
最近はこのタイプが多くなっています。
削れたベルトはVベルトといって、
V字形(厳密には台形であるが)の断面を持つもので、外周にV字形の溝を持つプーリーと組み合わされる。
負荷をうけて強い張力が掛かった際、ベルトがプーリーの溝に楔のように食い込むことによって強い摩擦力が生じるため、細いベルトで比較的大きな動力を伝えることができる。
※ ウィキペディアから引用
といった特徴を持った2種類のベルトですが、Vベルトは削れやすいように思えます。
ということで対策品セットに交換することに
ベルトとプーリーなどをはずします。
コンプレッサー側の画像
取り外したVベルトセットです。
新しく取り付けるVリブドベルトセットです。
Vリブド用とVベルト用のプーリーの大きさが違うためにベルトにズレが出てくるので、ブラケットやボルトなどでその差を合わせます。
たとえばこれは、クーラーコンプレッサーのブラケットです。
もとのブラケットと数ミリ単位でずれていて、これを付けてコンプレッサーの位置を調整します。
削れにくいリブドタイプに交換して発電量もばっちりです。
コンプレッサーはそのままV型です。
コンプレッサーのプーリーはマグネットクラッチになっているので交換するとなるとかなりの費用になるからでしょうね。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい
『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 10:09
│【エンジン】
この記事へのコメント
いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
Posted by 生命保険の選び方 at 2010年09月04日 01:13