2012年02月16日
坂道を登るとカラカラと異音が!? ホンダバモス 整備情報191
おはようございます
今回はホンダバモスホビオの一般整備事例を紹介します。

年式H18年8月 型式GBD-HJ1 E07Zエンジン 走行距離119,720km
症状は
『坂道を登るとカラカラとエンジンのノッキング音が
』
ノッキングにくわしい → yahoo!知恵袋の回答
ギヤをドライブからローに落とすと
若干音小さくなるがそれでもまだ聞こえる
中古車屋さんから車検整備で入庫した車両ですが、整備後のロードテストで発覚、とりあえず点検のため工場へUターン


まず疑ったのはオーバーヒート
メーターパネルの画像ですが、この車種はヒートゲージがありません
水温が低い時(COOL)と熱くなった時(HOT)に点灯してしらせるチェックランプのみ
(自分はアナログゲージの方がいいと思うのですが・・・)
走行時には点灯していなかったので大丈夫とは思うのですが、さらにチェック

ラジエターの冷却液の量は、ボンネットを上げて確認します。
ちなみにこの車両、バッテリーは黄色い円内の箇所、
ウォッシャータンクを外して奥まった位置にあり外しにくいです。

ラジエターキャップを外して液面と、サブタンクの液量を確認するが問題なし。
次はラジエターからエンジンまでの間に空気がかんでいないかエアー抜きを

バックドアーを上げてやや中央よりにあるエンジンカバーを外して行います。

寄った画像、円内4箇所で行います。
ちなみに赤枠にコイル・プラグなどの点火システムが、青枠にノッキングを感知するノックセンサーがあります。

左エンジンスロットル側と右パイプ側

エンジン手前の中間パイプ2箇所
10mmボルトを緩めて行うのですがエアーがかんでいる様子もなし

次に点火システム
たまたま同じエンジンのホンダライフが修理で入庫していたので
ダイレクトイグニッションコイルとスパークプラグをちょっとお借りして
再度ロードテスト
しかし症状変わらず・・・
制御系統の信号が出ているかと、自己診断
を行うが異常コードも見られず・・・
点火時期に狂いは無いかタイミングライトで調べてみる事に、

クランクプーリーではなくフライホイールで調べます。
ノックセンサーの近くのゴムカバーを外してタイミングライトで照射して切込みが合っていれば
ですが、
点火時期にも狂いは無いようです。
次にノックセンサーが反応しているか簡単な点検を

円内のソケット(カプラー)が付いている箇所がノックセンサー
※ちなみにコレ以前のE07Zエンジンにはノックセンサーは付いていないようです。
エンジンをかけてシリンダ部分を軽くハンマーで叩くとノックセンサーがノッキングと判断して
点火時期が自動調整されるかをタイミングライトで確認すると、ちゃんと制御している様子。
ちょっと行き詰まってきましたが、考えると排ガス濃度が基準値よりかなり高かった事と、
排気ガスの匂いが臭く色も濃い灰色で、不完全燃焼のようでしたので、これは燃料では
・・・と

ガソリンタンクの画像です。
実は入庫時に燃料警告灯が点灯
していたので、1,000円分給油していたのですが、
それで燃料は新しいからとすっかりチェックから外していました
※ その後中古車屋さんに確認すると、実はこの車両1年間展示されたままだった様で・・
燃料を抜き取りオクタン価の高いハイオクガソリンを2,000円分給油
坂道を登板してみると、
症状直りました
ガソリンが少ないまま放置していたために、水蒸気が溜まって燃料の性質が悪化した事が原因だったようです。
優先順位を誤って時間がかかってしまったケースでした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい

格安車検好評受付中
車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回はホンダバモスホビオの一般整備事例を紹介します。

年式H18年8月 型式GBD-HJ1 E07Zエンジン 走行距離119,720km
症状は

『坂道を登るとカラカラとエンジンのノッキング音が

ノッキングにくわしい → yahoo!知恵袋の回答
ギヤをドライブからローに落とすと


中古車屋さんから車検整備で入庫した車両ですが、整備後のロードテストで発覚、とりあえず点検のため工場へUターン


まず疑ったのはオーバーヒート

メーターパネルの画像ですが、この車種はヒートゲージがありません
水温が低い時(COOL)と熱くなった時(HOT)に点灯してしらせるチェックランプのみ
(自分はアナログゲージの方がいいと思うのですが・・・)
走行時には点灯していなかったので大丈夫とは思うのですが、さらにチェック

ラジエターの冷却液の量は、ボンネットを上げて確認します。
ちなみにこの車両、バッテリーは黄色い円内の箇所、
ウォッシャータンクを外して奥まった位置にあり外しにくいです。

ラジエターキャップを外して液面と、サブタンクの液量を確認するが問題なし。

次はラジエターからエンジンまでの間に空気がかんでいないかエアー抜きを
バックドアーを上げてやや中央よりにあるエンジンカバーを外して行います。
寄った画像、円内4箇所で行います。
ちなみに赤枠にコイル・プラグなどの点火システムが、青枠にノッキングを感知するノックセンサーがあります。
左エンジンスロットル側と右パイプ側
エンジン手前の中間パイプ2箇所
10mmボルトを緩めて行うのですがエアーがかんでいる様子もなし

次に点火システム
たまたま同じエンジンのホンダライフが修理で入庫していたので
ダイレクトイグニッションコイルとスパークプラグをちょっとお借りして

再度ロードテスト

制御系統の信号が出ているかと、自己診断

点火時期に狂いは無いかタイミングライトで調べてみる事に、
クランクプーリーではなくフライホイールで調べます。
ノックセンサーの近くのゴムカバーを外してタイミングライトで照射して切込みが合っていれば

点火時期にも狂いは無いようです。
次にノックセンサーが反応しているか簡単な点検を
円内のソケット(カプラー)が付いている箇所がノックセンサー
※ちなみにコレ以前のE07Zエンジンにはノックセンサーは付いていないようです。
エンジンをかけてシリンダ部分を軽くハンマーで叩くとノックセンサーがノッキングと判断して
点火時期が自動調整されるかをタイミングライトで確認すると、ちゃんと制御している様子。

ちょっと行き詰まってきましたが、考えると排ガス濃度が基準値よりかなり高かった事と、
排気ガスの匂いが臭く色も濃い灰色で、不完全燃焼のようでしたので、これは燃料では

ガソリンタンクの画像です。

実は入庫時に燃料警告灯が点灯

それで燃料は新しいからとすっかりチェックから外していました

※ その後中古車屋さんに確認すると、実はこの車両1年間展示されたままだった様で・・

燃料を抜き取りオクタン価の高いハイオクガソリンを2,000円分給油
坂道を登板してみると、

症状直りました

ガソリンが少ないまま放置していたために、水蒸気が溜まって燃料の性質が悪化した事が原因だったようです。
優先順位を誤って時間がかかってしまったケースでした。

沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい

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『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
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弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい

※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com

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代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
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Posted by 仲松自動車 at 08:54
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