2011年12月23日
オルタネータ外れ充電警告灯点灯!ダイハツムーブ 整備情報187
こんにちは
ダイハツムーブの一般整備事例を紹介します
年式H16年2月 UA-L150S EF-VEエンジン 走行距離84,360km
『 走行中エンジンルームから異音が発生、その後充電警告灯が点灯 』
エンジンはかかるが、何か外れてゴトゴト異音もするらしいのでキャリアカーで運搬
調べてみると
エンジンルーム画像
エアーダクトを外して補機類をチェック
パワーステアリングポンプの下辺りにオルタネーターがありますが、
エンジン前面下から見た画像
補機類の配置はこんな感じ、ベルトは全て外した後です。
オルタネーターはそばにずらしています
新品のアジャスティングバーを取り付けた後の画像ですが、
そのアジャスティングバーが折損、
またオルタネーターの下を固定するボルトも中で折れてしまい、
最終的にそのボルトも抜け落ち、アジャスティングバーも折れてしまったので、
オルタネーターとファンベルトが外れた事が、異音と充電警告灯の点灯の原因でした。
穴の中に残ったボルトの先っちょを除去する作業も必要です。
先っちょが折れたボルトと、折損したアジャスティングバーです。
こちら新しいアジャスティングバーとボルトとファンベルトです。
固定ボルトが折れる事は想定済みのようでセットになっていました。
どうやら上と下の固定するボルトは締付トルクを守って強めにロックしないと、
ボルトがゆるみアジャスティングバーが折損するらしいです。
これくらいかなって感じで締めていますけど、用途に応じた規定のトルク管理が必要ですね
今回の修理は、これらの部品を交換して作業終了となったのですが、
作業上で注意してほしい点が2つ
黄色い円内の部品、パワステポンプに付いている油圧スイッチですが、
ファンベルトを張らすためにオルタネーターをずらす際に干渉して割れる事あり。
もう1つは、
アジャスティングバーを取り付けた後、ウォーターポンプの下にクーラント液のしずくが
オルタネーターが外れた弊害で冷却液漏れも発生したのかと思い点検してみると、
上の画像の折損したアジャスティングバーの残骸を固定するボルト2本、
黄色円内の箇所はパワステポンプのステーに固定されるんですが、
赤い四角枠のボルトがウォーターポンプを共にエンジン側に締め付ける構造になっていて、
それを外したせいでウォーターポンプとエンジン側にすき間が出来てじわりと漏れてきたようです。
真ん中下あたりの赤い四角枠の部分です。(ボルトを抜いた後の画像)
※ 黄円内はパワステ油圧スイッチ
再度アジャスティングバーの画像、
赤枠の箇所がウォーターポンプも締め付けるボルトの位置
ボルト締め付けると冷却液の漏れは止まったので良かったんですが、
漏れが止まらないケースが出ないか心配です。
(その時はウォーターポンプ脱着・パッキン交換が必要に)
※ 後からわかったのですが、保証対象のようです
→ オルタネーターアジャスティングバーの保証期間延長
ダイハツホームページの、リコール等から その他の情報 の所に載っています。
中古車で購入したユーザーの方も対象かは未確認です。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
ダイハツムーブの一般整備事例を紹介します
年式H16年2月 UA-L150S EF-VEエンジン 走行距離84,360km
『 走行中エンジンルームから異音が発生、その後充電警告灯が点灯 』
エンジンはかかるが、何か外れてゴトゴト異音もするらしいのでキャリアカーで運搬
調べてみると
エンジンルーム画像
エアーダクトを外して補機類をチェック
パワーステアリングポンプの下辺りにオルタネーターがありますが、
エンジン前面下から見た画像
補機類の配置はこんな感じ、ベルトは全て外した後です。
オルタネーターはそばにずらしています
新品のアジャスティングバーを取り付けた後の画像ですが、
そのアジャスティングバーが折損、
またオルタネーターの下を固定するボルトも中で折れてしまい、
最終的にそのボルトも抜け落ち、アジャスティングバーも折れてしまったので、
オルタネーターとファンベルトが外れた事が、異音と充電警告灯の点灯の原因でした。
穴の中に残ったボルトの先っちょを除去する作業も必要です。
先っちょが折れたボルトと、折損したアジャスティングバーです。
こちら新しいアジャスティングバーとボルトとファンベルトです。
固定ボルトが折れる事は想定済みのようでセットになっていました。
どうやら上と下の固定するボルトは締付トルクを守って強めにロックしないと、
ボルトがゆるみアジャスティングバーが折損するらしいです。
これくらいかなって感じで締めていますけど、用途に応じた規定のトルク管理が必要ですね
今回の修理は、これらの部品を交換して作業終了となったのですが、
作業上で注意してほしい点が2つ
黄色い円内の部品、パワステポンプに付いている油圧スイッチですが、
ファンベルトを張らすためにオルタネーターをずらす際に干渉して割れる事あり。
もう1つは、
アジャスティングバーを取り付けた後、ウォーターポンプの下にクーラント液のしずくが
オルタネーターが外れた弊害で冷却液漏れも発生したのかと思い点検してみると、
上の画像の折損したアジャスティングバーの残骸を固定するボルト2本、
黄色円内の箇所はパワステポンプのステーに固定されるんですが、
赤い四角枠のボルトがウォーターポンプを共にエンジン側に締め付ける構造になっていて、
それを外したせいでウォーターポンプとエンジン側にすき間が出来てじわりと漏れてきたようです。
真ん中下あたりの赤い四角枠の部分です。(ボルトを抜いた後の画像)
※ 黄円内はパワステ油圧スイッチ
再度アジャスティングバーの画像、
赤枠の箇所がウォーターポンプも締め付けるボルトの位置
ボルト締め付けると冷却液の漏れは止まったので良かったんですが、
漏れが止まらないケースが出ないか心配です。
(その時はウォーターポンプ脱着・パッキン交換が必要に)
※ 後からわかったのですが、保証対象のようです
→ オルタネーターアジャスティングバーの保証期間延長
ダイハツホームページの、リコール等から その他の情報 の所に載っています。
中古車で購入したユーザーの方も対象かは未確認です。
沖縄県与那原町で
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仲松自動車修理工場
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定休日 日曜日・祝祭日
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『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
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※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
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Posted by 仲松自動車 at 13:32
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