2012年02月26日
エンジン警告灯点灯!エンストも・・ホンダライフ 整備情報192
こんにちは~
今回はホンダライフのエンジン不調の修理事例を紹介します
年式H14年 型式LA-JB1 E07Zエンジン 走行距離110,260km
症状は
エンジン始動直後は調子いいが、
温まってエンジン回転数落ち着いてくると『ボトボト・・』とエンジン不調
(1気筒死んでいる感じ)
するとエンジン警告灯も点灯
走行して坂道登る時などパワー不足を感じたり、減速して停車する時にエンストも時々あったようです。
円内のチェックランプです
外部診断器で異常コードを調べてみると、
【P0350 点火系統の異常】と検出されたので点火系統を調べてみる事に、
エンジン上から見たところです
ダイレクトイグニッションコイルをプラグから浮かしてパワーバランスを調べてみると
2番気筒のダイレクトコイルが働いていないようでしたので、テスト用のダイレクトコイルを取り付けてエンジン始動
するとエンジン不調も無くなり、原因はダイレクトコイルだったか、と思っていると・・
エンジン温まってくるとまたボトボトと・・
念のためにスパークプラグを新品に交換しても結果同じ・・
どうやら点火系統ではないようです。
という事は燃料系統か と、
次にインジェクターを1番と2番入れ替えて調べてみると、
エンジン始動直後は調子いいが、しばらくするとまたまたアイドリング不調に・・
然圧を測定してみると規定値内
それではと、圧縮圧力を測定してみると、正常な数値(12kgf/cm)より1kgf/cmちょい低い
これくらいではエンジン不調につながらないかな
と思っているところで行き詰ったのでFINESを閲覧すると、
進化するFINES、最近は色々な整備事例の情報が載っていて、
症状に近い整備事例「アイドリング不調吹き上がりも悪い」をクリック
その原因は、バルブクリアランス不良の症例のようです。
詳しく調べる方のために添付資料がダウンロードできますのでそこをクリック
症状と点検内容が書かれていますが、2番気筒の不具合といい、コイルとインジェクターを交換しても変わらないといった所といいほぼ今回の症状と一緒
3ページ分の資料をプリントアウトして点検・整備します。
ダイレクトコイルを外し、シリンダヘッドカバーを外します。
するとこうなっています、円内は2番シリンダー排気側のエキゾーストバルブですが、
バルブを押さえているロッカアームの端、ロックナットを緩め
アジャストスクリューをマイナスドライバーで閉めたり緩めたりしてバルブクリアランス(バルブ先端とアジャストスクリューのすき間)を調整します。
このエキゾーストバルブの正常な数値は0.23~0.27mmですが、
吸気側も含め12のバルブの内、円内のバルブだけ0.1mmも入りづらいほどすき間が狭い
エンジン下から見た画像
このすき間をシクネスゲージで測定して調整します。
調整後症状が治まりました。
ちなみに、スズキワゴンR(MC系)のK6Aエンジンも、排気側の圧縮不良によるエンジン不調が多いと聞きます。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回はホンダライフのエンジン不調の修理事例を紹介します
年式H14年 型式LA-JB1 E07Zエンジン 走行距離110,260km
症状は
エンジン始動直後は調子いいが、
温まってエンジン回転数落ち着いてくると『ボトボト・・』とエンジン不調
(1気筒死んでいる感じ)
するとエンジン警告灯も点灯
走行して坂道登る時などパワー不足を感じたり、減速して停車する時にエンストも時々あったようです。
円内のチェックランプです
外部診断器で異常コードを調べてみると、
【P0350 点火系統の異常】と検出されたので点火系統を調べてみる事に、
エンジン上から見たところです
ダイレクトイグニッションコイルをプラグから浮かしてパワーバランスを調べてみると
2番気筒のダイレクトコイルが働いていないようでしたので、テスト用のダイレクトコイルを取り付けてエンジン始動
するとエンジン不調も無くなり、原因はダイレクトコイルだったか、と思っていると・・
エンジン温まってくるとまたボトボトと・・
念のためにスパークプラグを新品に交換しても結果同じ・・
どうやら点火系統ではないようです。
という事は燃料系統か と、
次にインジェクターを1番と2番入れ替えて調べてみると、
エンジン始動直後は調子いいが、しばらくするとまたまたアイドリング不調に・・
然圧を測定してみると規定値内
それではと、圧縮圧力を測定してみると、正常な数値(12kgf/cm)より1kgf/cmちょい低い
これくらいではエンジン不調につながらないかな
と思っているところで行き詰ったのでFINESを閲覧すると、
進化するFINES、最近は色々な整備事例の情報が載っていて、
症状に近い整備事例「アイドリング不調吹き上がりも悪い」をクリック
その原因は、バルブクリアランス不良の症例のようです。
詳しく調べる方のために添付資料がダウンロードできますのでそこをクリック
症状と点検内容が書かれていますが、2番気筒の不具合といい、コイルとインジェクターを交換しても変わらないといった所といいほぼ今回の症状と一緒
3ページ分の資料をプリントアウトして点検・整備します。
ダイレクトコイルを外し、シリンダヘッドカバーを外します。
するとこうなっています、円内は2番シリンダー排気側のエキゾーストバルブですが、
バルブを押さえているロッカアームの端、ロックナットを緩め
アジャストスクリューをマイナスドライバーで閉めたり緩めたりしてバルブクリアランス(バルブ先端とアジャストスクリューのすき間)を調整します。
このエキゾーストバルブの正常な数値は0.23~0.27mmですが、
吸気側も含め12のバルブの内、円内のバルブだけ0.1mmも入りづらいほどすき間が狭い
エンジン下から見た画像
このすき間をシクネスゲージで測定して調整します。
調整後症状が治まりました。
ちなみに、スズキワゴンR(MC系)のK6Aエンジンも、排気側の圧縮不良によるエンジン不調が多いと聞きます。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 16:33
│【エンジン】