2010年02月22日
パワステ不調 ワゴンR 整備日誌30
与那原町のN様の愛車ワゴンR FX-Tリミテッドが入庫しました。
写真撮り忘れたので、イメージ画像です。
年式H12年 型式GF-MC11S F6Aエンジン(このタイプまでタイミングベルトです) 走行距離72.500kmです。
『ときどきハンドルが重たくなる』ということで調べて、見積もりして欲しいとの事です。
ワゴンRのMC系は、パワーステアリングのトラブルが結構多いんです。
油圧ポンプタイプではなく、コンピューター制御の電気モータータイプだからでしょうか
センサーで、車速と操蛇力を感知し、モーターに流れる電流をコンピューターで制御し、速度や、曲がる方向に対して、重くしたり、軽くしたり、適切な補助動力を与えるそうです。
まずは、ダイアグコードが異常コードを検出しているかを調べます。
コードを調べるダイアグカプラーは、助手席ダッシュパネル上にありますのでグローブボックスを外します。
ダイアグカプラーは上に隠れていますが、黒い6極の四角いカプラーです。
アナログサーキットテスターの+側のリード線をDNL端子に、-側のリード線をGND(グラウンド・アース)端子に接続し、テスターの針の振れでコードを検出します。
テスターの針は、4回振れた後、一呼吸おいて、また4回振れたのでコードナンバーは44
一覧表から、44はモーター系統の不具合ですのでマニュアルに沿って調べていきます。
モーターは、ハンドルのステアリングシャフトに取り付いていますので、
下のカバーを外して見えるようにします。
カバーを外しました。
金色に光っている部分が、モーターです。
ステアリングシャフトのギヤにかみ合っているモーターが回転することにより、補助動力が得られてハンドルを回す力が軽くなります。
ときどき、重くなるという症状は、このモーターが作動していなかったからです。
ちなみにこちらは、取り外したパワステコントローラー(コンピューター)です。
モーターとコンピューターの端子を、マニュアルに沿ってトラブルシューティングしていくと、モーター異常に行き着いたので、解体屋さんに中古モーターを探しに
ところが、解体屋さんでモーターだけ購入しようとすると、『モーターだけ交換しても、すぐに同じ症状になるみたいよ』とのこと
最近では、ステアリングコラムごと、更に、コンピューターもまとめて一緒に売っているということです。
それでは、ディーラーに聞いてみようと思い、近くのスズキ東浜店さんに直行
スズキ東浜店さんでも、ステアリングコラムごと交換しているそうです。(部品代約10万円コンピューターが悪い場合は、更に7万だったかな?)忙しいのに丁寧に対応していただきありがとうございました。
N様の車両は、コラムA/T(シフトレバーがハンドル近くについているタイプ)で、現段階では、中古が探せなかった事もあり、これまでの経過を説明すると、『中古も壊れやすいみたいだし、新品では高くてちょっと無理なので様子見をする』との事。
継続して中古部品を探してみることと、情報を調べて連絡するという約束で、直せないまま残念ですが、納車となりました。N様また連絡します。
ワゴンRのパワステトラブルで何か情報をお持ちの方、連絡お待ちしてますのでよろしくお願いします。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい。
鈑金・塗装の無料メール見積りはこちらから
見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
写真撮り忘れたので、イメージ画像です。
年式H12年 型式GF-MC11S F6Aエンジン(このタイプまでタイミングベルトです) 走行距離72.500kmです。
『ときどきハンドルが重たくなる』ということで調べて、見積もりして欲しいとの事です。
ワゴンRのMC系は、パワーステアリングのトラブルが結構多いんです。
油圧ポンプタイプではなく、コンピューター制御の電気モータータイプだからでしょうか
センサーで、車速と操蛇力を感知し、モーターに流れる電流をコンピューターで制御し、速度や、曲がる方向に対して、重くしたり、軽くしたり、適切な補助動力を与えるそうです。
まずは、ダイアグコードが異常コードを検出しているかを調べます。
コードを調べるダイアグカプラーは、助手席ダッシュパネル上にありますのでグローブボックスを外します。
ダイアグカプラーは上に隠れていますが、黒い6極の四角いカプラーです。
アナログサーキットテスターの+側のリード線をDNL端子に、-側のリード線をGND(グラウンド・アース)端子に接続し、テスターの針の振れでコードを検出します。
テスターの針は、4回振れた後、一呼吸おいて、また4回振れたのでコードナンバーは44
一覧表から、44はモーター系統の不具合ですのでマニュアルに沿って調べていきます。
モーターは、ハンドルのステアリングシャフトに取り付いていますので、
下のカバーを外して見えるようにします。
カバーを外しました。
金色に光っている部分が、モーターです。
ステアリングシャフトのギヤにかみ合っているモーターが回転することにより、補助動力が得られてハンドルを回す力が軽くなります。
ときどき、重くなるという症状は、このモーターが作動していなかったからです。
ちなみにこちらは、取り外したパワステコントローラー(コンピューター)です。
モーターとコンピューターの端子を、マニュアルに沿ってトラブルシューティングしていくと、モーター異常に行き着いたので、解体屋さんに中古モーターを探しに
ところが、解体屋さんでモーターだけ購入しようとすると、『モーターだけ交換しても、すぐに同じ症状になるみたいよ』とのこと
最近では、ステアリングコラムごと、更に、コンピューターもまとめて一緒に売っているということです。
それでは、ディーラーに聞いてみようと思い、近くのスズキ東浜店さんに直行
スズキ東浜店さんでも、ステアリングコラムごと交換しているそうです。(部品代約10万円コンピューターが悪い場合は、更に7万だったかな?)忙しいのに丁寧に対応していただきありがとうございました。
N様の車両は、コラムA/T(シフトレバーがハンドル近くについているタイプ)で、現段階では、中古が探せなかった事もあり、これまでの経過を説明すると、『中古も壊れやすいみたいだし、新品では高くてちょっと無理なので様子見をする』との事。
継続して中古部品を探してみることと、情報を調べて連絡するという約束で、直せないまま残念ですが、納車となりました。N様また連絡します。
ワゴンRのパワステトラブルで何か情報をお持ちの方、連絡お待ちしてますのでよろしくお願いします。
沖縄県与那原町で
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Posted by 仲松自動車 at 12:44
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