2011年10月23日
走行中に時々エンスト スズキワゴンR 整備情報178
こんばんは~
スズキワゴンRのエンジン修理事例を紹介します

年式H16年 型式CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離105,900km
症状は
『走行中に時々エンストするが2~3分経つとかかる、エンジン警告灯も点灯した事があった
』
との事
外部診断器
で調べてみると

工場に入庫した際には、エンジン警告灯はもう点いていないこともあって、
現在のダイアグコードでは表示されませんでしたが、

過去のダイアグコードの点検をしてみると、

データ残っていました。
症状から想像してはいましたが、やはりいつものポジションセンサーの不具合だったようです。
この診断結果で100%判断は出来ませんが、
ほぼクランクポジションセンサー本体の故障だろうという事で交換になります。

エンジン上から見た画像、
この車両はカムポジションセンサーが付いてませんでしたが、
大体、赤い円内の位置に付いています。

エンジン下から見た画像
オルタネーターとクランクプーリーの間に付いています。

黄色い円内が、クランクポジションセンサーのアップ画像
赤い円内、クランクプーリーの突起で位置を検出します。

クランクポジションセンサーを外した画像
10mmのボルト1本で止まっています

新旧クランクポジションセンサー(左が新品
)

良否判定は、カプラーが付いた状態のクランクポジションセンサーの先端に、
ドライバーなどを近づけて動かした時に、エンジンコントロールコンピューター側の端子で、
電圧値が約0⇔5Vで変化する と整備書にあります。
あと、オシロスコープの出力信号の波形で判断できるようです。

電源電圧の12Vとアースと信号電圧5Vの3極になっています。

外部診断器で過去データを消去して作業終了
自分の印象では、このポジションセンサー系統の故障事例は、
スズキ(マツダ)・スバル・ホンダの軽自動車に限られているような・・
しかしダイハツ車でこういったケースはまだ入って無いです。
ともかく壊れやすいこのセンサー
最近では、車検の際には走行距離が7~8万キロ超えたくらいからの車両には、説明して交換をお勧めしています。




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

格安車検好評受付中
車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185

スズキワゴンRのエンジン修理事例を紹介します

年式H16年 型式CBA-MH21S K6Aエンジン 走行距離105,900km
症状は

『走行中に時々エンストするが2~3分経つとかかる、エンジン警告灯も点灯した事があった

との事


工場に入庫した際には、エンジン警告灯はもう点いていないこともあって、
現在のダイアグコードでは表示されませんでしたが、
過去のダイアグコードの点検をしてみると、

データ残っていました。

症状から想像してはいましたが、やはりいつものポジションセンサーの不具合だったようです。
この診断結果で100%判断は出来ませんが、
ほぼクランクポジションセンサー本体の故障だろうという事で交換になります。

エンジン上から見た画像、

この車両はカムポジションセンサーが付いてませんでしたが、
大体、赤い円内の位置に付いています。
エンジン下から見た画像
オルタネーターとクランクプーリーの間に付いています。
黄色い円内が、クランクポジションセンサーのアップ画像

赤い円内、クランクプーリーの突起で位置を検出します。
クランクポジションセンサーを外した画像
10mmのボルト1本で止まっています
新旧クランクポジションセンサー(左が新品

良否判定は、カプラーが付いた状態のクランクポジションセンサーの先端に、
ドライバーなどを近づけて動かした時に、エンジンコントロールコンピューター側の端子で、
電圧値が約0⇔5Vで変化する と整備書にあります。
あと、オシロスコープの出力信号の波形で判断できるようです。
電源電圧の12Vとアースと信号電圧5Vの3極になっています。
外部診断器で過去データを消去して作業終了

自分の印象では、このポジションセンサー系統の故障事例は、
スズキ(マツダ)・スバル・ホンダの軽自動車に限られているような・・
しかしダイハツ車でこういったケースはまだ入って無いです。
ともかく壊れやすいこのセンサー
最近では、車検の際には走行距離が7~8万キロ超えたくらいからの車両には、説明して交換をお勧めしています。





























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
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『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい

メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

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代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 23:10
│【エンジン】
この記事へのコメント
いつも、楽しく修理状況を見させて頂いてます。
今回の症状は、エンストということですが!
私の車は、ファンカーゴですが
エンストもしますが突然、スローが2000回転します。
その場合、どの部分が悪くなっている事が多いんでしょうか?
今回の症状は、エンストということですが!
私の車は、ファンカーゴですが
エンストもしますが突然、スローが2000回転します。
その場合、どの部分が悪くなっている事が多いんでしょうか?
Posted by 広江門 at 2011年10月24日 00:44
広江門さんコメントありがとうございます。
エンストというのは信号待ちなどで回転が低く止まってしまうんでしょうか?
また突然2000回転とは一時的な症状ですぐに戻るんでしょうか?
ファンカーゴはアイドルスピードコントロールバルブにスラッジがたまり
アイドル制御が不良になる事があるのでそれかも知れないです。
その際は、清掃で直る場合と交換が必要な場合があります。
ヴィッツの記事 → http://kakousagi73.ti-da.net/e3343305.html
エンストというのは信号待ちなどで回転が低く止まってしまうんでしょうか?
また突然2000回転とは一時的な症状ですぐに戻るんでしょうか?
ファンカーゴはアイドルスピードコントロールバルブにスラッジがたまり
アイドル制御が不良になる事があるのでそれかも知れないです。
その際は、清掃で直る場合と交換が必要な場合があります。
ヴィッツの記事 → http://kakousagi73.ti-da.net/e3343305.html
Posted by りょーべー
at 2011年10月24日 08:37
