2010年05月31日
足回りのガタ マツダAZワゴン 整備情報81
こんにちは~
今回はマツダAZワゴンの足回りのガタの修理事例を紹介します。

H13年5月 型式TA-MD12S F6Aエンジン 走行距離96,500km
走行時に右前下回りあたりから『コトコト』と異音が発生しているということで調べてみると

上は、右前のタイヤを外した画像ですが、黄色の→方向に遊び(ガタ)が・・・
普通はこの方向に遊びはありません

遊びがあった箇所は枠内の部品でタイロッドといいます。

上は、エンジン付近下から見た画像です。ハンドル操作の構成部品の一つでステアリングギヤボックスからの動力をハブナックルに伝える棒です。
ステアリングギヤボックスと接続する根元にガタが出ていました。

上の画像、タイロッドの端という意味でタイロッドエンドと言いますが、まずこれを外します。

タイロッドエンドとステアリングブーツ(ラックブーツ)を外した画像です。
赤い→の箇所がステアリングギヤボックスとの接続部分です。
この部分を左に回してステアリングギヤボックスから取り外します。

下から見た画像です。
ハンドルを左右に操作するとパワステポンプが働いてハンドル操作を軽くし、ステアリングギヤボックスが左右の→方向に動きタイヤが左右に動くと言う仕組みです。

取り外したラックエンドです。
右がタイロッドエンド側、左がギヤボックス側です。
矢印の部分が六角になっていて、そこを回すことによりサイドスリップ(タイヤの内外への向き)を調整できます。
さて、ラックエンドの根元のガタですが、

根元のジョイント部分です。
ボールジョイントと同じように接続部分がボール状になっています。

その箇所が、→方向にガタがありました。
(普通はこの方向にガタはありません
)
過走行や、路面状態が悪い道路の走行などの影響で徐々にジョイント部分が削れて遊びが発生してきます。
ハンドル操作に悪影響が出るので、車検時にはリフトアップして遊びがないかチェックが必要です。
新品のラックエンドに交換して作業終了です。
※ 同じく足回りの部品、ボールジョイントのガタの記事はコチラ




























沖縄県与那原町で
創業40年になる自動車修理工場
仲松自動車修理工場

営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日・祝祭日
車検・一般整備・板金塗装など車の事なら
なんでも御相談下さい

『愛車の傷・凹み、いくらになるのか不安・・でもお店に行くと断りづらい・・』 とお悩みの方必見!
携帯から写真を送っていただくだけでお見積りいたします!
弊社のメールアドレスに損傷箇所の画像をお送り下さい
メールアドレス>>naka.267@woody.ocn.ne.jp

←こちらのQRコードで、仲松自動車修理工場の電話番号・メールアドレスを携帯にご登録いただくこともできます。
代車・お見積り無料です!!
お気軽にご来店ください。お待ちしております
(担当:仲松良一)
地図はこちら
〒901-1301
与那原町字板良敷1365番地
仲松自動車修理工場
TEL 098-946-2185





























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上は、右前のタイヤを外した画像ですが、黄色の→方向に遊び(ガタ)が・・・

普通はこの方向に遊びはありません

遊びがあった箇所は枠内の部品でタイロッドといいます。
上は、エンジン付近下から見た画像です。ハンドル操作の構成部品の一つでステアリングギヤボックスからの動力をハブナックルに伝える棒です。
ステアリングギヤボックスと接続する根元にガタが出ていました。

上の画像、タイロッドの端という意味でタイロッドエンドと言いますが、まずこれを外します。
タイロッドエンドとステアリングブーツ(ラックブーツ)を外した画像です。
赤い→の箇所がステアリングギヤボックスとの接続部分です。
この部分を左に回してステアリングギヤボックスから取り外します。

下から見た画像です。

ハンドルを左右に操作するとパワステポンプが働いてハンドル操作を軽くし、ステアリングギヤボックスが左右の→方向に動きタイヤが左右に動くと言う仕組みです。
取り外したラックエンドです。
右がタイロッドエンド側、左がギヤボックス側です。
矢印の部分が六角になっていて、そこを回すことによりサイドスリップ(タイヤの内外への向き)を調整できます。
さて、ラックエンドの根元のガタですが、
根元のジョイント部分です。
ボールジョイントと同じように接続部分がボール状になっています。
その箇所が、→方向にガタがありました。


過走行や、路面状態が悪い道路の走行などの影響で徐々にジョイント部分が削れて遊びが発生してきます。

ハンドル操作に悪影響が出るので、車検時にはリフトアップして遊びがないかチェックが必要です。

新品のラックエンドに交換して作業終了です。

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Posted by 仲松自動車 at 13:04
│【サスペンション・足回り】