2012年09月17日
エンジンオイル漏れの原因は? ホンダアコード 整備情報209
おはようございます
今回はホンダアコードのエンジンオイル漏れの修理事例を紹介します
年式H8年12月 型式E-CE1 F22Bエンジン 走行距離127,650km
症状は
どうやらエンジンオイルが漏れているようで、駐車場に黒い跡があるとの事
エンジンかけて様子を見ると、エンジンルームのちょうど真ん中の下辺りにエンジンオイルがポタポタと
リフトアップして除いてみると
なんのアップか良くわからない画像ですが、
トランスミッション(トランスアクスル)のドライブシャフトの根っこの部分(インナージョイント)です。
その、左ドライブシャフトのインナージョイントの上の方からエンジンオイルが流れてきます。
そこから上の方の画像
インテークマニホールドの辺りから流れてくるんですが、良くわからないので左ドライブシャフトを抜いてみる事に、
外した左ドライブシャフト
ハブナックルごと取り外しました。
インナージョイントの根元のギヤ部分のアップ画像、
ミッションにしっかりとロックするためのリングが付いています。
ミッション側
円内の箇所にくっつきます。
そのアップ画像、
さて、漏れている箇所はと言うと、
ドライブシャフトを外して見やすくなったんですが、
やっぱりこの上のどこから漏れているか見当が付かず、
タベットパッキンか?
まさかカムシャフトオイルシールからシリンダヘッドに沿って流れてきているのか?
と悩んだのですが、
何のことは無い、ネットで検索してみると、スプールバルブという部品のパッキンから頻繁に漏れるようです。
(わざわざドライブシャフトを外す事もなかったですね)
またまたわかりにくい画像ですが、エンジン上部の後方、右前輪辺りから見てディストリビュータの左側
枠内の辺りにそのスプールバルブは付いています。
アップ画像
スプールバルブとは
ホンダのVTECエンジンにおいて、カム(ロッカーアーム)の切替を行う油圧をコントロールするバルブとの事です。
そのスプールバルブを根元から外すには3本のボルトを外すのですが、
サーモスタットが付いているケース部分が邪魔で外せない。
ホースやケースを外します。
ホースとパイプを外したところ
サーモスタットが見えてきました。それが収まっているケースまで外します。
サーモスタットケースまで外した画像
これでようやくスプールバルブが外せます。
ここで注意する点は、
パイプのOリングと、サーモスタットケースの付く箇所のパッキンも同時に交換しましょう
こちらはその新旧比較
そのまま付けると、冷却液が漏れてしまいまた外すことに・・・
さて、外したスプールバルブです。
一部は網目のフィルターになっています。
このスプールバルブガスケットを交換して、もう1箇所
ボルトを外して→の間にもあるパッキン
スプールバルブソレノイドベースパッキンを交換してエンジンオイル漏れ治りました。
今やどんな修理も、インターネットでの情報収集は基本ですね~
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回はホンダアコードのエンジンオイル漏れの修理事例を紹介します
年式H8年12月 型式E-CE1 F22Bエンジン 走行距離127,650km
症状は
どうやらエンジンオイルが漏れているようで、駐車場に黒い跡があるとの事
エンジンかけて様子を見ると、エンジンルームのちょうど真ん中の下辺りにエンジンオイルがポタポタと
リフトアップして除いてみると
なんのアップか良くわからない画像ですが、
トランスミッション(トランスアクスル)のドライブシャフトの根っこの部分(インナージョイント)です。
その、左ドライブシャフトのインナージョイントの上の方からエンジンオイルが流れてきます。
そこから上の方の画像
インテークマニホールドの辺りから流れてくるんですが、良くわからないので左ドライブシャフトを抜いてみる事に、
外した左ドライブシャフト
ハブナックルごと取り外しました。
インナージョイントの根元のギヤ部分のアップ画像、
ミッションにしっかりとロックするためのリングが付いています。
ミッション側
円内の箇所にくっつきます。
そのアップ画像、
さて、漏れている箇所はと言うと、
ドライブシャフトを外して見やすくなったんですが、
やっぱりこの上のどこから漏れているか見当が付かず、
タベットパッキンか?
まさかカムシャフトオイルシールからシリンダヘッドに沿って流れてきているのか?
と悩んだのですが、
何のことは無い、ネットで検索してみると、スプールバルブという部品のパッキンから頻繁に漏れるようです。
(わざわざドライブシャフトを外す事もなかったですね)
またまたわかりにくい画像ですが、エンジン上部の後方、右前輪辺りから見てディストリビュータの左側
枠内の辺りにそのスプールバルブは付いています。
アップ画像
スプールバルブとは
ホンダのVTECエンジンにおいて、カム(ロッカーアーム)の切替を行う油圧をコントロールするバルブとの事です。
そのスプールバルブを根元から外すには3本のボルトを外すのですが、
サーモスタットが付いているケース部分が邪魔で外せない。
ホースやケースを外します。
ホースとパイプを外したところ
サーモスタットが見えてきました。それが収まっているケースまで外します。
サーモスタットケースまで外した画像
これでようやくスプールバルブが外せます。
ここで注意する点は、
パイプのOリングと、サーモスタットケースの付く箇所のパッキンも同時に交換しましょう
こちらはその新旧比較
そのまま付けると、冷却液が漏れてしまいまた外すことに・・・
さて、外したスプールバルブです。
一部は網目のフィルターになっています。
このスプールバルブガスケットを交換して、もう1箇所
ボルトを外して→の間にもあるパッキン
スプールバルブソレノイドベースパッキンを交換してエンジンオイル漏れ治りました。
今やどんな修理も、インターネットでの情報収集は基本ですね~
沖縄県与那原町で
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仲松自動車修理工場
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定休日 日曜日・祝祭日
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※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com
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仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
Posted by 仲松自動車 at 08:37
│【エンジン】
この記事へのコメント
オイル漏れといっても昔のように「定番」の箇所だけではないのですね。さすがプロのお仕事だと感銘を受けました。
Posted by Shira at 2013年03月28日 19:21