2011年05月04日
タイヤの空気圧をチェックしましょう 整備情報163
こんばんは
今回は、タイヤがバースト(破裂)
した事例 2件を紹介します
まず1台目はダイハツミラジーノから

年式H11年 型式GF-L700S EF-VEエンジン 走行距離75,300km
『 走行時バタバタと音がする
』 ということで入庫したのですが調べてみると

左後のタイヤのゴム(トレッド部)が剥がれてしまっていました。
空気は残ったままなので走行できる状態を保っていたようですが、
そのまま乗り続けていたら危いところでした。異音に気づいて良かったです。

タイヤのサイドウォール部分の製造年月を見てみると、2001年の28週目。
製造から10年近くが経過

剥がれた付近のゴムを見てみると亀裂が

サイドウォール付近にも
ちなみに、溝の残りは3.5mm (新品はおよそ7mm)
1年前の車検の際に、 『車検には合格ですが交換時期ですよ』
と早めの交換をおすすめはしていたのですが、
こんなことになるなら、危険性を伝えてもっと交換を促進しないと・・・などと考えつつ、

新品のタイヤに交換(ダンロップ エナセーブEC202 155/65R13)
これで作業終了と思ったのですが、
お客様から、『ついでに12ヶ月点検までお願い』ということで、
リフトアップして他のタイヤも外して空気圧を点検してみると、
なんと、空気圧が通常の2倍の4.5kgf/cm
(通常は2~2.5kgf/cmです)
お客様に問い合わせてみると
、セルフスタンドでご自身で空気を補充したとの事
タイヤが弱っていたのはもちろんですが、
空気を多く入れすぎたことが破裂
につながったようです。

ちなみに、運転席ドアーを開けて、センターピラーのこの箇所に、(画像はスズキワゴンR)

ステッカーが貼られていて、空気圧と適応タイヤサイズが表示されています。
そして、もう1台は、スズキMRワゴン

年式H20年 型式CBA-MF22S K6Aエンジン 走行距離34,800km
こちらは、右後のタイヤが破裂して走行不能になり、
スペアタイヤを取付けた状態で入庫しました。

破損したタイヤを見てみると、

サイドウォールがこのように切れていました
こちらも製造年月日を確認してみると

2007年の42週目
製造から3年ちょいと、車両もまだまだ新しい
こともあり、そんなに古くは無い

溝も5mmも残っています。
しかし、良く調べていくと、サイドウォール部分に異常が見られました。

こちらは、正常な左後のタイヤのサイドウォール部分の画像です。
メーカー(BRIDGESTONE)の文字がしっかりと残っていますが、

破損したタイヤはその文字の上側が消えています。
これは変だともう少しくわしく調べてみると、

ゴムに釘が刺さっていました。
想像するに、釘がささった箇所から空気が少しずつ抜けて行き、
タイヤが凹んだ状態で、そのまま知らずに乗り続けた事でサイドウォールが切れたと思われます。
ただ、凹んでいる状態で走行すると違和感があったとは思うのですがそれに気づかなかったようで、
少しでも、今までと様子が違う
と感じて、見てもらえばバンク修理くらいで済んだと、
また、走行不能におちいるトラブルも回避できただろうと思います。
このように、タイヤの状態や空気圧のチェックは大切です。
特に高速・長距離運転を行う際など、日頃からの点検をお忘れなく
※ タイヤについての過去記事 整備情報9 整備情報118




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

格安車検好評受付中
車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけで見積りいたします!!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
※ 車全体を写した画像と、損傷箇所のアップ画像を数枚
メールアドレス>>contact@nakamatsu-auto.com

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回は、タイヤがバースト(破裂)

まず1台目はダイハツミラジーノから

年式H11年 型式GF-L700S EF-VEエンジン 走行距離75,300km
『 走行時バタバタと音がする


左後のタイヤのゴム(トレッド部)が剥がれてしまっていました。

空気は残ったままなので走行できる状態を保っていたようですが、
そのまま乗り続けていたら危いところでした。異音に気づいて良かったです。

タイヤのサイドウォール部分の製造年月を見てみると、2001年の28週目。
製造から10年近くが経過

剥がれた付近のゴムを見てみると亀裂が

サイドウォール付近にも
ちなみに、溝の残りは3.5mm (新品はおよそ7mm)
1年前の車検の際に、 『車検には合格ですが交換時期ですよ』
と早めの交換をおすすめはしていたのですが、
こんなことになるなら、危険性を伝えてもっと交換を促進しないと・・・などと考えつつ、
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お客様から、『ついでに12ヶ月点検までお願い』ということで、
リフトアップして他のタイヤも外して空気圧を点検してみると、
なんと、空気圧が通常の2倍の4.5kgf/cm

(通常は2~2.5kgf/cmです)
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タイヤが弱っていたのはもちろんですが、

空気を多く入れすぎたことが破裂


ちなみに、運転席ドアーを開けて、センターピラーのこの箇所に、(画像はスズキワゴンR)
ステッカーが貼られていて、空気圧と適応タイヤサイズが表示されています。
そして、もう1台は、スズキMRワゴン

年式H20年 型式CBA-MF22S K6Aエンジン 走行距離34,800km
こちらは、右後のタイヤが破裂して走行不能になり、
スペアタイヤを取付けた状態で入庫しました。


破損したタイヤを見てみると、
サイドウォールがこのように切れていました
こちらも製造年月日を確認してみると

2007年の42週目
製造から3年ちょいと、車両もまだまだ新しい


溝も5mmも残っています。

しかし、良く調べていくと、サイドウォール部分に異常が見られました。
こちらは、正常な左後のタイヤのサイドウォール部分の画像です。

メーカー(BRIDGESTONE)の文字がしっかりと残っていますが、
破損したタイヤはその文字の上側が消えています。

これは変だともう少しくわしく調べてみると、

ゴムに釘が刺さっていました。

想像するに、釘がささった箇所から空気が少しずつ抜けて行き、

タイヤが凹んだ状態で、そのまま知らずに乗り続けた事でサイドウォールが切れたと思われます。

ただ、凹んでいる状態で走行すると違和感があったとは思うのですがそれに気づかなかったようで、
少しでも、今までと様子が違う

また、走行不能におちいるトラブルも回避できただろうと思います。
このように、タイヤの状態や空気圧のチェックは大切です。

特に高速・長距離運転を行う際など、日頃からの点検をお忘れなく

※ タイヤについての過去記事 整備情報9 整備情報118




























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『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
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Posted by 仲松自動車 at 20:09
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