2012年06月10日
オーバーヒートでエンスト! トヨタVOXY 整備情報202
おはようございます
今回はトヨタVOXYの冷却系統の修理事例を紹介します。
年式H14年6月 型式TA-AZR60G 1AZエンジン 走行距離185,000km
症状は
走行時に水温警告灯が点灯し、しばらくするとエンスト
すぐに再始動できなかったが、冷ますとエンジンかかり、夜だった事でその日は帰宅
翌日電話があり引取りへ、調べるとラジエターの冷却液が抜けている状態、即入庫といった次第です。
警告灯が点灯したという事で外部診断器で調べてみると、
水温センサーのコードが残っていました。
(下のストップランプスイッチのコードはブレーキ球が切れてたようです。)
冷却液の漏れを調べてみると、どうやらラジエターアッパータンクの破損のようです。
ラジエターを外します。
まずラジエターグリルを外します。
ラジエターアッパーサポートがラジエターにかぶっているのでこれも取り外します。
上に引っこ抜くと、
このようにラジエターが見えてきます。
枠内のあたりに破損が見られます。
アップ画像
亀裂が入ってそこから冷却液が少しずつ漏れていました。
ラジエター上から下にかけて見た画像
ラジエターを外したあとの画像
ラジエター下の部分は、円内2箇所にはめ込みホールドしています。
取り外したラジエター
ファンシュラウドを外します。
ラジエター本体はこのような感じ
この状態でラジエター屋さんに引き取ってもらい修理を依頼します。
オーバーホール後のラジエターです。
アッパータンクを交換、洗浄・水圧テストを行い、コーキングといった内容
破損していたアッパータンクです。
巻きついているのはコアタンクとの間にはさむパッキンです。
ラジエターを取付けて作業終了 と行きたい所ですが、
エンストするまでオーバーヒートしたという事で、念のためサーモスタットも交換することにします。
サーモスタットの付いている箇所は、ラジエターロワホースからのエンジン側
赤い円内のあたり、エキゾーストマニホールド(カバー)で隠れた箇所です。
寄った画像
2個のボルトを外してロアパイプを引き抜くのですが、
クーラーコンプレッサーのパイプ部分が邪魔して引き抜けない。
クーラーコンプレッサーかオルタネーターをずらさなければ抜けないようです。
オルタネーターをずらすのが手っ取り早いようです。
ロアパイプを引き抜いた画像
エンジンのシリンダブロック側にサーモスタットが付いているのが見えます。
左が古いサーモスタット、右は純正新品のサーモスタット
別角度から見たサーモスタット
冷却系統の修理の際には出来れば交換した方がいい部品ですが、
エンストするまでオーバーヒートした際には絶対交換しましょう
サーモスタットに詳しい過去記事 ⇒ 整備情報77
以上、トヨタVOXYのオーバーヒート修理事例でした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
格安車検好評受付中 車検予約com.からもお問い合わせできます
『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185
今回はトヨタVOXYの冷却系統の修理事例を紹介します。
年式H14年6月 型式TA-AZR60G 1AZエンジン 走行距離185,000km
症状は
走行時に水温警告灯が点灯し、しばらくするとエンスト
すぐに再始動できなかったが、冷ますとエンジンかかり、夜だった事でその日は帰宅
翌日電話があり引取りへ、調べるとラジエターの冷却液が抜けている状態、即入庫といった次第です。
警告灯が点灯したという事で外部診断器で調べてみると、
水温センサーのコードが残っていました。
(下のストップランプスイッチのコードはブレーキ球が切れてたようです。)
冷却液の漏れを調べてみると、どうやらラジエターアッパータンクの破損のようです。
ラジエターを外します。
まずラジエターグリルを外します。
ラジエターアッパーサポートがラジエターにかぶっているのでこれも取り外します。
上に引っこ抜くと、
このようにラジエターが見えてきます。
枠内のあたりに破損が見られます。
アップ画像
亀裂が入ってそこから冷却液が少しずつ漏れていました。
ラジエター上から下にかけて見た画像
ラジエターを外したあとの画像
ラジエター下の部分は、円内2箇所にはめ込みホールドしています。
取り外したラジエター
ファンシュラウドを外します。
ラジエター本体はこのような感じ
この状態でラジエター屋さんに引き取ってもらい修理を依頼します。
オーバーホール後のラジエターです。
アッパータンクを交換、洗浄・水圧テストを行い、コーキングといった内容
破損していたアッパータンクです。
巻きついているのはコアタンクとの間にはさむパッキンです。
ラジエターを取付けて作業終了 と行きたい所ですが、
エンストするまでオーバーヒートしたという事で、念のためサーモスタットも交換することにします。
サーモスタットの付いている箇所は、ラジエターロワホースからのエンジン側
赤い円内のあたり、エキゾーストマニホールド(カバー)で隠れた箇所です。
寄った画像
2個のボルトを外してロアパイプを引き抜くのですが、
クーラーコンプレッサーのパイプ部分が邪魔して引き抜けない。
クーラーコンプレッサーかオルタネーターをずらさなければ抜けないようです。
オルタネーターをずらすのが手っ取り早いようです。
ロアパイプを引き抜いた画像
エンジンのシリンダブロック側にサーモスタットが付いているのが見えます。
左が古いサーモスタット、右は純正新品のサーモスタット
別角度から見たサーモスタット
冷却系統の修理の際には出来れば交換した方がいい部品ですが、
エンストするまでオーバーヒートした際には絶対交換しましょう
サーモスタットに詳しい過去記事 ⇒ 整備情報77
以上、トヨタVOXYのオーバーヒート修理事例でした。
沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事ならなんでも御相談下さい
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『愛車の傷や凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方
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弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp
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代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
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仲松自動車修理工場
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Posted by 仲松自動車 at 11:34
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