2010年05月18日
ベルト破損! ダイハツテリオスキッド 整備情報75
おはようございます
今回はダイハツテリオスキッドの一般整備事例を紹介します

年式H13年 型式GF-J131G EF-VEエンジン 走行距離57,092km
友人G君の愛車ですが、昨年末からベルトが『キー』という異音を発生していて、早めに修理をしなければと思いながらも、お互いに忙しく都合がつかないままに乗り続け、ついに先日・・・
ベルトが破損して走行中ファンベルトが切れてしまいました。
(なんとか工場まで来れて良かった~
)

上の画像は、破損したファンベルト(オルタネーターベルト)です。
経年劣化のせいもありますが、オルタネーター(ダイナモ)のプーリーが腐食してベルトが徐々に削られたようです。

腐食していたオルタネータープーリーです。
さわってみるとザラザラしています。
こういうケースは湿度の高い沖縄ではよくあるケースです。

オルタネーターのプーリーと、ファンベルトはもちろんですが、もう1箇所のウォーターポンププーリーも同時に交換しました。
3,000円くらいの部品ですので、また削れないように念のために交換です。

他のベルト類も交換しました。上の画像はクーラーベルトです。
経年劣化で、側面が削れてるうえに、伸びてしまって、いっぱいに調整しても緩かったので交換しました。
もう1本のパワーステアリングベルトも、亀裂が入っていたために交換しました。
両方とも1,000円くらいの安い部品ですので、この機会に交換したほうが良いです。

交換した後のエンジン前面から写したプーリー・ベルトと補機類の画像です。
これで安心です
※ ベルト・補機類にくわしい過去記事はコチラから
そのまま作業終了して納車と思っていたのですが、
車両のエンジン下に、なにやら黒い汚れが・・・

上の画像がそれです。エンジンオイルが漏れていました。
オイルゲージで確認するとゲージ内に達していない
この車両のオイル容量は32.6リットルですが、半分の1.5リットル近く漏れて少なくなってました。
補給して様子を見るよりは修理した方が良いだろうと判断し、漏れている箇所を点検してみることに

上の画像は、エンジン上部を前から見たところですが、(ごちゃごちゃしてわかりにくいですが)
作業灯で照らしている箇所(エンジンの左側面)あたりから漏れていました。

上の画像は、左側面から見たところですが、黄色い円内の箇所です。
エキゾーストマニホールドに隠れてまったく見えません。

下にもぐって写した画像です。円内に上から漏れたエンジンオイルの汚れが付着しています。
右のパイプは、エキゾーストパイプ(フロントマフラー)です。

エンジンアンダーカバーもごらんのようにオイル漏れで汚れていました。
さて、どこから漏れていたかと言うと

上の画像の、オイルエレメントが付くオイルクーラーから漏れていました。
※ 間違いです、コメント欄のテリオスのりさんのコメントにあるようにオイルクーラーではありません。
以下のオイルクーラーに関する文章間違いです。
↓ ↓ ↓
オイルクーラーとは、冷却水を利用してオイルラインを冷やす部品です。(特にターボチャージャー車に装着しています。)

オイルエレメントを外した画像です。
オイルクーラーは隠れていて外しにくかったです。

取り外したオイルクーラーです。
矢印にパッキン(ガスケット)が付いてるんですが、硬化して密着性がなくなりすき間から
エンジンオイルが漏れていました。

裏側です。矢印の箇所にウォーターパイプが付いて冷却液がオイルクーラー内を循環して冷やす構造です。
オイルが循環しています
取り付けて作業完了しました。
オイルクーラーオイルフィルター付近からのオイル漏れ修理にくわしい過去記事はコチラから
こういった部品の劣化も、オイル交換を怠ることにより発生しやすいので、
エンジンオイル交換は、半年・5,000キロごとの定期的な交換を心がけましょう




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























今回はダイハツテリオスキッドの一般整備事例を紹介します

年式H13年 型式GF-J131G EF-VEエンジン 走行距離57,092km
友人G君の愛車ですが、昨年末からベルトが『キー』という異音を発生していて、早めに修理をしなければと思いながらも、お互いに忙しく都合がつかないままに乗り続け、ついに先日・・・
ベルトが破損して走行中ファンベルトが切れてしまいました。

(なんとか工場まで来れて良かった~

上の画像は、破損したファンベルト(オルタネーターベルト)です。
経年劣化のせいもありますが、オルタネーター(ダイナモ)のプーリーが腐食してベルトが徐々に削られたようです。
腐食していたオルタネータープーリーです。
さわってみるとザラザラしています。
こういうケースは湿度の高い沖縄ではよくあるケースです。
オルタネーターのプーリーと、ファンベルトはもちろんですが、もう1箇所のウォーターポンププーリーも同時に交換しました。
3,000円くらいの部品ですので、また削れないように念のために交換です。

他のベルト類も交換しました。上の画像はクーラーベルトです。
経年劣化で、側面が削れてるうえに、伸びてしまって、いっぱいに調整しても緩かったので交換しました。
もう1本のパワーステアリングベルトも、亀裂が入っていたために交換しました。
両方とも1,000円くらいの安い部品ですので、この機会に交換したほうが良いです。
交換した後のエンジン前面から写したプーリー・ベルトと補機類の画像です。
これで安心です

