2013年09月21日
エンジンかかるが前に進まない!? ダイハツムーヴ 整備情報220
おはようございます。
今回は、ダイハツムーヴの足回りの整備事例を紹介します。

型式DBA-L150S 年式H18年1月 EF-VEエンジン 走行距離128,982km
症状は
お客様曰く、 『以前から左前輪辺りからガラガラ異音がすると思っていたら、
仕事から帰って来て駐車場で、ついに動かなくなった。
』 との事。
走行途中に、道路で動かなくなったらさらに大変でしたので、不幸中の幸いともいえますが、
こうなると、レッカーまたは牽引で引き取りに行かなくなるわけで、料金も上がります。
音に気づいて自走出来る内に、整備工場に出向いて点検することが、
安く・安全に済ませる第一歩ですのでよろしくお願いします。
前置きが長くなりましたが、
異音のする左前の車輪辺りを下からのぞいてみると、

左前のタイヤを駆動するドライブシャフトです。
円内の箇所をアウタージョイントといいますが、
それを保護するドライブシャフトアウターブーツが破れていて、

タイヤを外して、ブレーキディスクローターを外した画像です。
ドライブシャフトを接続しているハブナットを外して、ハブナックルを外すとアウタージョイントが見えてきます。

アウタージョイントのケース側です。
矢印の辺りにボールと噛み合うための溝があるはずですが、削れて無くなりつつあります。
アウターブーツが破損して、中のグリースが流れ出てしまい、
回転する際の熱や、ゴミなどが絡んで徐々に削れて行ったようです。

ドライブシャフト側の画像
ケース側と同じく熱で真っ黒け、そして削れも見られます。

正常なドライブシャフトアウタージョイントの画像はコチラ ※ YAHOO画像引用

正常なドライブシャフトアウタージョイントを分解した画像はコチラ ※ 同じくYAHOO画像引用
ボール状の部品はどこへ言ったかというと、

2個だけありました。
削れて抜けてどこかへ飛んで行ったようです。
ということで、
トランスミッションがドライブシャフトを駆動するのですが、
アウタージョイントの破損によって、タイヤは空回りするので
前に進まなくなったという次第です。
修理方法は、アウタージョイントの交換となりますが、

コチラ、ドライブシャフトアウタージョイントキット。 ※ またまたYAHOO画像引用
部品屋さんに問い合わせてみると
、何と在庫無し。
即日納車を希望のお客様に相談し、在庫のあるドライブシャフト一式での交換へ変更

コチラです、アウタージョイント・シャフト・インナージョイントの構成です。
リビルトパーツ(再生品)ですので、

古いドライブシャフト
は返却して壊れたパーツを交換し新しい製品へと生まれ変わります。

交換後のアウタージョイント付近の画像

インナージョイント側の画像
取付後はもちろんタイヤも空回りせず走行可能に。
ちなみに、ドライブシャフトをトランスミッションから外す際にミッションオイル(ATF)を抜くので
相当汚れていたので新しいATF
に交換しました。
余談ですが、
中古パーツも同時に探してみたのですが、
今回のケースのように、特に左側のドライブシャフトのアウタージョイントの故障
結構多いようですのでご注意を
☆ ドライブシャフトの異音に詳しい記事
ダイハツミラ車検整備
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい

車検・一般整備などのお問い合わせはこちらから
格安車検好評受付中
車検予約com.からもお問い合わせできます
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回は、ダイハツムーヴの足回りの整備事例を紹介します。

型式DBA-L150S 年式H18年1月 EF-VEエンジン 走行距離128,982km
症状は

お客様曰く、 『以前から左前輪辺りからガラガラ異音がすると思っていたら、

仕事から帰って来て駐車場で、ついに動かなくなった。

走行途中に、道路で動かなくなったらさらに大変でしたので、不幸中の幸いともいえますが、

こうなると、レッカーまたは牽引で引き取りに行かなくなるわけで、料金も上がります。

音に気づいて自走出来る内に、整備工場に出向いて点検することが、

安く・安全に済ませる第一歩ですのでよろしくお願いします。

前置きが長くなりましたが、
異音のする左前の車輪辺りを下からのぞいてみると、

左前のタイヤを駆動するドライブシャフトです。
円内の箇所をアウタージョイントといいますが、
それを保護するドライブシャフトアウターブーツが破れていて、

タイヤを外して、ブレーキディスクローターを外した画像です。
ドライブシャフトを接続しているハブナットを外して、ハブナックルを外すとアウタージョイントが見えてきます。
アウタージョイントのケース側です。
矢印の辺りにボールと噛み合うための溝があるはずですが、削れて無くなりつつあります。

アウターブーツが破損して、中のグリースが流れ出てしまい、
回転する際の熱や、ゴミなどが絡んで徐々に削れて行ったようです。

ドライブシャフト側の画像
ケース側と同じく熱で真っ黒け、そして削れも見られます。


正常なドライブシャフトアウタージョイントの画像はコチラ ※ YAHOO画像引用

正常なドライブシャフトアウタージョイントを分解した画像はコチラ ※ 同じくYAHOO画像引用
ボール状の部品はどこへ言ったかというと、

2個だけありました。

削れて抜けてどこかへ飛んで行ったようです。

ということで、
トランスミッションがドライブシャフトを駆動するのですが、
アウタージョイントの破損によって、タイヤは空回りするので

前に進まなくなったという次第です。

修理方法は、アウタージョイントの交換となりますが、

コチラ、ドライブシャフトアウタージョイントキット。 ※ またまたYAHOO画像引用
部品屋さんに問い合わせてみると


即日納車を希望のお客様に相談し、在庫のあるドライブシャフト一式での交換へ変更

コチラです、アウタージョイント・シャフト・インナージョイントの構成です。
リビルトパーツ(再生品)ですので、
古いドライブシャフト


交換後のアウタージョイント付近の画像
インナージョイント側の画像
取付後はもちろんタイヤも空回りせず走行可能に。

ちなみに、ドライブシャフトをトランスミッションから外す際にミッションオイル(ATF)を抜くので

相当汚れていたので新しいATF


余談ですが、
中古パーツも同時に探してみたのですが、

今回のケースのように、特に左側のドライブシャフトのアウタージョイントの故障
結構多いようですのでご注意を

☆ ドライブシャフトの異音に詳しい記事

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Posted by 仲松自動車 at 08:56
│【サスペンション・足回り】