※ ベルト・補機類にくわしい過去記事はコチラから
そのまま作業終了して納車と思っていたのですが、
車両のエンジン下に、なにやら黒い汚れが・・・

上の画像がそれです。エンジンオイルが漏れていました。

オイルゲージで確認するとゲージ内に達していない

この車両のオイル容量は
補給して様子を見るよりは修理した方が良いだろうと判断し、漏れている箇所を点検してみることに

上の画像は、エンジン上部を前から見たところですが、(ごちゃごちゃしてわかりにくいですが)
作業灯で照らしている箇所(エンジンの左側面)あたりから漏れていました。

上の画像は、左側面から見たところですが、黄色い円内の箇所です。
エキゾーストマニホールドに隠れてまったく見えません。

下にもぐって写した画像です。円内に上から漏れたエンジンオイルの汚れが付着しています。
右のパイプは、エキゾーストパイプ(フロントマフラー)です。
エンジンアンダーカバーもごらんのようにオイル漏れで汚れていました。
さて、どこから漏れていたかと言うと

上の画像の、オイルエレメントが付く
※ 間違いです、コメント欄のテリオスのりさんのコメントにあるようにオイルクーラーではありません。
以下のオイルクーラーに関する文章間違いです。
↓ ↓ ↓
オイルクーラーとは、冷却水を利用してオイルラインを冷やす部品です。(特にターボチャージャー車に装着しています。)
オイルエレメントを外した画像です。

取り外した
矢印にパッキン(ガスケット)が付いてるんですが、硬化して密着性がなくなりすき間から
エンジンオイルが漏れていました。
裏側です。矢印の箇所に
オイルが循環しています
取り付けて作業完了しました。
こういった部品の劣化も、オイル交換を怠ることにより発生しやすいので、
エンジンオイル交換は、半年・5,000キロごとの定期的な交換を心がけましょう





























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185




























Posted by 仲松自動車 at 08:42
│【エンジン】
この記事へのコメント
リョーベーさん
お礼が遅れてすみません。
朝のラッシュの大混雑のなかで止まってしまった時は、正直ビビリました・・・。仲松修理工場の迅速な対応のおかげで、今は順調快調にプライベート&営業車としてドライビングしています。ブログコメントにもありますが、定期的な点検は重要ですね、身にしみました。これからもサポートよろしくお願いします。
お礼が遅れてすみません。
朝のラッシュの大混雑のなかで止まってしまった時は、正直ビビリました・・・。仲松修理工場の迅速な対応のおかげで、今は順調快調にプライベート&営業車としてドライビングしています。ブログコメントにもありますが、定期的な点検は重要ですね、身にしみました。これからもサポートよろしくお願いします。
Posted by G君 at 2010年06月06日 13:39
G君コメントありがとうございます。
再度エンジンかかって工場まで持ち込めてよかったです。
いまは、営業車としても使って走行距離が倍以上伸びるはずなのでしっかりチェックしようね~
再度エンジンかかって工場まで持ち込めてよかったです。
いまは、営業車としても使って走行距離が倍以上伸びるはずなのでしっかりチェックしようね~
Posted by りょーべー
at 2010年06月06日 23:47

OILクーラーと記載ありますが、このエンジンにはOILクーラーはついてません。
ウォーターパイプではなくVVTへ行くOILラインです。
VVTが付いてなくても同じ配管です。
(この場合はVVTの代わりにエンジン側にメクラ蓋(よく漏れる黒いプラグ)してあり、ヘッド内部に直接OILが循環してます。)
間違っても予備水や洗浄水を入れないでくださいね。
ウォーターパイプではなくVVTへ行くOILラインです。
VVTが付いてなくても同じ配管です。
(この場合はVVTの代わりにエンジン側にメクラ蓋(よく漏れる黒いプラグ)してあり、ヘッド内部に直接OILが循環してます。)
間違っても予備水や洗浄水を入れないでくださいね。
Posted by テリオスのり at 2013年06月25日 17:02
テリオスのりさん御忠告ありがとうございます。
恥ずかしながら、完全な勘違いです
ウォーターパイプではなくオイルパイプで、オイルクーラーではまったくありませんね(汗)
すみませんでした、訂正させていただきます。
恥ずかしながら、完全な勘違いです
ウォーターパイプではなくオイルパイプで、オイルクーラーではまったくありませんね(汗)
すみませんでした、訂正させていただきます。
Posted by 二代目 仲松
at 2013年06月25日 19:09

このテリオスキッドはボアアップでもしてるのかな?
ノーマルのテリオスキッドにオイル3リッター入れたの?
オイルのみ交換:2.1㍑・オイルとオイルフィルター交換:2.3㍑です
整備士さんのブログなのに故障・不具合に繋がる内容とは・・・
ノーマルのテリオスキッドにオイル3リッター入れたの?
オイルのみ交換:2.1㍑・オイルとオイルフィルター交換:2.3㍑です
整備士さんのブログなのに故障・不具合に繋がる内容とは・・・
Posted by 魂 at 2013年10月02日 09:35
魂さんコメントありがとうございます。
エンジンオイル量はゲージでしっかり確認しているので大丈夫と思いますが、
間違えて書いてしまったようです。
ご指摘ありがとうございます。
エンジンオイル量はゲージでしっかり確認しているので大丈夫と思いますが、
間違えて書いてしまったようです。
ご指摘ありがとうございます。
Posted by 二代目 仲松
at 2013年10月04日 18:04
